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2017/09/26

バンコク・ファランポン駅 - あと二年で役目を終える中央駅

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ファランポン Hua Lamphong に始めて鉄道駅ができたのは 1893年のことです。サムット・プラカーン県のパクナムとバンコクを結ぶパクナム鉄道です。駅の場所は、現在のタイ国鉄駅の真正面辺りで、当時あったファランポン運河のすぐ脇です。路線は、ラマ IV 通りの拡幅のため1960年に廃止になりました。現在は全く痕跡は残っていませんが、駅横を流れるクルンカセーム運河 Krung Kasem Canal にかかるラマ IV通りの橋の上から、運河の痕跡かも・・と思わせる排水溝を見ることができます。

1985 Hua Lamphong 

上の写真は1985年に撮られたとのことで、これにはパクナム鉄道の記念碑が写っています。現在はもう無くて、一時期、チャトチャック公園近くの鉄道博物館に置かれていたらしいですが、今はどうなっているのか・・。

タイ国鉄の前身にあたるタイ官営鉄道は1897年にバンコクとアユタヤを結ぶ鉄道を開通させました。最初の駅は現在地より北に500mほど離れた場所にあったようですが、拡張工事とともに新駅舎建設を行って1916年に現在の場所に移動・開業しました。

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1916年、オープニングセレモニーの様子

駅の正式名称は「バンコク鉄道駅 Bangkok Railway Station」(タイ語ではクルンテープですが、英語表記はバンコクで統一されています)ファランポン駅と呼ばれることが多いですが、現在は既に無くなっているファランポン運河やパクナム鉄道のファランポン駅に由来すると思われます。MRTの駅名は正式にファランポン駅です。(近くにはワット・ファランポンもあります)

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駅構内の様子。
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最後の写真で窓がずらっと並んだ建物が気になりますが、実は、これは駅と同じ建築家(Mario Tamagno)がデザインした元ホテル(Ratchathani Hotel)だったようです。1927年に開業して1969年まで営業していたそうです。現在はオフィスとして使われているそうですが、少なくとも二階は見る限り使われているとは思えません。

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当初はこの辺り、Rama I 通りにほど近い場所に駅があったと思われます。

2019年にバンスー駅の直ぐ脇に新バンコク中央駅が完成予定です。中央駅としての機能移管後は、現ファランポン駅は鉄道博物館になるとのことです。楽しみではあるけれど、いつになることやら。。。(笑)

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