バンコク観光で外せない Jim Thompson の家とタイ・シルク
ジム・トンプソン Jim Thompsonは、言わずと知れたタイのシルク王として有名です。彼は、1945年にバンコクに来て、しばらくはオリエンタルホテルの経営にも関わっていましたが、タイのシルクに目をつけて産業化しました。1950年には Surawong 通りに最初の店をオープンしました(現在の場所とは異なり、Surawong通りをもっと下ったところ)。1951年にはThai Silk Co. Ltd.を設立、同じ年には、ニューヨークブロードウェイのミュージカル「王様と私」のヒットにより、Jim Thompson のタイシルクは全世界に知れ渡るようになりました。そして、1967年に現在もある Surawong 通りにフラッグシップ店をオープンしました。実は、この年、店のオープンからわずか2週間後、休暇で訪れていたマレーシアで Jim Thompson は突然失踪しました。彼の失踪は謎に満ちており、現在もその後、Jim がどうなったのかはわかっていません。
Jim Thompson のタイ・シルクは、大きなショッピングセンターにある店や空港の免税店でも買うことができますが、Surawong のフラッグシップ店にはカフェも併設されており、ゆっくりと買い物ができるのでお薦めです。Rama IV と Surawong 通りの交差点からほど近い場所にあります。50年ほど前に建てられたタイ建築で趣があります。二階は、床の板が軋むほど古い良さを出しています。
ファクトリー・アウトレットもあります。BTS スクンビット・ラインの Bang Chak駅から400mほど離れた場所にあります(Sukhumvit Soi 93 添い)。かなり大きな売り場で、タイ・シルクの生地やちょっとお得なグッズなどが大量に置かれています。Surawong通りの店も良いですが、良いものを少しお手頃な値段で・・という方には、こちらもお薦めです。
Jim Thompson が生前暮らしていた家が Jim Thompson House として公開されています。BTS シーロム・ラインの終点 ナショナルスタジアムから約400mの距離です(Kasem San 2 Alley)。たしか、 Rama I 通りから無料のシャトルも出ていたように思います。今でバンコク市街で見ることのできない古いタイ建築の家です。博物館になっており、Jim Thompson が生前に収集した数々の美術品が展示されています。ここはバンコク観光の定番ですね。
裏には Saen Saep運河が通っていて、運河ボートが走っています。
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