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2018/06/28

Apple からの不可解なメール

Apple_iTunes_180630.jpg

Apple から届いたメール

XXXX様 
Appleは、iTunes StoreまたはApp Storeでの購入時に、お支払いに関連する情報が引き続き確実に保護されるよう、2018年6月30日にシステムをアップデートいたします。 

弊社の記録によると、お客様は古いバージョンのiOS、macOS、またはApple TVソフトウェアからストアにアクセスされている可能性があります。 

iOS 4.3.5以前 
macOS 10.8.5以前 
Apple TVソフトウェア4.4.4以前 

上記のソフトウェアを搭載しているデバイスからお支払い情報を変更するには、より新しいバージョンのソフトウェアに更新する必要があります。 

最初は何かの釣りかと思いました。と言うのも、うちの iMac, MacBook Pro, iPhone, iPad は可能な限り直ぐに最新OSにアップデートしていて、記載されているような古いバージョンは使っても無いから。いつのどのような記録に基づいているのかが不明なのでなんとも言えません。もしかしたら、なりすましが古いOSを使っている可能性もゼロではないです。

送信元を確認して、メールに記載された「詳しい情報」をクイックルックして Apple の公式サポートサイトであることを確認してから開いてみました。

iOS 4 は、iPhone 4 (2010年)に搭載されていた OS です。うちには古い iPhone 4S が眠っています。(捨ててないだけですけど)これに搭載されていた OS は iOS 5 ですので、上記には該当しません。初めて買った iPhone が iPhone 3GS で、本体は捨てずに持っていますが既に電源すら入らない。というか、ちゃんと OS の更新はしていたので、使わなくなった時点で iOS 6 にはなっていたはずです。

macOS については、メインの iMac と MacBook Pro は常に最新版の OS にアップデートしています。サブ機で時々使用する 2009年ものの iMac も今年になってから macOS 10.13 High Sierra にアップデートしました。その前までは macOS 10.9 Mavericks で使っていました。つまり、Mac についても macOS 10.8.5 以前の OS はここ数年使ってないのです。ちなみに、macOS 10.8.5 とは Mountain Lion です。

Apple TV ソフトウェアについても、Apple TV (3rd generation) が発売された 2012年までは Apple TV (2nd Generation) を使っていたので、その時の OS が Apple TV ソフトウェア 4.1 です。3rd generation からは version 5 になっています。

このように、少なくとも 2012年以降は該当する古い OS を使う環境に無かったはずなのに、なぜこんなメールが来たのでしょうね。なんとなく、気持ち悪い。


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2018/06/25

タイの政府観光庁が作成した「ウォーキング・バンコク~バンコク15の今昔お散歩ルートマップ」2018

Walking-Bangkok-350x505.jpg

タイ国政府観光庁日本事務所 は、タイの様々な情報を日本語で発信しています。観光地案内だけでなくニュース記事も頻繁に更新されているので、私も定期的に WEB を見ています。2018/04/19 の記事に『ウォーキング・バンコク~バンコク15の今昔お散歩ルートマップ』と言うのがあり、バンコクの徒歩ツアールートマップが公開されていました。なかなかの大作で読み応えもある内容なので、バンコク観光のお供に良いのかな・・と思ったりしています。

この冊子(PDFで)は67ページもあり、バンコクの15エリアを選んで徒歩ツアーを紹介しています。タイランドハイパーリンクスさんの記事を紹介すると、「おすすめルートに写真スポット、グルメ情報などを、可愛いイラストと写真満載でわかりやすくご紹介しています。王道観光名所から路地裏名店まで!タイをよく知っている人でさえ新しい発見がある、まさに『こんなタイ知らなかった』なお散歩ルートマップです。」とのこと。

タイをよく知っている人でさえ新しい発見がある」という言葉は、タイ好きな人にはググッとくるのではないでしょうか。私もその一人として、最初のページからツラツラ眺めてみました。

