Affinity Photo や Photoshop CC 2017 で写真のかすみを除去する
旅先で写真を撮るときは、いつもクリアに晴れ上がった絶好の天気とは限りません。また、遠くの景色はどうしてもかすんで見えます。人間の目は頭の中で補正しているから綺麗に見えていても、写真に撮ってみるとくすんでいてガッカリすることも多いです。
★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
関連したランキングページに移動します。

★ ご協力有り難うございます。
最新版の Photoshop や Affinity Photo を使うと、これらの “かすみ” を除去することができます。画像処理なので、除去というより軽減ですけど。たとえば、次の写真では奥の滝がかすんで見えています。実際に見た時は滝がくっきり見えていた・・・と思っていたのですが、写真は正直です。
これを Photoshop CC 2017 のフィルター「Camera Raw Filter」の「fx」でかすみの除去を行うと、次のように奥の滝がくっきりします。Photoshop のかすみ除去では、画面全体が処理されているようで、色合いが若干変わってしまいます。「基本補正」を合わせて使うと、色かぶりを修正することができます。Photoshop は細かい補正が色々とできるので、まさにプロ仕様ですね。
Affinity Photo にも同様な「かすみ除去」機能があります。設定する項目は「距離」「強度」そして「露出」のみで、結果を見比べながら調整できるので便利です。(次の写真)
色合いはほとんど変わっていませんが、なんとなく全体的にのっぺりして奥行き感がなくなったような感じがします。Affinity Photo だと、前面(色がくっきりしている部分、通常は写真の下部分)に補正をかけずに 奥の方(通常は写真の上部分)にだけかすみ除去効果をかけているようです。「距離」を変更すると、写真の下側から上側に向かって効果が現れている様子を見ることができます。この滝の写真では両側に木々がありますので、その部分はほとんど変化せずに、真ん中の滝の部分だけがくっきりしています。
効果はどちらも大きく変わりませんが、使いやすさと Apple 純正の写真アプリの機能拡張として呼び出して使える便利さから Affinity Photo の方がお薦めです。写真アプリの中で処理されるので、いつでもオリジナルに戻すこともできます。
効果は同じようでも修正アルゴリズムは全く違うのでしょう。Photoshop の方だと次のような使い方もできます。写真全体がくっきりするので、色鮮やかな料理などはより美味しく見えますね。Affinity Photo だとこうはなりません。
こちらもどうぞ。
★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
関連したランキングページに移動します。


★ ご協力有り難うございます。
- 関連記事
-
- Adobe Lightroom を使って写真を印象色に補正する (2019/03/11)
- SONY α7R III を買って良かったと思うこと (2018/11/20)
- 綺麗な写真で記憶を残したい やっぱり絞り優先撮影がいい (2018/11/16)
- 久しぶりにカメラに食指が動き衝動買い やっぱり写真は解像度かな (2018/11/12)
- 春爛漫 桜が綺麗です - 桜は何色? Aurora アプリで綺麗に補正 (2018/04/02)
- HDR写真作成アプリはどっちがいいか 【その2】 Photomatix Pro 6 vs Aurora HDR 2018 (2017/12/11)
- カメラで撮った RAW データがいらない 3つの理由 (2017/12/10)
- HDR写真作成アプリはどっちがいいか Photomatix Pro 6 vs Aurora HDR 2018 (2017/12/09)
- HDR写真作成の定番アプリ Photomatix Pro (2017/11/24)
- Mac Affinity Photo を使って失敗写真をよみがえらせる (2017/10/13)
- Affinity Photo や Photoshop CC 2017 で写真のかすみを除去する (2017/10/12)
- 写真のバックアップはどうしてる? - Cloud Service 比較 (2017/08/21)
- 写真にGPS位置情報を書き込む便利アプリ Photo Meta Edit (2017/08/09)
- 写真に位置情報を貼り付ける myTracks(つづき) (2017/07/01)
- 街歩き 写真に位置情報を貼り付ける (2017/06/30)
コメント