2017/10/12

Affinity Photo や Photoshop CC 2017 で写真のかすみを除去する

旅先で写真を撮るときは、いつもクリアに晴れ上がった絶好の天気とは限りません。また、遠くの景色はどうしてもかすんで見えます。人間の目は頭の中で補正しているから綺麗に見えていても、写真に撮ってみるとくすんでいてガッカリすることも多いです。

最新版の PhotoshopAffinity Photo を使うと、これらの “かすみ” を除去することができます。画像処理なので、除去というより軽減ですけど。たとえば、次の写真では奥の滝がかすんで見えています。実際に見た時は滝がくっきり見えていた・・・と思っていたのですが、写真は正直です。

Taki Original 
これを Photoshop CC 2017 のフィルター「Camera Raw Filter」の「fx」でかすみの除去を行うと、次のように奥の滝がくっきりします。Photoshop のかすみ除去では、画面全体が処理されているようで、色合いが若干変わってしまいます。「基本補正」を合わせて使うと、色かぶりを修正することができます。Photoshop は細かい補正が色々とできるので、まさにプロ仕様ですね。

Taki Photoshop

Affinity Photo にも同様な「かすみ除去」機能があります。設定する項目は「距離」「強度」そして「露出」のみで、結果を見比べながら調整できるので便利です。(次の写真)

Taki Affinity

色合いはほとんど変わっていませんが、なんとなく全体的にのっぺりして奥行き感がなくなったような感じがします。Affinity Photo だと、前面(色がくっきりしている部分、通常は写真の下部分)に補正をかけずに  奥の方(通常は写真の上部分)にだけかすみ除去効果をかけているようです。「距離」を変更すると、写真の下側から上側に向かって効果が現れている様子を見ることができます。この滝の写真では両側に木々がありますので、その部分はほとんど変化せずに、真ん中の滝の部分だけがくっきりしています。

効果はどちらも大きく変わりませんが、使いやすさと Apple 純正の写真アプリの機能拡張として呼び出して使える便利さから Affinity Photo の方がお薦めです。写真アプリの中で処理されるので、いつでもオリジナルに戻すこともできます。

効果は同じようでも修正アルゴリズムは全く違うのでしょう。Photoshop の方だと次のような使い方もできます。写真全体がくっきりするので、色鮮やかな料理などはより美味しく見えますね。Affinity Photo だとこうはなりません。

Food Original Food Photoshop

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2017/10/11

Macの動画プレイヤーは何が良いか

Apple Icon Video 
Macには QuickTime という素晴らしい純正プレイヤーがあります。ただ、Appleのポリシーに沿わないフォーマットは再生できない・・という難点もあるわけです。たとえば、Windows標準の .wmv ファイルは持っての他ということです。(笑)

動画形式には色々とありますが、代表的なのは Mac なら .mov、Windows なら .wmv、DVDやBluRayで採用されている .ts /.m2ts、汎用性がある .mp4 などです。動画形式と言っているのは、これらのファイルは実はコンテナのようになっていて、コーデックされた映像と音声が含まれています。コーデックの方式には、映像なら H.264 や MPEG-4、WMV9、Xvid などがあり、音声コーデックには AAC, MP3, LPCM, WMA などがあります。macOS High Sierra からは、圧縮率に優れた H.265 コーデックがデフォルト対応になりました。

QuickTime さえあれば動画再生で困ることは普通ありません。けれど、上記の動画形式のうち .wmv や .ts/.m2ts ファイルには対応していません。したがって、これらを再生したいときはサードパーティー製アプリを使うしかありません。汎用性があって代表的なのは VLC Player です。対応フォーマットが多く、iPhone/iPad や Apple TV 用もあるので必須アプリの一つです。しかも無料です。

もう一つ良さそうなのは Elmedia Video Player です。こちらも VLC Player 同様に多くのフォーマットに対応しています。最新バージョンの 6.8 では、AirPlay にも対応して Apple TV に直接出力できるようになっています。ですが、残念なことに有料版のみ、しかも、無料版で Apple TV 4K に出力して少し試した限りでは 1080p でしか再生されませんでした。(1分間のみ試すことができて、その後、有料版の購入を促されます)

