【門司港散策】門司印刷さんの建屋が解体されました
[2019年5月撮影]
冒頭写真の建屋はいつ建造されたのか定かではありませんが、おそらく 1953年(昭和28年)に株式会社に組織変更した頃に建てられたのではないでしょうか。とすると、既に65年以上も前の建物になります。入口シャッターには昔の門司港を忍ばせる建物の絵が描かれていて、つい先日、記事にしたばかりです。
現在の様子は次の写真です。まだ重機入って作業をしていたので、9月頃に解体が始まったのではないでしょうか。
この付近をレトロ展望台から眺めてみると、周囲は駐車場とマンションだらけです。門司印刷前に広がる駐車場には元労災病院(1989年、九州労災病院門司メディカルセンターとして浜町に移転)と簡易裁判所、検察庁がありました。
最近は門司港に行くたびに古い建物がポツポツと無くなっていく様子を目にします。門司港がまだ栄えてた1950〜1960年代(昭和30年代頃)までに建造された建物は、既に築年数60〜70年になるので解体されてしまうのは当然のことかもしれません。新たにビルが建つならまだしも、駐車場に化していくなら何とも残念な気持ちになります。
同じく、8月に記事にしたばかりの錦町・川端通りにあった元あずま湯さんの建物も解体されて更地になっていました。これは別記事に書く予定です。
門司印刷さんは廃業したのでしょうか。ネットで会社の廃業・倒産情報を検索してみましたが見当たりませんでした。門司印刷さんの Web は今年の6月頃にも更新されていて門司港の情報を発信しているので、今後も事業継続されていかれることを祈っています。
★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
関連したランキングページに移動します。


★ ご協力有り難うございます。
- 関連記事
-
- 【門司港散策】門司港レトロは夜に輝く、これを見ずに帰るのはもったいない (2020/11/06)
- 【門司港散策】有楽街 - 門司港に生まれ門司港で刺殺された伝説のヤクザの大親分・大長健一ゆかりの場所 (2020/10/28)
- 【門司港散策】浜町アート通りのシャッター絵画街も解体が進む (2020/10/16)
- 【門司港散策】門司印刷さんの建屋が解体されました (2020/10/08)
- 【門司港散策】はじめて清滝界隈を訪れてから約10年あまり - 消えていく風景 - (2020/08/12)
- 【門司港散策】シャッターに描かれた懐かしい絵を見ながら・・・ (2020/07/16)
- 【門司港散策】清滝の路地を歩く(2) (2019/10/29)
- 【門司港散策】大正時代創業のカステラの三玉家、門司銘菓・与次兵衛 (2019/10/28)
- 【門司港散策】清滝にある清年神社 (2019/10/03)
- 【門司港散策】鉄オタ必見!「めかり饅頭」で有名な老舗菓子店「柳月堂」 (2019/09/28)
- 門司港は「海賊とよばれた男」のモデル・出光興産創業者 出光佐三 ゆかりの地(2) (2019/08/06)
- 門司港は「海賊とよばれた男」のモデル・出光興産創業者 出光佐三 ゆかりの地(1) (2019/08/02)
- 【門司港散策】門司電気通信レトロ館(旧 逓信省門司郵便局電話課庁舎) (2019/07/29)
- 【門司散策】日本一の河童像がある不思議な神社 皇産霊(みむすび)神社 (2019/07/28)
- 【門司港散策】門司港は既に 超・超・超高齢社会 - ちょっと真面目な話 - (2019/06/27)
コメント
承認待ちコメント
2020-10-12 19:37 編集
承認待ちコメント
2020-10-14 22:10 編集