確かに、私が知らない場所や名所の記事も数多く掲載されていました。そこでフト思ったこと。このガイド本は誰を対象に作ってるのかなぁ。どのような読み手を想定して作ったのだろうかということ。バンコク最大の観光名所である王宮周辺はあえて外されているので、バンコク初心者向けの観光ガイドでないことだけは確かです。何回かバンコクを訪問して、そろそろ新しい発見が欲しいなぁと思い始めた人が対象じゃないかと思ったりしています。その割には、全編を通して「カタカナ」で初心者向け表記に徹していることは腑に落ちません。カタカナ表記って、現地に行くと全く役に立たないんですよね。

取り上げられた15エリアは次の通り。
01. ヤワラート地区(2.1km)
02. ナンルン・クローンパドゥン地区(2.7km)
03. トンブリー地区   タイ仏教寺院、キリスト教会、モスク、中国廟~クローンサーン(5.5km)
04. バンランプ-、ワンナー、ターティアン(3.7km)
05. 大ブランコ、ディンソー通り、チャオポースア廟、ラッタナコーシン島の中心部(3.7km)
06. サムセーン~テーウェート(2.4km)
07. バーンラック~シーロム(4.7km)
08. ボーベー市場~ラチャプラソン交差点(4.7km)
09. バンランプ-の寺町巡り(4.9km)
10. バンコク旧市街の城壁周辺を巡る(2.4km)
11. ワンラン地区を散策(5.1km)
12. ヤワラートでアートの街を攻略(3.3km)
13. クローンサーン、ターディンデーン地区を歩く(4.6km)
14. バーンモー、サムペン、かつての流行発信地を歩く(3.0km)
15. タラートプルー~ジョームトーン(4.3km + 4.1km)

これを見て場所が大体想像つく人はかなりのバンコク通かバンコク在住者くらいでしょう。私もバンコク訪問回数十回で色々なところを散策しましたが、1/3はどの辺りなのか想像すらつきません。巻頭には全体のマップがあって、これを見るとなんとなく想像がつくというか、どの場所も少なくとも1回以上は行ったことがあります。

Bangkok Map All

全編を通してこのような手描き風地図にイラストを使って場所が記されています。一見わかりやすそうですよね。でも、それが落とし穴なんです(笑)。穴場的な店やマイナーな場所も紹介されているのですが、手書き地図が正確で無いため、この地図だけでは辿り着けない場所がかなりありそうなのです。

最初のページはヤワラート地区(中華街)です。試しに、掲載地図を元にして Google Map に場所を落とし込んでみました。他はぼちぼち気が向いたら Google MyMap にして公開します(笑)。

Yaowarat_Area.jpg

 ワット・トライミットやワット・マンコン・カマラワートなどの有名観光地は直ぐにわかりましたが、3. のイヤッセー(益生老店)珈琲店や、5番の店は探し出すのが難しく、3.のイヤッセーは明らかに場所が間違っていることもわかりました。同じエリアの Google Map に場所をプロットしてみると、上の地図に示されたイヤッセーは赤Xの所なのですが、そこには Google Street View で見ても何もありません。というか、大変怪しい場所なので迷い込むとちょっと怖い感じすらします。

Yaorawat_Google.jpg

しかもです、この紹介されているイヤッセーという珈琲屋、1927年創業の老舗っぽいのですが、Street View で見る限り観光客がたやすく入れるような場所ではありません。

イヤッセー

地元の人で賑わっていると言えばそうかもしれませんが、モトサイ兄さん達のたまり場になってる感じがして、私には入る勇気がとてもありません。(笑)

ウォーキングマップなので歩ける距離を基準にエリア選択しているのだと思います。でも、地図に記載されている目安の距離を Google Map のメジャーで測ってみると、かなり短く記載されているところが多数見られました。しかも、徒歩時間は一律 1分間で80mくらい。これ、時速にすると約5kmになり少し早足で歩いたときの時速なのです。暑いタイだと、経験的に時速2〜3km位でしか歩けません。つまり、記載されている所要時間の 1.5倍以上はかかってしまうのです。また、地図が正確でなく場所を探したりしないといけないので更に時間がかかります。

