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2019/03/02

スコータイ歴史公園(15)ワット・シーサワイー Wat Si Sawai, Sukhothai

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ワット・シーサワイーはスコータイの中でも最も古い寺院の一つです。12世紀後半から13世紀初頭にかけて、バラモン教寺院として建立されました。寺院は二重の壁と堀で囲まれており、バラモン教の三位一体を表す三つのプラーンが特徴的です。このことは、この地にクメール文明が栄えていたことの証拠でもあります。バラモン教が衰退して仏教に置き換わると、この寺院は仏教寺院として建て直されました。プラーンの下部はバラモン様式で、上部は後に改装されたと考えられています。

「シーサワイー」はクメール語とパーリー語から名付けられたと考えられており、意味するところは「マンゴーの森」。ラムカムヘン大王碑文には、この辺りにマンゴーが生い茂っていたと記載されているので「マンゴーの森」という解釈と一致します。一方で、ダムロン王子(Prince Damrong Rajanubhab: ラーマV世の異母弟)は、Si Sawai ではなくて、シヴァの栄光を意味する「Si Sawaya」であることを提案しています。現地の案内板でも表記が異なっており、 Wat Sri Sawai 表記と Wat Si Sawaya 表記がありました。(Si と Sri はクメール語で同音)

現地案内板にあったワット・シーサワイーの復元図。(Sri Sawaya 表記)

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多くの仏教寺院は東側を向いているのに対して、この寺院は南側を向いています。入口は南側で、ラテライト製の立派な大きな門があります。

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門をくぐると直ぐに大きな礼拝堂 Vihan があり、内側の柵を越えてプラーンまで続きます。復元図によるとプラーンの周りは回廊になっていたようです。柵の内側の礼拝堂から見たプラーンがこちら。

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礼拝堂には壁があったので、当時はこのように見えてなかったはずです。礼拝堂奥には大きな台座があり、ここには仏像が安置されていたのだと思います。回廊側からプラーンを上部を見ると、仏教寺院とは思えないような様々な彫刻がありました。

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ワット・マハタートを見学してからワット・シーサワイーに向かうのが一般的なルートで、寺院の3つのプラーンは北側からも綺麗に見ることができます。

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Google Map の衛星写真で見ると微妙に東西南北から傾いていますが、寺院はほぼ正方形の形をしています。

Wat Si Sawai Satellite2


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