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2017/12/08

FileMaker Pro データベースを iCloud で同期して個人的に使う

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個人でデータベースを使うとき、デバイスをいくつか持っているとデータの同期に悩まされます。データベースファイルを Cloud に置いて同時に使用できると簡単なのですが、これはどうも素人的な考え方のようです。私ももちろん素人なので安易に考えてしまいますが、厳密にはファイルを同時に開いて作業しながら「同期」を取るというのは大変なことのようです。私が長年使っている FileMaker Pro についても、そのような使い方をする場合は FileMaker Server でファイルを開いて FileMaker Pro をクライアントとして使う以外なさそうです。まぁ、当然のことなのでしょう。。。

ですが、個人で Server を持つのは大変だし、そこまでする必要があるのか・・と思います。第一、一人で使う上では同時に同じファイルを開いて使うことはまず無いですし。

FileMaker Pro には、PC(macOS, Windows)の他に、iOS デバイス用の FileMaker Go アプリが無料で提供されています。iOS デバイス用のアプリではデータベースを作れないので、原則的には PC用の FileMaker Pro アプリを持っている人だけが使えるアプリです。

FileMaker Pro にはネットワーク共有機能があって、少人数の場合は同じネットワーク上で一つのファイルを開いて共有することができます。もちろん FileMaker Go からも共有して開くことができます。でも、これは「同じネットワーク上」にあることが条件で、しかもホストとなる PC 上の FileMaker Pro は開いておかないといけません。

個人で使う場合は、次のことが満たされれば問題はありません。私は母艦として iMac を使っていて、サブ機として旅行などのときに MacBook Pro を使っています。さらに、常時持ち歩きの iPhone とちょっとした外出時用に iPad も使っています。これらが全部使えれば問題ないわけで、同時に使うことはまずありません。

1. iMac でデータベースを作成してデータを入力する
2. 旅先では MacBook Pro でデータベースを開いてデータを入力する
3. 自宅に戻ってから、MacBookPro で作業したデータベースを iMac で開く
4. iPhone や iPad でもデータベースを開く(基本的には見るだけ)

iCloud 使えば簡単にできるんじゃないか?・・・と思うのは浅はかでした。(以前までは)
1〜3 まではなんとかなるものの、以前は iOS デバイスから iCloud 上に置いた FileMaker ファイルにアクセスできなかったのです。iOS 11 になってからは解消されましたけど。

でも、FileMaker のサポート情報を見ても、どこにも iCloud にファイルを置いて使う方法、データ同期と共有は記載されてないのです。つまり、お薦めではない、何が起こってもサポートしない・・・と言うことなのでしょう。実際、FileMaker Pro ver 13 だか 14 で iCloud 上のファイルが開けなくなった・・という書き込みも散見されます。(私は macOS High Sierra になる前まで FileMaker Pro 12 を使っていましたが、High Sierra では使えなくなり泣く泣く version 16 を購入しました。ver 12 で使える FileMaker Go も iOS 11 では動かなくなりました)

前置き長くなりましたが、ここからが本題。これまでのところ、何の問題も起きていません。というか、一応、純正の機能を使った方法なので問題が起きては困ると思っています。(笑)

macOS High Sierra では、Mac の書類フォルダ全体を iCloud に保存して、他の Mac にも同期できるのです。つまり、書類フォルダの中に FileMaker のデータファイルを保存すれば、Mac の機能としてファイルが同期されるわけです。MacBook Pro に iMac の書類フォルダを同期して保存するようにしておけば、iMac のファイルと同じファイルを開くことができ、その逆もアリなのです。これで上記 1 〜 3は解決です。

iOS デバイスからは iCloud 上のファイルを直接開くことはできませんが、書類フォルダには iOS デバイスからもアクセスできるので、そこからファイルをダウンロードして上書き保存すればコンテンツを同じにすることができます。iOS デバイス上にコピーしたファイルなので、そこで変更を加えても iCloud 書類上のファイルには保存されません。上記 4 も解決。

iOS デバイスで変更してしまっても、そのファイルが最新であるなら、自宅に戻って AirDrop で iMac に送り、iMac 上のファイルを上書き保存すればマニュアルでアップデートもできます。