観光に必要な時間を加えると、どんなに頑張っても 1日で 2コースはきつそうな気がします。制覇するには 1週間以上みてないといけなくて、まぁ、タイ政府からしてみると何度も来てくださいと言うことでしょうか。(笑)

「写真を撮ろう」というチェックリストまで付いていて、インスタに上げくださいね・・という事でしょうが、その割にはインスタで超有名になったワット・パクナムはコースに含まれていません。

最初の疑問にもどって、どんな人達を想定してこのガイドをまとめたのかなぁ。。
そして、数ある観光地の中から、どうしてこれらの名所や店を選択したのかも疑問です。

最後にもう一つ、大変違和感のある地図を紹介します。

Siam_Aria_Map.jpg

このエリアはバンコクの中心街、サイアムスクエアやパラゴン、MBKなどがある場所なのですが、それらの場所は一切記されていません。この地図だけ見ると何だかのどかそうな場所ですよね。距離は約5km弱と記されていますが、ショッピングモールの誘惑に負けなければ・・と言うことで、普通に考えるとこのコースは丸1日かけても歩いて制覇するのはしんどいです。

色々と「???」な点はあっても、政府観光庁がこのような地図を作成して観光客誘致に力を入れているのは素晴らしいことです。最初に書いたように、読み物としてもかなりの力作なので、手に入れて観光の参考にしてはどうでしょう。間違いなく新しい発見があるはずです。

「バンコク15の今昔お散歩ルートマップ」(PDF)
https://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/Walking_BKK2018.pdf



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2018/06/25

地図と言えばこんな話題も。。。Apple Maps には実在しない島が今でも載っている

存在しない島

旅行して街歩きをするときは、iPhone を持って Goole Map や Apple Maps を頼りに散策します。地図は正しいものと信じて歩き回るわけですが、街は常に変化しているので地図が更新されてないと、あるべき所に無かったり、地図に載ってない道があったり・・と困惑することもあります。これはカーナビ頼りにドライブするときも同じです。道なき道を走ることも良くあります。(私の車は地図を自動更新設定しているので新しい道も随時更新されていますが、それでも1ヶ月くらいのタイムラグはあります)

Yahoo ニュースにこんな記事が出ていました。

この記事によると、「二宮書店(東京都目黒区)が発行する地図帳に、2017年まで約8年間にわたって「実在しない島」が津軽半島沖に掲載されていたことが分かった。2018年発行の地図からは抹消された。」とのこと。

実はこれ 2008年頃から話題になっていて、多くの地図に記載されていたけど、国土地理院発行の地図には記載が無く “間違い” であることが確定していました。Yahoo地図には元々記載されていなくて、Google Map には「島」が存在しており、Google はその後、「その島」を削除しました。

二宮書店によると、「その島」は印刷原版を作る際に「点」が間違って入ってしまったのでは・・としてますが、8年間にもわたって修正がされなかったわけです。そして、おそらく二宮書店の地図を参照したと思われる Google Map, Apple Maps, Nokia Map などは「その島」を掲載し続けた。(Googleは間違いの指摘を受けて直ぐに修正して、現在「その島」は記載されていません)

冒頭の画像は Apple マップ のスクリーンショットです(2018/06/25 時点)
間違いがわかってから10年経っても修正されてないことになります。Appleさんの肩を持つわけではありませんが、領土問題に直接影響しないような日本の超マイナーな無人島があろうと無かろうと大した問題ではないのかもしれません。2008年というと、Apple Maps はまだ無かった時代なので、誰も間違いを Apple に指摘しなかっただけなのかもしれません。

今日、2018年6月25日に撮った iPad の Apple Maps のスクリーンショットは次の通り。
Google Map, Apple Maps, そして Apple Maps の衛星写真と続きます。

GoogleMap_0048.jpg AppleMap_0049.jpgAppleMap_0050.jpg

赤丸で示した部分が問題の「島」です。Google Map にはありません。衛星写真ではぼんやりと島影っぽいものが見えますが、北東方向の同じ大きさくらいの実在の島(渡島小島)と比べると写り方が明らかに違います。ちなみに、北側の少し大きな島は「渡島大島」という日本最大の無人島です。

