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2018/06/22

バンコク名物の屋台 Street Foods は本当に無くなる?

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(2017年7月撮影 @Sukhumvit Soi 4)

バンコク都当局が「衛生面や町の美化のため、2017年内にもバンコクの路上からすべての屋台を撤去させる」と発表して激震が走ったのは昨年の4月です。それまで何度も同様のお達しがあり一時的に屋台が減ったこともありました。今度は本気なのかな・・・。私は昨年4月以降に4回ほどバンコクを訪問しましたが、確かに食品屋台の数は減ったような気はしたものの、一掃された感じはしなくて、あるべき所には以前と同様に屋台が出ていて繁盛してました。

昨年末、多くの警官が動員されてカオサン地区の屋台が一掃されたとの情報がありました。わずか1日で屋台がごっそり無くなったらしいですが、翌日には不安そうに様子を見ながら屋台を開く人々の姿が見られたそうです。屋台で生計を立てる人達にとっては死活問題ですからね。

当局は衛生面の安全性を強調しつつ、撤廃では無くて適切な場所への移動を促しているとしていますが、本当にそれだけでしょうか。タイというとどうしても官民の癒着というか大手資本の影響を疑わざるをえません。観光地の屋台が無くなれば店舗を構えるレストランなどの収益は上がるでしょうし、屋台村を作れば新たな観光地を作れる上に賃料を取ることができますから。まぁ、路上屋台の場合は場所代を支払わずに勝手に営業している訳なので、強制的に撤去されても文句は言えませんけどね。

Street-Food Capital と呼ばれるほどバンコクの屋台は世界的にも有名です。それを目当てに来る観光客も居て、タイ経済の15%を占めるとも言われています。でも、屋台は観光客の為だけにあるわけではありません。バンコク全体では約20,000店の屋台があって、顧客の 60%は月に9,000バーツ以下の収入しか無い貧困層なのだそうです。観光地の屋台では値段は高めの設定ですが、ローカルなエリアに行くと確かに安いですからね。タイではキッチンがない部屋も多く、食材は屋台で買うのが一般的で、屋台は貧困層の食生活に欠かせないのです。

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出典: Thailand Development Research Institute (TDRI), National News Bureau of Thailand

賛否両論ある中で 1年余りが経ちました。既に屋台が撤去されたラムカムヘンやスクンビットの一部エリアでは客の流れが変わって客足が減り、店舗が営業時間を短縮したり閉店も起きているそうです。我々観光客からすると、衛生面に配慮した上で今まで通りに営業してくれるのが一番良いのですけどね。次回バンコク訪問時、また屋台の状況を見てきたいと思います。

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チャイナタウンの屋台。揚げ物などが人通りが多い炎天下におかれていました(2017年6月撮影)

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カオサン通りの屋台(2017年11月撮影)


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