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2018/06/25

タイの政府観光庁が作成した「ウォーキング・バンコク~バンコク15の今昔お散歩ルートマップ」2018

Walking-Bangkok-350x505.jpg

タイ国政府観光庁日本事務所 は、タイの様々な情報を日本語で発信しています。観光地案内だけでなくニュース記事も頻繁に更新されているので、私も定期的に WEB を見ています。2018/04/19 の記事に『ウォーキング・バンコク~バンコク15の今昔お散歩ルートマップ』と言うのがあり、バンコクの徒歩ツアールートマップが公開されていました。なかなかの大作で読み応えもある内容なので、バンコク観光のお供に良いのかな・・と思ったりしています。

この冊子(PDFで)は67ページもあり、バンコクの15エリアを選んで徒歩ツアーを紹介しています。タイランドハイパーリンクスさんの記事を紹介すると、「おすすめルートに写真スポット、グルメ情報などを、可愛いイラストと写真満載でわかりやすくご紹介しています。王道観光名所から路地裏名店まで!タイをよく知っている人でさえ新しい発見がある、まさに『こんなタイ知らなかった』なお散歩ルートマップです。」とのこと。

タイをよく知っている人でさえ新しい発見がある」という言葉は、タイ好きな人にはググッとくるのではないでしょうか。私もその一人として、最初のページからツラツラ眺めてみました。

確かに、私が知らない場所や名所の記事も数多く掲載されていました。そこでフト思ったこと。このガイド本は誰を対象に作ってるのかなぁ。どのような読み手を想定して作ったのだろうかということ。バンコク最大の観光名所である王宮周辺はあえて外されているので、バンコク初心者向けの観光ガイドでないことだけは確かです。何回かバンコクを訪問して、そろそろ新しい発見が欲しいなぁと思い始めた人が対象じゃないかと思ったりしています。その割には、全編を通して「カタカナ」で初心者向け表記に徹していることは腑に落ちません。カタカナ表記って、現地に行くと全く役に立たないんですよね。

取り上げられた15エリアは次の通り。
01. ヤワラート地区(2.1km)
02. ナンルン・クローンパドゥン地区(2.7km)
03. トンブリー地区   タイ仏教寺院、キリスト教会、モスク、中国廟~クローンサーン(5.5km)
04. バンランプ-、ワンナー、ターティアン(3.7km)
05. 大ブランコ、ディンソー通り、チャオポースア廟、ラッタナコーシン島の中心部(3.7km)
06. サムセーン~テーウェート(2.4km)
07. バーンラック~シーロム(4.7km)
08. ボーベー市場~ラチャプラソン交差点(4.7km)
09. バンランプ-の寺町巡り(4.9km)
10. バンコク旧市街の城壁周辺を巡る(2.4km)
11. ワンラン地区を散策(5.1km)
12. ヤワラートでアートの街を攻略(3.3km)
13. クローンサーン、ターディンデーン地区を歩く(4.6km)
14. バーンモー、サムペン、かつての流行発信地を歩く(3.0km)
15. タラートプルー~ジョームトーン(4.3km + 4.1km)

これを見て場所が大体想像つく人はかなりのバンコク通かバンコク在住者くらいでしょう。私もバンコク訪問回数十回で色々なところを散策しましたが、1/3はどの辺りなのか想像すらつきません。巻頭には全体のマップがあって、これを見るとなんとなく想像がつくというか、どの場所も少なくとも1回以上は行ったことがあります。

Bangkok Map All

全編を通してこのような手描き風地図にイラストを使って場所が記されています。一見わかりやすそうですよね。でも、それが落とし穴なんです(笑)。穴場的な店やマイナーな場所も紹介されているのですが、手書き地図が正確で無いため、この地図だけでは辿り着けない場所がかなりありそうなのです。

最初のページはヤワラート地区(中華街)です。試しに、掲載地図を元にして Google Map に場所を落とし込んでみました。他はぼちぼち気が向いたら Google MyMap にして公開します(笑)。

Yaowarat_Area.jpg

 ワット・トライミットやワット・マンコン・カマラワートなどの有名観光地は直ぐにわかりましたが、3. のイヤッセー(益生老店)珈琲店や、5番の店は探し出すのが難しく、3.のイヤッセーは明らかに場所が間違っていることもわかりました。同じエリアの Google Map に場所をプロットしてみると、上の地図に示されたイヤッセーは赤Xの所なのですが、そこには Google Street View で見ても何もありません。というか、大変怪しい場所なので迷い込むとちょっと怖い感じすらします。

Yaorawat_Google.jpg

しかもです、この紹介されているイヤッセーという珈琲屋、1927年創業の老舗っぽいのですが、Street View で見る限り観光客がたやすく入れるような場所ではありません。

イヤッセー

地元の人で賑わっていると言えばそうかもしれませんが、モトサイ兄さん達のたまり場になってる感じがして、私には入る勇気がとてもありません。(笑)

ウォーキングマップなので歩ける距離を基準にエリア選択しているのだと思います。でも、地図に記載されている目安の距離を Google Map のメジャーで測ってみると、かなり短く記載されているところが多数見られました。しかも、徒歩時間は一律 1分間で80mくらい。これ、時速にすると約5kmになり少し早足で歩いたときの時速なのです。暑いタイだと、経験的に時速2〜3km位でしか歩けません。つまり、記載されている所要時間の 1.5倍以上はかかってしまうのです。また、地図が正確でなく場所を探したりしないといけないので更に時間がかかります。

観光に必要な時間を加えると、どんなに頑張っても 1日で 2コースはきつそうな気がします。制覇するには 1週間以上みてないといけなくて、まぁ、タイ政府からしてみると何度も来てくださいと言うことでしょうか。(笑)

「写真を撮ろう」というチェックリストまで付いていて、インスタに上げくださいね・・という事でしょうが、その割にはインスタで超有名になったワット・パクナムはコースに含まれていません。

最初の疑問にもどって、どんな人達を想定してこのガイドをまとめたのかなぁ。。
そして、数ある観光地の中から、どうしてこれらの名所や店を選択したのかも疑問です。

最後にもう一つ、大変違和感のある地図を紹介します。

Siam_Aria_Map.jpg

このエリアはバンコクの中心街、サイアムスクエアやパラゴン、MBKなどがある場所なのですが、それらの場所は一切記されていません。この地図だけ見ると何だかのどかそうな場所ですよね。距離は約5km弱と記されていますが、ショッピングモールの誘惑に負けなければ・・と言うことで、普通に考えるとこのコースは丸1日かけても歩いて制覇するのはしんどいです。

色々と「???」な点はあっても、政府観光庁がこのような地図を作成して観光客誘致に力を入れているのは素晴らしいことです。最初に書いたように、読み物としてもかなりの力作なので、手に入れて観光の参考にしてはどうでしょう。間違いなく新しい発見があるはずです。

「バンコク15の今昔お散歩ルートマップ」(PDF)
https://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/Walking_BKK2018.pdf



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