Player_Comparison.jpg

.ts や .m2ts ファイルは DVD や BluRay をリッピングしたときに必ず出てくる動画形式なので、これらが再生できないとちょっと困ります。そんな時に役立つのが VLC Player だったり Elmedia Video Player なのです。Appleは、以前から DVD/BluRay ディスクのビデオは無視して、動画はネットワーク経由の配信しか考えてなかったから当然と言えば当然でしょう。(当時はディスクの全盛期、ネット経由の動画・音楽配信が主流になっていくはずだと考えた Apple は・・というか、Jobs は凄いです。10年以上経ったいま、時代はまさにそう進んできています)

.ts/.m2ts ファイルを .mp4 に変換して QuickTime で見る手もあります。面倒で時間はかかりますが、QuickTime の優れた機能を使えるようになります。これも定番アプリがあって、 HandBrake です。最新版はバージョン 1.0.7 です。様々な設定ができるので一見面倒ですが、一度設定を決めてしまえば楽です。特に、1080i で撮られたビデオやTV 録画をリッピングファイルの場合は「デインターレース」の設定は必須です。

結論として、QuickTimeは Apple純正だけあって最強です。再生できないフォーマットのときだけ VLC を使うのが現実的でしょう。頻繁に見るファイルなら、時間があるときに mp4 に変換しておくのも手です。


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2017/10/10

iPhone 8 のカメラは、iPhone 7 からどれだけ進化しているか

iPhone 7 Plus ユーザーとしてはあまり見たくない記事ですが、iPhone 7 と iPhone 8 との比較記事は色々と出ています。AppleInsiderも iPhone 8 Plus と 7 Plus で撮った写真の “質” を比較していました。1年も新しい製品なので、カメラセンサーの性能が良くなってるのは当然ですけどね。



こちらの比較記事の方が動画含めて色々と試しているのでわかりやすいです。


カメラセンサーの解像度や f値はどちらも同じです。ですが、ダイナミックレンジは iPhone 8 の方が優れているようです。また、iPhone 8 で撮った方がクリアに見えます。おそらくエッジの処理が違うのでしょう。嫌味にならない程度にシャープネスがかかっているように思えました。また、色表現も iPhone 8 の方が綺麗です。“綺麗” は必ずしも “高品位” を意味しません。見た目が綺麗ということなので、印象色に近い色作りなのではないでしょうか。典型的な例だと思ったのは次の画像。

比較1

明らかに右側 iPhone 8 Plus の写真の方が綺麗です。が、ほんとにこの人の肌ってこんなにピンク色で綺麗なんだろうか・・って思ってしまいます。 Photoshop でトーンカーブを少しS字型にして明るくして、カラーバランスを整えると同じような画像を作ることができます。カメラセンサーの性能が良くなっているのは間違いないですが、画像処理というか、センサー制御の改良によるところが大きいのかもしれません。

静止画で決定的な違いはフラッシュ撮影です。これはもう、iPhone 7 Plus ではかないません。スローシンク・フラッシュにより背景もそれなりにしっかり写って、要は見た目に近い感じの写真を撮ることができます。

比較2

 動画では、iPhone 8 なら 4K 60p で撮影できます。 30p だと、どうしても少しガクガクした映像になるので、60p で記録できるのは大きいです。デジカメでも 4K 60p 対応はほとんどないので、どうしても綺麗な動画を撮りたいなら iPhone 8 はアリだと思います。

iPhone 8 のカメラ性能はかなり向上してきましたが、それでもまだ、写真を撮るならデジカメにかなわないでしょう。解像度の問題もありますが、一番は焦点距離の短さ。これはどうしようもありません。と、今は思ってますが、そのうち、また、Apple流音作りに慣れてしまったように、iPhone 写真の多少べっとりした画質を綺麗と思うようになるのかなぁ。。。便利さにはかないません。