Apple や Google は自ら地図を作っているわけではないので、地図製作会社と提携して地図を買って配信しています。制作会社が間違ってしまえば、それがネット上で広まってしまうのです。制作会社としては、無断コピーされないように何らかの対策を取るのは至極普通です。もしかしたら、深読みするならば、二宮書店は「その島」をあえて掲載してコピーされたときの証拠にしようとしていたのかもしれません。同様の手法は辞書や日本語入力システムにも使われているそうです。悪影響しないような間違いをあえて入れているという話です。日本語入力システムの場合は、変換の癖などもそれになるのでしょう。何度入力しても学習されない言い回しなどは随分と経験していますからね。

世の中には地図マニアと言われる人達がいて、中には地図の間違いをアラ探し(失礼)しているグループもあるそうです。地図って面白いです。スマホの地図を見れば、店舗情報やその店の評判なども知ることができます。今やスマホ地図は生活に密着していて、それ無しでは旅行やドライブも楽しめない。地図が情報発信のベースになる・・と確信していたのかどうかは知りませんが、Google がいち早く目を付けてスマホ地図の充実を図った先見性には恐れいります。


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2018/06/24

日本でも Apple Maps Vehicles が走り出す

apple-maps-vehicle.jpg

Apple の Web Site で、Map データ収集の為の車を 6月から10月の間、東京23区と浦安で走らせると案内がありました。この活動、海外では2015年から始まっていて、ようやく日本も対象になったのか・・という印象で、アジア諸国では日本が最初のようです。

これまで Apple Maps Vehicles が走った場所は、アメリカ全土の他、クロアチア、フランス、アイルランド、イタリア、ポルトガル、スォヴェニア、スペイン、スウェーデン、そして英国だけです。主要国というわけでは無くて東欧のマイナーな国々も含まれているので、まだテスト段階なのか、プライバシーの問題などで法的な許可が取れた国から始めているのか、対象地域の選別方法はよくわかりません。

Webページには、「データが公表される前に収集された画像中の人の顔やナンバープレートなどをぼかす処理を行います。」と記載されていることから Google Street View 的な機能を Apple Maps に加えようとしているのかもしれません。ですが、2007年から運用を始めた Google Street View に対抗するにはまだ相当な時間がかかるのではないでしょうか。

Apple が何を考えているのか、海外でも憶測が飛び交っています。Google Street View はいわゆるマーケットリーダーですが、Apple としても何らかの勝算がない限り始めないのではないかということ。

Apple が Street View データを何に使おうとしているのか。。
Apple の説明では、現在は他社の道路情報データを使っている部分があり、それを自社データに置き換えていく・・・と言うようなことを言っているようです。でも、それは何の為なのか。おそらくは他社データでは Apple が求める情報にならないからなのかもしれません。

可能性として、先の WWDC で AR 機能の充実が発表されたように、道路の画像情報と AR 機能を合体させようとしているのかもしれません。そうすれば、世界中何処でも、あたかも自分が旅行したような体験ができるようになるかもしれませんね。

2012年に Apple が iOS のデフォルト地図を Apple Maps に置き換えたとき、様々な不具合があって「使えない地図」のレッテルを貼られてしまいました。それから5年以上が経って地図の精度も上がり、 iPhone ユーザーに限るなら Google Map の3倍以上のユーザーがいるとされています。

今思うと、Google Map にも当初は沢山の間違いがありました。それでも、他に選択肢が無かったこともあり Google Map は mobile phone でデファクトスタンダードになっていたところに、5年も後に登場した Apple Maps がそれと比較されてしまったのです。今でも Apple Maps, Google Map 共に正確性を欠く部分は沢山あります。それぞれの地図には得手不得手があるので、私は目的に応じて地図を使い分けています。

Google Map は地図そのものに注力している感じがします。一方で Apple Maps は Wikipedia や Trip Advisor のデータを取り込んで、旅行ツールとして位置づけているように思います。Google Map と Apple Maps にタイの観光地 “カオサン”とカタカナで入力して検索すると次のようになりました。

