Apple TV のお話
先週、Apple が「セキュリティ強化のために、初代 Apple TV から iTunes へのアクセスができなくなる」「同時に Windows XP などのサポートも終了する」とアナウンスしました。Apple が遊び心から作った Apple TV ですが、初代が発売されたときに話題にはなったものの、買う人がほんとに居たのか不思議に思える製品でした。パソコンでも無い、テレビとパソコンを連携する単なるセットトップボックスだったから。価格もお安くなくて、あと1万円も出せば Mac Mini が買えるくらいでしたし。
とは言え、動画や音楽のネット配信の先駆けになった製品だったわけで、今思うと、Apple ってやっぱり先賢の目があるなぁと感心します。Steve Jobs の「Disk は無くなる」と言った言葉を裏付けるような製品だったのだと思います。当時はまだパソコンを核にしていたので、何となく中途半端な製品であったことも否めません。
私も「興味」はありました。ですが、iMac の画面をテレビに映すだけで 4万円近くも出す気にはならなくて諦めた記憶があります。iTunes に入れた動画をテレビの大画面で見たり、オーディオ機器で聴けるのは魅力でしたけど、それならば Mac mini を買った方が汎用性があって良いのではないかと思ったものです。
ここで、Apple TV の歴史を表にまとめてみました。現在の Apple TV 4K は 5代目になります。
私が買った Apple TV は、二代目、三代目、そしいて五代目の Apple TV 4K です。
Apple TV 2nd では大きさが劇的に小さくなり、1万円を切る価格で、セットトップボックスとしての役割に特化されました。位置づけが明確になり、安くなったので、思わず飛びついたわけです。
二代目の三代目は見た目に違いはありません。何故買ったかというと、確か、画面のミラーリングが Apple TV 3rd からサポートされたからだったように思います。
四代目では tvOS が登場して大幅な機能強化が図られました。大きさも少し大きくなって、tvOS アプリを使えるようになって、セットトップボックスにゲーム機の要素も加わりました。大変魅力的な製品だったのですが、ビデオ出力が 1080p HD 止まりだったので購入するのを止めました。
そして、昨年秋に四代目が更にパワーアップして Apple TV 4K が登場しました。これは言うまでも無く即買いでした。
ハード面で大幅な強化が図られたにもかかわらず、価格はほぼ四代目から据え置き。Apple の意欲作のような感じがしましたね。セットトップボックスとして最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
4K動画を直接ダウンロードして再生できますし、iMac に保存した 4K動画も Quick Time から再生可能です。(iMac 画面のミラーリングは 1080pのようですが)tvOS アプリも増えてきました。一番有りがたいのは VLC Player かな。Apple TV がサポートしてない動画フォーマットも再生してくれます。私は Amazon Prime 会員なので、Prime Video の無料枠だけでも十分楽しめます。もちろん、4K再生も可能です。
・macOS High Sierra - Quick Time で Apple TV 4K に 4K出力(2017/09/26)
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