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2017/10/07

iOS 11.1 で使えるようになる新しい絵文字 Emoji

DSCF5845.jpg 
絵文字はもう完全にグローバル化しましたね。ガラパゴスと言われた日本の携帯で始まった絵文字。今のように綺麗な絵でなかった時代から、日本では (^_^) こう言うのが使われてました。パッとみただけで表情がわかる優れた表現方法だと思います。英語圏だと :D とか、:) でハッピーを表すのですが、それに比べると日本の絵文字は表現力がすごいです。日本語入力では単語登録できるので、複雑な文字の組み合わせでも簡単に入力することができました。英語だとそうはいかないので、上のように簡易的な表現になったのでしょう。
嬉しい時は :) 悲しい時は :( ウインクは ;) びっくりした時は =) なんです。初めてみただけでは何のことなのか意味がわかりません。

新しい絵文字 Emoji は、iOS 11.1 から使えるようになります。文字の国際規格である Unicode 10 に含まれます。規格なので機種依存性は基本的にありません。もちろん、デザインは各機種で多少は違うでしょうが意味が同じなので同様な絵になるはずです。
new-emoji-for-ios-11-1.gif 今週中に配布が始まる iOS 11.1 のデベロッパー向けプレビューに搭載されるようで、今月末頃までには iOS 11.1 が正式版としてリリースされる予定だとのことです。もちろん、Mac でも使えるようになります。おそらく、watchOS 4.1 でも表示できるようになるそうです。

ガラパゴスって言葉、それが悪いかのように使われること多いけど、独自の進化を遂げるという意味では素晴らしいことだと思います。便利で優れたアイデアであれば世界中で使われるようになってもおかしくありません。Emoji もそうですが、ガラパゴス方式と言われた FeliCa も他のNFCに比べて優位性があるのでグローバル化しそうですよね。iPhone 7 では日本販売モデルだけ Type A/B & F Chip が搭載されましたが、iPhone 8 からはグローバルモデルでも採用されました。Suica 方式は今後海外でも採用されて行くのではないでしょうか。(海外の鉄道で採用されている NFC は Suica に比べると酷いです)


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2017/10/07

Mac Pixelmator が High Sierra にフル対応 - HEIFファイルを開けます

pixelmator-edit-with.jpg 

Mac の定番レタッチアプリ Pixelmator が version 3.7 にアップデートしました。一番の変更点は、 macOS High Sierra から採用された画像新フォーマット HEIF ファイルが開けるようになったことです。Adobe Photoshop などはまだ対応していません。HEIF ファイルは JPG と比較して、画質をほとんど落とさずに(ほぼ同等)、格段と高い圧縮率でファイルを保存できるためディスクスペースを節約することができます。一般化すれば、メール添付や画像ファイル転送などの時間節約、通信量の節約にもなります。

簡単な検証を行った結果はこちら。

もちろん、Mac 写真アプリの機能拡張にも対応しています。システム環境設定の「機能拡張」でチェックを入れると、写真アプリで使えるようになります。外部エディターではないので、オリジナルの写真はそのままに、写真アプリの中でエフェクトをかけた写真を表示できます。オリジナルに戻すのも簡単です。

ツールはこんな感じで、Photoshop と比べても引けをとりません。
Pixelmator_Tools S 
もちろん有料(¥3,600)ですが、複雑なプロ仕様のレタッチをしない限り、Adobe Photoshop と変わらない作業を行うことができます。写真の修復程度のレタッチなら、写真アプリの機能でできてしまいますけどね。

私はレタッチそのものはあまりしないので使う機会は少ないですが、持っていて損はないアプリだと思います。(そもそも私は、依然として Apature を使っているので、Apature のレタッチ機能だけで十分なのです。ですが、写真アプリの機能が上がってきたし、デバイス間での同期を考えると、そろそろ写真アプリに乗り換えないといけない時期かなぁと考えています)


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