IMG_0044.jpg

Google Map で表示すると、このように見慣れた地図が表示されます。地図の左側には住所、座標と Street View 画像が表示されます。これでも良いのですが、もしも現地でタクシーに乗って運転手に見せる必要がある場合には使えません。住所のカタカナ表示はありがた迷惑なのです。

一方で Apple Maps の場合は次のように住所は現地語で表示されます。そして、Wikipedia と TripAdvisor のコメントも合わせて表示され、観光客には使いやすいかもしれません。

IMG_0045.jpg

Apple Maps では、道路名などは現地語で表示されます。英語なら問題ありませんが、それ以外の言語だと我々は読むことができません。Google Map では多くが英語で表示され、逆に現地の人には良くわからなかったりします。Apple Maps には、設定で日本表示に切り替えることができて、そうすると一部表記がカタカナになります(次の通り)。ま、現実的にはほとんど使い物になりませんが(笑)。

IMG_0043.jpg

Apple Maps の左上に表示される写真は他社データのリンクです。これを自社データに変更していきたいというのは現実的な感じがします。観光地などの画像データベースを自社で持つことは戦略上重要なことですからね。

今後、日本の各地でも Apple Maps Vehicles が走り回るようになるのかもしれません。


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2018/06/22

バンコク名物の屋台 Street Foods は本当に無くなる?

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(2017年7月撮影 @Sukhumvit Soi 4)

バンコク都当局が「衛生面や町の美化のため、2017年内にもバンコクの路上からすべての屋台を撤去させる」と発表して激震が走ったのは昨年の4月です。それまで何度も同様のお達しがあり一時的に屋台が減ったこともありました。今度は本気なのかな・・・。私は昨年4月以降に4回ほどバンコクを訪問しましたが、確かに食品屋台の数は減ったような気はしたものの、一掃された感じはしなくて、あるべき所には以前と同様に屋台が出ていて繁盛してました。

昨年末、多くの警官が動員されてカオサン地区の屋台が一掃されたとの情報がありました。わずか1日で屋台がごっそり無くなったらしいですが、翌日には不安そうに様子を見ながら屋台を開く人々の姿が見られたそうです。屋台で生計を立てる人達にとっては死活問題ですからね。

当局は衛生面の安全性を強調しつつ、撤廃では無くて適切な場所への移動を促しているとしていますが、本当にそれだけでしょうか。タイというとどうしても官民の癒着というか大手資本の影響を疑わざるをえません。観光地の屋台が無くなれば店舗を構えるレストランなどの収益は上がるでしょうし、屋台村を作れば新たな観光地を作れる上に賃料を取ることができますから。まぁ、路上屋台の場合は場所代を支払わずに勝手に営業している訳なので、強制的に撤去されても文句は言えませんけどね。

Street-Food Capital と呼ばれるほどバンコクの屋台は世界的にも有名です。それを目当てに来る観光客も居て、タイ経済の15%を占めるとも言われています。でも、屋台は観光客の為だけにあるわけではありません。バンコク全体では約20,000店の屋台があって、顧客の 60%は月に9,000バーツ以下の収入しか無い貧困層なのだそうです。観光地の屋台では値段は高めの設定ですが、ローカルなエリアに行くと確かに安いですからね。タイではキッチンがない部屋も多く、食材は屋台で買うのが一般的で、屋台は貧困層の食生活に欠かせないのです。

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出典: Thailand Development Research Institute (TDRI), National News Bureau of Thailand

賛否両論ある中で 1年余りが経ちました。既に屋台が撤去されたラムカムヘンやスクンビットの一部エリアでは客の流れが変わって客足が減り、店舗が営業時間を短縮したり閉店も起きているそうです。我々観光客からすると、衛生面に配慮した上で今まで通りに営業してくれるのが一番良いのですけどね。次回バンコク訪問時、また屋台の状況を見てきたいと思います。

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チャイナタウンの屋台。揚げ物などが人通りが多い炎天下におかれていました(2017年6月撮影)

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カオサン通りの屋台(2017年11月撮影)


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