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2019/01/22

カンペーンペット歴史公園(2) Kamphaeng Phet Historical Park, Thailand - 城壁内 -

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城壁北側に広がる寺院遺跡を見た後、タクシーで城壁内に入りました。カンペーンペットの城壁内エリアはスコータイやシーサッチャナライと比較するとかなり小ぶりです。正方形ではなく、ピン川に沿って傾いた長方形(約2.2km x 0.6km)です。ここに宮殿と主要寺院があったわけですが、見るべき寺院遺跡は二つだけ。

城壁を入って直ぐ左側は Samon と呼ばれる宮殿跡です。が、シーサッチャナライなどと同様に何も残っていませんので素通り。日本でも「落城」が敗北を意味しますが、ここでも崩落とは宮殿が破壊されることだったのでしょう。スコータイやシーサッチャナライも、そしてアユタヤの遺跡でも宮殿跡はほぼ何も残っていません。寺院遺跡が残されているのとは対照的です。宗教色の強い戦争だったら、おそらく寺院も完全に破壊されていたのでしょう。

最初に向かったのは宮殿跡の直ぐ隣にある City Pillar Shrine です。町を造る時に最初に建てられる祠で「市柱」が祀られています。その後に隣に宮殿が建てられたのでしょう。現在の City Pillar Shrine は近年復元されたもののようで、綺麗な建物のガラス戸の中に「市柱」が祀られています。大勢の人達がお参りに訪れていました。
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奥の方に進むと歴史公園の入口があります。ここでチケットを買って中に入ります。150THB払ったと思いますが、北側エリアと城壁内ではそれぞれ 100THB、共通チケットが 150THBらしい・・とあとで何かに書いてたような。。。私は北側エリアでも 100THB払ったので、合計250THBも払ってしまったのです(笑)。まぁ高い金額では無いのでいいでしょう。ちなみに、タイ語で書かれたチケットには90THBと書かれていて、タイ人の場合は少し安い。

遊歩道のようにレンガ作りの通路があるので、それに従った歩いて行きます。直ぐに見えるのがワット・プラケオ Wat Phra Kaeo です。バンコクやチェンライにある寺院と同名で、エメラルド仏がチェンライで発見される前にこの寺院に祀られていたとされる寺院です。堂々とワット・プラケオと名乗ってるので確固たる証拠はあるのでしょうが、エメラルド仏がチェンライで発見される前の所在については諸説あるようです。

ワット・プラケオは一時期に建立されたものではなく、スコータイ王朝時代からアユタヤ王朝時代にかけて増築されたと考えられています。最も古い遺跡は寺院の西側部分、City Pillar Shrine から入って最初に見える場所です。まるで別の寺院であるかのようにラテライト製の石壁で囲まれています。象が周りを固めた大きな仏塔跡や足だけ残った立仏像の跡があります。
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エメラルド仏が祀られていたとされるのは、大仏塔前の礼拝堂です。ここの大仏塔の周りは、後で知ったのですが、象では無くて獅子の像が飾られています。そう言えば、City Pillar Shrine 側から入るときに獅子の像が飾られていました。

この寺院遺跡で最も有名なのが本堂に祀られていたという二体の坐仏像と涅槃仏です(Top写真)。カンペーンペットと言えばこの場所の写真が出てくるので、遺跡に興味がある人なら見たことある方は多いのでは無いでしょうか。
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ワット・プラケオについては書き足りないことも多々あるので、後日まとめることにします。
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東側から見たワット・プラケオ。礼拝堂の基壇と奥に大仏塔が見えます。

続いて向かったのは、ワット・プラケオと並ぶように直ぐ隣にあるワット・プラタート Wat Phra That です。この寺院の建物の配置はスコータイ様式とアユタヤ様式が入り交じったものだそうです。詳しくは知りませんが、大仏塔の周りに回廊を造るのはアユタヤ王朝時代によく見られた様式です。大きな仏塔の前に本堂があり、その横に従属する仏塔が2塔あります。
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仏塔の周りに二重になった多くの柱跡が見られ、回廊があったと考えられています。

城壁内中央部にはカンペーンペット国立博物館があります。私が行ったとき(確か、水曜日)は残念ながら休館日で中を見ることはできませんでした。また、シバ神を祀る祠 Siva Shrine もあります。

City Pillar Shrine からワット・プラケオとワット・プラタートを通って公園出口までは約600m。寺院境内はさほど広くないのでゆっくり歩いて回っても1時間程度だったと思います。


カンペーンペット歴史公園の高解像度写真は Flickr で公開しています。


カンペーンペット歴史公園のパンフレット
TMH_Map of Kamphaeng005

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