旅の思い出 - 改装工事直前の門司港駅
駅舎はネオ・ルネッサンス様式の外観で、1988年に駅舎として全国で初めて国の重要文化財に指定されました。ちなみに、2012年に復元された東京駅駅舎は門司港駅と同じ年に完成しています。ですが、国の重要文化財に指定されたのは2003年なので、門司港駅よりも15年も後になります。
2012年9月に復元工事が始まるとのニュースを見て、その直前の8月に行ってきました。門司港駅を中心とした周辺は「門司港レトロ」と言われて、旧門司税関や旧門司三井クラブなど外国貿易で栄えた時代の建造物が移設・整備されています。わずかなエリアだけですが、かつての栄光を垣間見ることができます。エリアを少し離れると・・・廃墟感を満喫できる町並みです。(笑)
九州の駅の起点を示す0哩塚。駅ホームはこの通り、列車が出た後は誰もいません。
駅舎内開札付近です。左手に券売機があり、右手は食堂になっています。駅長室の表示は趣があります。駅長室の左手に昔の写真などを展示したレトロ写真展示場がありました。
駅前ものんびりした雰囲気で落ちつきます。 駅全体の写真です。奥に見える高層マンションは黒川紀章のデザイン(設計)だそうです。
門司港駅からはトロッコ列車が出ています。旧線を利用したもので、廃線跡かと思わせる線路に小型の列車が走っています(観光シーズンのみ)
夜の駅舎はこんな感じです。照明もなかなか感じよかったです。
本来ならば工事は今年中に終わり、来年には綺麗になった駅舎を見ることできるはずでした。ですが、耐震補強工事を実施するために工期が延びて、最終的に全体工事が完了するのは 2019年とのことです。駅舎外観は 2018年秋頃に素屋根が取られるので、また見ることができるのではないかと期待しています。復元されたら、また行くことにしています。
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