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2020/01/09

ワット・テワラット クンチョン Wat Thewarat Kunchorn, Bangkok ゴールデンチーク博物館がある第三級王室寺院

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左側が本堂 Ubosot で、右に見えるのが仏堂 Mondop

よほどタイ寺院好きでもない限り観光客がわざわざ訪れることは無い寺院の一つでしょう。カオサン通りの北側、チャオプラヤーエクスプレスボートの Thewet Pier で下船すると左手に見えます。が、運河で隔てられている上に入口は反対側にあるので、小さな橋を渡って入口までは少々距離があります。目の前に見えているのに入れないのです。メジャーな寺院では無いし、さほど期待もせずに行ったのですが、良い意味で完全に期待を裏切られてしまいました。

ワット・テワラット クンチョン Wat Thewarat Kunchorn Worawihan は、アユタヤ王朝期に建立された古い寺院とされていますが、境内にあった寺院の説明では元々の僧院の由来は1307年に遡るとのことです。1307年というと、アユタヤ王朝(1351 - 1767)が誕生する前になります。

ラーマ1世の時代に再建され、当時はワット・サモークレン Wat Samo Khraeng と呼ばれていました。ラーマ2世の王子 Kunchorn王子が完成させたため、王子に敬意を表して現在の名前になりました。そして、ラーマ4世の時代に第三級王室寺院に指定されました。

入口を入ると目の前にあるのが Triple Gem Hall で、奥に本堂 Ubosot の大きな屋根が見えます。

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まず向かったのは仏堂モンドップ Mondop。内部には仏像が安置されているだけで無く、様々な古い仏像も展示されていて博物館のような感じがします。嬉しいことに、多くの説明書きには英語の表記もあり助かりました。タイ語オンリーの寺院が多い中、中心部から離れ観光客もほとんど訪れないような寺院で英語表記があるのには驚きました。また、寺院建築のほぼ全てがオープンになっているのも訪れる者にとって有り難い限りです。

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本堂側から見たモンドップ全景

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モンドップ内部

本堂のある場所は低い塀で囲まれていて5箇所に門が設けられています(上写真)。その塀の中には、中心に本堂 Ubosot があり北側に礼拝堂 Viharn、東西にパビリオンがあります。通常、本堂は東向きなのですが、この寺院では入口は南側にあります。

境内の詳細な案内板がありました。石造りの立派な案内板はラーマ3世を祀る第一級王室寺院 ワット・ラチャオラサラームでも見かけたことがあります。もちろん英語でも表記されているのでわかりやすいです。

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境内はさほど広くないので、建物全体を写真に収めるのに苦労しました。壁脇にへばりつくようにして撮った本堂と仏塔の写真がこちらです。

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本堂の形はワット・プラケオのそれに似せているとの説明を何度か目にしましたが、私にはとても似ているとは思えず、タイ寺院の一般的な形のようにしか思えませんでした。内部にはご本尊が祀られており、ラーマ9世により Phra Buddha Thewaratpatimakorn と名付けられています。

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本堂 Ubosot に比べて大きく立派な礼拝堂/仏堂 Vihara を持つ寺院が多いのですが、この寺院の礼拝堂はかなり小ぶりです。本堂の北側に作られています。入口は西側なので方位は関係ないということでしょうか。

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やや簡素な造りの中は、赤から紫調の内装で美しく、9体の仏像が祀られています。

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本堂両側にあるパビリオンにも仏像が祀られており、私が訪れた時は僧侶による「説教」が行われていました。邪魔にならないよう正座して、カメラの合焦音とシャッター音を消して撮影しました。

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境内には寺院関連建築と敷地を隔ててゴールデンチーク博物館があります。残念ながら今回は入館できませんでしたが、内部には500年も前のチーク材の柱や数々のアンティーク家具類、そして寺院の歴史、博物館の建物、タイの仏教の歴史が展示されているとのこと。博物館の前には三頭の象に乗ったインドラの像があります。

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また、この博物館の隣にはタイの古い建築様式で建てた礼拝所 サーラー Sala もあります。

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驚いたことに、この寺院境内にはカフェがあるのです。入口近くに大学があり、また何故か警察関係者も多く居るようで、彼らが利用していました。もちろん、私もここで休憩を取ったわけで。。。境内を散策して見て回り疲れたところで丁度良いです。

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私はアイスラテを頂きました。甘ったるいコーヒーなのかと警戒しましたが、チョコの装飾トッピングまであって美味しかったです。

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そして、更に有り難いことに、本堂からモンドップが綺麗に見える場所に休憩所がありました。

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12月とは言え晴天続きのバンコクでは昼間はかなり暑くなります。この場所は建物の影になっていることもあり、風が心地良くて長時間椅子に座り込んで休憩しました。おかげでもう一つの目的地には行くことができませんでした 😅

市街地中心部の寺院巡りに飽きたなら、是非ともお薦めしたい寺院の一つです。




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コメント

非公開コメント

No title

こんばんは。
ランキングから来ました。
マニアックな寺院なのですね。
でも、とても立派ですね。
教えていただき、ありがとうございました。