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2017/09/09

1960年に廃止されたタイ最初の鉄道路線 - ファランポン駅 〜 パクナム駅

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鉄道の話題をもう少しだけ。
タイ国鉄は、タイ国有鉄道法に基づいて1951年に設立されましたが、その前身は1896年に完成したファランポン駅からアユタヤを結んだ路線に始まります(現在の北本線の一部)。実は、これより前にタイで初めての鉄道路線が開通していました。現在のファラポン駅付近からチャオプラヤ川東側河口のパクナム(サムットプラカーン)までの21.3kmが1893年に開通しました(Paknam Railway)。この鉄道、1926年に全線電化されてタイ初めての電車が走っていました。1936年にタイ国鉄に買収されて国有化されましたが、Rama IV道路建設に際して1960年に全線廃止されました。それと共にタイから電車がなくなりました。次に電車が登場したのは、1999年12月に開通したBTSなのです。現在もタイ国鉄にはエアポートリンク線を除いて電車はありません。(BTS高架鉄道とMRT地下鉄は民営)

57年も前に廃止になった路線なので痕跡は・・・、実は線路跡が道路として残っています。バンコクでは幹線以外でまっすぐに伸びた道路は少ないので、地図を見れば大体のことはわかります。ファランポンからクローントーイまでは現在の Rama IV道路が線路跡で、その先、Rama IV が左に少し曲がる付近から路線は直進していました。Thang Rotfai Sai Kao Paknam通りがそれです。“Rotfai”は「鉄道」の意味なので、かつてのPaknam Railway線路跡であることがわかります。この道路はプラカノン付近から南下してチャオプラヤ川添いを走ります(Thang Rotfai Sai Kao通り)。そして、エラワン博物館辺りでスクンビット通りに合流します。

終点のパクナム駅は現在のパクナム市場付近だったそうです。何の痕跡もないので正確な場所はわかりませんが、現在、パクナム市場の前にはモニュメント(Top画像)があります。2010年頃に完成したそうです。

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パクナム市場。バンコクではよく見かける感じの市場です。市場の先は船着き場になっています。

BTSスクンビット線は間もなくサムットプラカーン(パクナム)まで伸びます。高架はと駅は既に出来あがっているようなので今年中に開通するかもしれません(予定では2016年内の開通だったようで、駅の路線図にもそう記載されています)。BTSはパクナム中心部は通らずスクンビット通り上を走ります。よって、パクナム駅は中心部のマーケットからバンコク寄りに500m位離れています。

パクナムという街、アユタヤ王朝時代からそれなりに栄えていたようで、古い寺院 Wat Klang も残っています。139mのパクナムタワーというのもありますが、営業してるのかどうかは不明です(笑)

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Wat Klang 古い寺院です。周りには新しい人も建立されていました。

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Wat Phichai Songkhram境内からみたパクナムタワー
望遠で見てみた限り、人影は全く見えませんでした。
(写真はいずれも 2017/09/09 撮影)

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