データベースの同期にはこれまでほんと悩まされてきました。iCloud を使って同期できる Tap Forms 5 というアプリもありますが、FileMaker に比べると機能が限られる上、動作が安定しない。小規模なパーソナルユースのデータベースなら Tap Forms 5 でも良いかもしれませんが、データ(レコード数)が 数百以上になってくると大変扱いづらい。Tap Forms 5 にしかできない使いやすい便利な機能もあるので、目的によって使い分けるのが良いのかもしれません。

気になる点として、FileMaker Pro はレコードを変更して次のレコードに移った時にデータが保存されます。結構頻繁に保存を繰り返しているので、書類の iCloud 同期とタイミングが悪いとデータが壊れたりしないかな・・・という心配はあります。でも、Mac 上のファイルが壊れることは無いと信じています。


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コメント

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FileMakerデータベースを iCloud で同期

こんにちは。初めまして、表題の件です。『iOS デバイスで変更してしまっても、そのファイルが最新であるなら、自宅に戻って AirDrop で iMac に送り、iMac 上のファイルを上書き保存すればマニュアルでアップデートもできます。』の所を詳しく知りたいのですが。上書き保存の箇所です。宜しくお願い致します。私もFileMakerのファイルの同期には随分悩んでます。個人的に使用しているので大掛かりな事は出来ないもんですから。

Re: FileMakerデータベースを iCloud で同期

ちょっと回りくどい書き方をしてしまったのでわかりづらかったかもしれません。
FileMaker GO では、ホストのFileMakerのクライアントとしてデータベースを開くか、iPhone などにダウンロードして FileMaker GOで直接開くしかないと思います。ダウンロードしたファイルは、別のファイルになっているので、元の FileMaker DB ファイルと自動的には同期できません。マニュアルで同期作業をするしかありません。

関数を駆使して書き戻しスクリプト(マニュアル同期)を作ることもできるようですが、面倒なので、私はファイルごと書き戻しています。iPhone の FileMaker GO で iPhone上のファイルを選択して、送信先を AirDrop / iMac にします。iMac のダウンロードフォルダにファイルが送られるので、それを元の FileMaker DB ファイルに上書き保存しています。

原始的ですが、ファイルが小さいなら特に困ることはないです。個人使用だと、iMac の FileMakerと iPhone の FileMaker GO を同時に使うことはないですからね。

表題の同期の件について

自宅でiMacを使い、カバンにはMacBook Pro、iPhoneには【ファイルメーカー go】があります。

あるデータベースを更新、情報の追加をしたいのに、外出先で「一つ追加しよう」と思ったら書類全てがiPhoneならダウンロードされ、一つ追加したレコードはiPhoneの【ファイルメーカー go】にしか反映されず、自宅に戻ったら【air drop】を使うか、手入力しかないなんて、使いにくいですね。
個人使用なので【BENTO】程度のデータベースで良かったのですが、いずれは使えなくなるだろうと、FMを使い出したのですが、同期できずiPhoneは飾りでMacBook Proを使う羽目になっています。

21世紀になってしばらく経つのに面倒ですね。

Re: 表題の同期の件について

全くその通りなんですが、FileMakerとしても Cloud仕様の Version を出してるので、普通の FileMaker Pro で簡単に同期できてしまうと売れなくなるからじゃ無いでしょうか。大人の事情であり、そしてまた、FileMaker自体が個人客より法人向け商売に舵をきってるため致し方ないです。

私はPCメインなので、PC間で iCloud同期できれば十分なのです。iPhone, iPad にFileMakerデータを落とすのは情報携帯目的ですねぇ。頻繁に使うと同期が面倒ですから。スクリプト組めば自動化もできそうですが、そこまでする気はありません(笑)