マハチャイ線の始発駅 バンコク・トンブリ地区にあるターミナル駅 ウォンウィエンヤイ駅
バンコクにはタイ国鉄 SRT のターミナル駅が三つあります。中央駅フアランポン駅 Hua Lamphong はそれなりに大きくて有名ですが、他の二駅は中心部から離れていることもあり行く機会はほとんどありません。ウォンウィエンヤイ Wong Wian Yai 駅はトンブリ地区にあってメークロン線マハチャイ行きのターミナルです。テレビでも取り上げられているメークロン市場に行く路線です。メークロンまでは終点のマハチャイで降りて、渡し舟に乗って対岸のバーンレムから列車に乗り換えます。マハチャイまでは約1時間、超ローカルな雰囲気たっぷりなので列車の旅もなかなか良いです。
BTS Wong Wian Yai まで行くとSRT駅までの地図があるので、それに従って高架歩道を延々と歩いて行きます。高架を降りて広い通りからは歩いて10分もかからないくらいです。歩道には駅の案内はありませんが、トゥクトゥクが停まってたりして雰囲気ですぐにわかると思います。
入口は何となく怪しい雰囲気ですが、列車が来る時間帯になると人通りも多くなるので安心して中に入っていってください。中に入ると待合室もあり、プラットフォームと線路が一本だけあります。開札は列車の発車時間が近づくと開きます。(早く行っても受け付けてくれません。往復切符もありません。)マハチャイまでは10バーツです。市内のBTSやMRTに比べると破格に安いですが、これがローカル価格なのでしょう。バスも10バーツくらいで安いですから。
待合室には時刻表が掲示されています。1日に17往復です。ちなみに、バーンレムからメークロンまでの列車は本数が少ないので、有名な折りたたみ市場を見て日帰りするにはウォンウィエンヤイを6時台に出る列車でないと難しいでしょう。行きを列車にして、帰りはバスで、と言うのが現実的かも。
マハチャイも港町で市場があるので、メークロンまで行かなくてもマハチャイ散策も楽しいです。
Wong Wian Yai とは大きなロータリーの意味です。タクシン王のモニュメントが立っているロータリーまでは歩いて直ぐなので、少し早めに出かけて見学してみるといいですよ。
※ 1905年にメークロン線ができたときにウォンウィエンヤイ駅も開業しましたが、当時は始発駅ではなくてターミナル駅はクローンサーン駅(現在のミレニアム・ヒルトンホテル付近)でした。廃線跡地はチャルーンラット通り Charoen Rat になっています。駅入り口付近をよく見ると線路が延びていたと思われる痕跡を見ることができます。
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