ワット・プラシンは、チェンライ観光で絶対に外せない場所の一つです。チェンマイにある同名の寺院の方が有名ですが、寺院の名前の由来にもなっている Phra Singh(シヒン仏、獅子仏)は元々チェンライのこの寺院にあったものです。チェンライのワット・プラケオ、ワット・ジェットヨードと共に第三級王室寺院に認定されており、1385年に建立されました。
この寺院の記事はもっと早く書きたかったのですが、シヒン仏がチェンマイに移された時期などについて色々な記載があって調べるのに時間がかかってしまいました。ネット上で調べているだけなので必ずしも正しいとは限りませんが、当時の国同士の争い状況を考慮すると、シヒン仏は1400年頃に献上品としてチェンマイに移されたと思われます。チェンマイのワット・プラシンの建立年は1345年とされチェンライのワット・プラシンよりも古いのですが、元々は ワット・リーチェンプラと呼ばれており、シヒン仏を迎えてからワット・プラシンと呼ばれるようになりました。
オリジナルの Phra Singh(シヒン仏)は現在チェンマイにありますが、チェンライのワット・プラシンにも王の許可を得て作られたシヒン仏の複製が祀られています。
カルチャーホール側から見ると、両側に立派な獅子の像が飾られた真っ白な門があります。その先に本堂 Ubosot があります。本堂には立派な仏像が祀られていますが、シヒン仏は別の仏堂に置かれています。
シヒン仏の複製が置かれているのは、本堂横のちょっとこぢんまりとした建物です。
シヒン仏は、豪華で重厚な覆いの中に大切に安置されています。また、入口の扉も立派で、ここにも獅子の寺らしく獅子が絵がかれています。
チェンマイのワット・プラシンと比べると規模は雲泥の差ですが、観光客も少なくて静かで綺麗な境内は必見です。仏塔も美しく、獅子の像が飾られています。大通り側の入口はちょっと不思議な形の門になっていました。
この門を出て左に300mほど進んで病院の角を曲がるとワット・プラケオに着きます。チェンライの町は小さいので、歩いて散策するのに丁度良いです。
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