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2019/01/28

スコータイ歴史公園(4)ワット・マハタート Wat Mahathat / Wat mahadhatu, Sukhothai

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ワット・マハタート Wat Mahathat は、スコータイ王朝を代表する最も重要で有名な遺跡です。城壁内(旧市街)のほぼ中央に位置し、かつての王宮の前に建立されました。広い境内に所狭しと建てられた仏塔は壮観です。

公園入口からは、ラムカムヘン大王の銅像がある通りを真っ直ぐ南下したところにあります。手前には City Pillar Shrineが、そして目の前にはかつての王宮跡と言われる Noen Prasat があります。寺院に入る道を進むと、まず目に飛び込むのは右手の大きな仏塔。スコータイ王朝時代の特徴である蓮のつぼみ型をした立派な仏塔です。正面、そして左手にも数多くの仏塔や仏像を見ることができます。

衛星写真を見ると多数の建造物が整然と並んで建てられているのがわかります。現地にあった説明文によると、仏塔の数は200にも及び、礼拝堂の数は10箇所、モンドップは8箇所、そして北側に本堂があります。スコータイ王朝が誕生(1238年)してからアユタヤ王国に併合(1583年)されるまででも350年近く栄えた町なので、その間に仏塔など多くの建造物が建てられて寺院は大きく発展していったのでしょう。

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YouTubeで公開されていた Wat Maha That の空撮映像から落とした写真

メインの仏塔に目をやると、8塔の仏塔で囲まれています。四隅の仏塔はハリプンチャイ-ランナー様式で、その間にある仏塔は少しトウモロコシ型をしておりクメール朝の様式を残しています。地上から撮った写真では良くわかりませんが、空撮写真ならそれらがはっきりとわかります。

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メイン仏塔を挟むように両側には Phra Attharot と呼ばれる高さ9mの立仏像が置かれています。仏塔の周りは漆喰でできた弟子達の168体も像が取り囲んでおり、その上には少し大きめの仏像があります。仏塔は色々と見てきましたが、ここまで豪華に装飾されているのは初めてです。

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ワット・マハータートの本堂はメイン仏塔の北側、少し離れた場所にあります。上の空撮写真では立仏像の右側に見えている遺跡がそうです。8個の結界石が置かれているのが写真でも見て取れます。

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本堂の中には綺麗な形で大きな仏像が残っています。そして、その後ろには池を挟んで仏塔も見えます。衛星写真で見ると、本堂の向きは他の建物と少しずれていて、隣に見える City Pillar Shrine と並行になっています。建立された時期が他と異なるのか、ちょっと不思議な感じはします。

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メイン仏塔前の一番大きな礼拝堂の入口には大きな仏像が祀られていますが、実は、礼拝堂奥にはもう一つ大きなブロンズ製の仏像が祀られていました。空撮写真では台座と思われるものが映っています。その仏像は現王朝ラーマ I世の時代にバンコクに移され、現在はワット・スタット Wat Suthat Thepwararam に祀られています。ラーマ IV世はその仏像を Phra Si Sakkayamuni と名付けました。

※ 1801年、ラーマ I世は仏教保護を目的のため、全国の荒廃した寺院から主要な仏像をバンコクに集めるように命じました。価値があると考えられた仏像はワット・ポー Wat Pho に集めて、それ以外の漆喰でできた仏像はチャオプラヤ川添い現在のアジアティックの付近にあったワット・プラヤクライ Wat Phraya Krai に納めました(現在は廃寺)。ゴールデン仏陀で名高いワット・トライミットの黄金仏は表面が漆喰で覆われていたため価値が低いと思われ、そこに眠っていました。

私はワット・マハータートの中を約1時間かけて回りましたが、まだまだ全部を見学できたとは思っていません。もっと詳細に見学したいし週末の夜にはライトアップもされているようなので、また機会をみつけてスコータイを訪問することにしています。

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