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2019/04/17

【門司港散策】世界平和パゴダ - 日本で唯一のミャンマー式寺院 -

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和布刈公園の駐車場から少し下ったところに「世界平和パゴダ」はあります。公式ウェブサイトには次のように書かれています。

北九州市門司港の和布刈公園山頂にそびえ立つ世界平和パゴダは、日本とミャンマー(旧ビルマ)の親善と仏教交流、世界平和の祈念及び第二次世界大戦時に門司港より出兵した戦没者の慰霊を目的として、1958年、国内唯一の本格的ミャンマー式寺院として建立されました。

長年、「ミャンマー日本文化交流協会」が運営を支えてきましたが、当初は2,000人を越す協会員が居たのが20人程度にまで減ってしまいました。また参拝客も減少して、資金不足のために2011年(平成23年)には休館を余儀なくされたのです。「慰霊と友好の灯火を消してはならない」とのミャンマー仏教界の意向もあって、2012年には再びミャンマーから僧侶を招いて再開されました。現在は地元有志らにより「世界平和パゴダ奉賛会」が立ち上げられ、会員の募集と運営資金などの寄付を募っています。

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パゴダ入口正面から左手の道を下ると「戒律堂」とその奥に「僧院」があります。前回、再開直後の2012年に訪問したときは「戒律堂」は閉まっていましたが、今回は中を見ることができました。内装は大変シンプルで、中央に白い仏像が祀られていました。

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パゴダ入口階段の右手には事務所兼資料室のような建物があります。ここで拝観料を払うのですが、閉まっていて誰も居ません。前回訪問時は内部に入ることができて、その時の写真がこちら。

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階段を上ると目の前にパゴダがそびえ立ちます。高さ45mもある仏塔の先端にはダイヤモンド・ピナクル(尖塔冠)をはじめ、水晶などの宝石が飾られているそうです。

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ここも前回訪問時は入口が閉ざされていましたが、今回は中を参拝することができました。

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入口から入って正面に釈迦坐像が安置されています。タイで見てきた様々な仏像と比べると、仏像を取り囲む装飾や仏像の顔立ちなど、タイのものとは明らかに異なる印象でした。

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入口正面上には孔雀が羽を広げた姿でしょうか、美しいステンドグラスがはめられています。

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仏塔の直ぐ横には鐘楼、そして裏手には涅槃像が祀られています。

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子供の頃、当たり前のように見上げてきたパゴダ。それが日本で唯一のビルマ(ミャンマー)寺院だと知ったときは驚いたものです。甲宗八幡神社の鳥居の直ぐ脇には現在も営業中の石材屋さんがあり、カッパの石蔵は昔からあって記憶に残っています。その脇道から山の方に入ってパゴダに向かったものです。前回訪問時、記憶をたどって山道を登ってみましたが、途中から道なき道になっていて猪に遭遇するのは嫌だったので諦めました 😅。道が通じていれば、パゴダの僧院前に出るはずです。

石炭積み出し港として栄え、明治後期、大正、昭和初期まで交通の要所として繁栄を遂げた門司港。第二次世界大戦の時は、門司港から200万人もの将兵が南方に出征していきました。その半数は生きて日本の地を踏むことはできなかったのだそうです。激戦地ビルマにも多くの将兵が出兵していきました。そんな戦没者の慰霊のため、世界平和パゴダは今後も長く門司港の街を見下ろし見守っていてもらいたいものです。

「世界平和パゴダ」は、文化庁が認定する日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」の構成文化財に選定されています。


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