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2017/11/24

HDR写真作成の定番アプリ Photomatix Pro

Photomatix Pro 

旅先で撮った写真、うちに帰って写真を見たときにがっかりすることが多々あります。良いのか悪いのか、人間の目と脳って恐ろしく優れていて、記憶に残っている光景は明るいものから暗いものまで全部の情報が含まれている。写真的に言うとダイナミックレンジが滅茶苦茶広い。一方、カメラはそうはいかなくて、明るい部分に露出を合わせると暗い部分は黒つぶれして見えない。逆もあるわけで、目で見たときは見えてて記憶には残っているのに、写真では一部の情報だけになってるから感動がない・・・のだと思います。それを解消してくれるのがHDR(High Dynamic Range)写真です。

原理は簡単で、露出の違う複数枚の写真のいいとこ取りをして合成するだけです。ですが、見栄えは全然変わってくるので、屋外で撮った写真などでは威力を発揮します。iPhone にも“なんちゃって”HDR機能があるので、意外と綺麗に撮れてたりすることがあります。ただ、経験上、元画像の方が良いこともあるので、私は元画像とHDR画像の両方を残すように設定しています。

筆者が使っているのは Photomatix Pro という老舗HDRアプリです。2009年に初めて購入して、一時期は使っていましたが、やはり面倒なのでいつのまにか使う機会が少なくなってしまいました。でも、今回の旅行では気合いを入れて、大部分の写真を3枚一組の露出ブラケット写真として撮ってきたので、ぼちぼちとまた使い始めました。現バージョンは Photomatix Pro version 6 です。以前のバージョンに比べると随分と使いやすくなってるし、簡単操作であっという間にHDR写真が出来上がります。

Pro の他に、更に簡易操作の Essentials version もあります。それぞれ ¥9,900 と ¥3,900 ですが、以前のバージョンからのアップグレードは ¥2,900 です。忘れるほど昔に購入したアプリでしたが、¥7,000もお得に最新バージョンを手に入れることができました。大変良心的な価格設定に感謝。

HDRアプリを使うと超現実的な写真・・というか、既に絵と言ってもよい画像までも作れてしまいます。HDRの設定次第で思い通りの写真を作れてしまう楽しさもあります。Version 6 では設定項目も増えて複雑そうですが、ビルトインのプリセットも沢山あるし、お気に入りのプリセットを自分で作って保存することもできます。また、カラー調整やシャープネス、ゆがみなども設定できるので、他のアプリ無しでもそのまま綺麗なHDR写真を作ることができます。もちろん、RAWデータの方が良いですが、JPGデータでも遜色ないHDR写真ができあがります。ブラケットした写真がない場合は、1枚の写真からもHDR写真ができるのは有り難いです。画質はブラケット写真に比べると劣りますが。

複数枚の写真から合成するので、撮影時のブレによる写真のズレや動きのある被写体によるゴーストが心配ですが、それらの対策もしっかりしています。

作画例です。バンコクで撮ったビル群と夕焼けの写真です。適正露出と-2EV, +2EV のブラケット写真を Photomatix Pro で合成しました。連写とは言え、車は動いているのでボケても良さそうですが、しっかり止まって見えます。写真の順番は、適正 -> アンダー -> オーバー の順で、最後がHDR合成後です。
TM_DSC01178.jpg TM_DSC01179.jpg
TM_DSC01180.jpg TM_DSC01178_79_80_HDR.jpg

Photomatix の設定次第で次のような超現実的な“画像”を作ることもできます。
TM_DSC01178_79_80_HHDR.jpg

写真を加工することに若干の抵抗はあるものの、実際に見た光景により近い写真にして楽しめることを考えると、HDR処理はもしかしたら必須なのかもしれません。


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