2011/08/21

Macライフを楽しむ便利な小物アプリ - フリーのHDRアプリを試す -

綺麗に取れた写真はそれだけでも記録、記憶として十分かもしれません。それは、被写体のダイナミックレンジ(ざっくり言って明暗の差)がカメラに記録できる程度に狭い場合のことです。実際に人間の目で見たときは、暗い部分や明るい部分が潰れて見えなくなることは通常はありません。人間の目って凄いんです。でも、フィルムでもデジカメでも、光の強さをありのままに記録してしまうため、暗い部分が潰れて見えなかったり、明るい部分はとんでしまって真っ白になってたりということが起こります。そんなとき、ハイダイナミックレンジ合成という技法が役に立ちます。

Wikipediaによると、HDRとは「ハイダイナミックレンジ合成(ハイダイナミックレンジごうせい、英語:high dynamic range imaging、略称:HDRI、HDR)、とは、通常の写真技法に比べてより幅広いダイナミックレンジを表現するための写真技法の一種。」だそうです。(Wikipediaから抜粋)

HDR技法を使うと、色々と面白い写真を作ることができます。同じ被写体を「暗め」「適正」「明るく」で撮って、それを合成して、暗い部分から明るい部分まで一枚の写真の中にいいとこどりするのです。その際、トーンマッピングという方法を使うと、現実ではあり得ないような写真に作り替えることができ、それが面白いんです。

こまかい設定は詳しい解説を探していただくとして、ここでは Mac用のフリーHDRアプリを比べてみました。
使ったアプリは、HDRtist と、期間限定?でApp Storeでフリーになっている Light Master です。比較のために、老舗のHDRアプリ Photmatic Pro も使いました。

HDRtistLight Master は、1枚の写真からもHDR(風)写真を作ることができます。

HDRtist は3枚の写真からでも1枚の写真からでもHDR写真を合成できます。ただ、写真の「質」によっては、両者でさほど差は無いので、1枚から簡単にHDR写真が作れる便利なアプリです。

Light Master も同じく、1枚の写真からHDR写真を作れます。

いずれも、操作は至って簡単で、設定はスライドバーだけです。面倒な設定が無いので誰でも簡単にHDR(風)写真を作れるので便利です。

写真のできあがりは、アプリによって全く異なります。どちらが良いかではなくて、目的によって使い分けるか、好みの問題だと思います。下のサンプルを見ていただくと、説明はいりませんね。

オリジナルの写真
Original Photo

HDRtistで処理した写真
HDRtist Photo

Light Masterで処理した写真(レベルを60〜100まで変更)
Light Master Level 60  Light Master Level 80  Light Master Level 100

Photomatic Proで3枚のブラケット写真から合成したHDR写真
Photomatic Pro 01  Photomatic Pro 02  Photomatic Pro 03

Photomatic Pro では、様々なパラメーターを変更できるので、自分の好みの写真を作ることができます。


結論として、HDRtist は、写真の雰囲気を残しながら全体をくっきりさせたいときに向いているようです。
一方、Light Master は、よりアーティスティックに、描画風に写真を変更したいときに使えると思います。処理後にペインティングアプリで色彩や明るさを調整すると、スケッチ風の写真に変更することができます。

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