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2017/12/17

ワット・ダブファイ Wat Dab Phai Chiang Mai 人々を苦しみから救ってくれる寺院

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この寺院は、以前、Wat Amphoe あるいは Wat Tung Amphoe と呼ばれていました。15世紀後半(1478年?)に建立されたと記載されている資料もありますが、正確なところはわかっていません。寺に伝わる話では、何世紀も前のこと、重症の人が Phra Chao Dab Phai という仏像に祈りを捧げて回復したことから、この寺院を建てたのだとか。この寺院に祀られている仏像には、人々を苦しみから救ってくれる力があると信じられています。

寺院自体は小さいですが、入口を入ると直ぐに礼拝堂 Viharn と鐘楼 Ho Rakan があります。仏塔 Chedi は礼拝堂の後ろにあって、本堂 Ubosot は仏塔の更に奥にあります。本堂は小さいので見逃してしまいそうです。私が訪れたときは、本堂の入口は閉まっていて中のご本尊を拝むことは出来ませんでした。数枚写真を撮ったつもりでしたが、なぜだか全てボケボケで、とてもここに掲載できる代物ではありません。夕方で少し暗かったこともあって、フォーカスが合わなかったのかもしれません。

礼拝堂の仏像は、背景の樹木(菩提樹?)とのコントラストが美しいです。また、壁に書かれた絵も見応えあります。礼拝堂の入口も、グリーン、ブルー、そしてゴールドの装飾が艶やかで美しいです。

 


場所は城壁内の北西にあります。ワット・プラシンがある Singharat 通りですが、北側に約500m行った所にあるので観光コースからは外れています。大きな寺院ではありませんが、美しい礼拝堂と仏像、そして絵画は見る価値は十分あります。



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2017/12/15

ワット・インタキン Wat Inthakhin Chiang Mai 1296年、チェンマイの市柱が立てられた寺院

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ワット・インタキンは、ワット・チェンマンワット・プラチャオメンラーイと同時期の1296年に建立された、チェンマイで最も古い寺院の一つです。チェンマイ城壁のほぼ中央に位置することから Wat Sadue Muang(市の寺院)と呼ばれ、City Pillar が置かれていました。現在、 City Pillarワット・チェディルアンにあります。ビルマによるチェンマイの統治下(1558 - 1775)、寺院は荒廃しており、1800年、自治権を取り戻したカビラ王 Kawila(1782 - 1813)が、City Pillar を近くのワット・チェディルアンに移したとのことです。

寺院の敷地は大変狭く、礼拝堂 Viharn と仏塔、僧侶の住居からなります。こぢんまりした美しい礼拝堂は、寺院の仏像を祀るために最近になって建設されました。それまでは簡単な小屋に納められていたそうです。この寺院に祀られている仏像は Luang Pho Khao と呼ばれ、1794年にカビラ王の命により作られたものです。

 

この寺院で最も古い建造物は仏塔 Chedi です。14世紀から15世紀にかけて建造されたものだと言われています。

 

私が訪れたのは夕方頃でした。修行僧が寺院内を清掃しており、また、仏塔に巻いてあったオレンジ色の布を取り外しているときでした。仏塔に布を巻く意味は良くわかりませんが、チェンマイでも多くの寺院の仏塔に布が巻かれていました。


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2017/12/14

ワット・ドゥアンディー Wat Duang Dee Chiang Mai 幸運の寺

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ワット・ドゥアンディーは、16世紀初頭、ムアン・ケオ王 Mueangkaeo(1495 - 1525)の統治時代に建立されました。当初は Wat Ton Mak Nua と呼ばれていました。その後、16世紀半ばより約200年間に渡ってチェンマイはビルマの統治下に置かれたわけですが、その終わりの頃、一時的にビルマの支配から抜けた1761年に、この寺院の僧 Khihut(1761 - 1763)がチェンマイの統治者になったそうです。その後、1763年から1775年までは再びビルマの支配を受けています。

寺院は、1819年にチェンマイの統治者であったタマランカ皇太子 Thammalangka(1813 - 1822)により改装されました。

Wat Duang Dee を直訳すると「幸運の僧院」という意味だそうです。境内には、本堂 Ubosot、礼拝堂 Viharn、仏塔 Chedi、そして経堂 Ho Trai があります。上の写真の中央および右手は東屋 Sala だと思います。写真は西側から撮ったもので、正門は礼拝堂の向う側(東側)にあります。タイの寺院は全て東側を向いています。

正門から入ると正面に大きな礼拝堂 Viharn があり、ランナー様式とタイ様式が混在した建物なのだそうです。時代的に、この寺院が改装された頃は現在のタイ王朝の管轄下にあったので当然と言えば当然なのかもしれません。入口の階段はシンプルなもので、よく見られる豪華なナーガはありません。礼拝堂左手にはこぢんまりした本堂 Ubosot があります。施錠されていて中を見ることはできませんでした。本堂の入口、壁、そして屋根の装飾は美しいです。

 

経蔵は正面入口の直ぐ左手にあります。チェンマイでは、水害による被害を避けるために高床式の経蔵が多いのですが、ここは普通のお堂のような形をしています。



チェンマイ城壁内の中央部分に位置し、かつて市の柱 City Pillar があったワット・インタキンや三人の王の祈念碑からも歩いて直ぐです。通りから少し入ったところにあるので、見過ごさないように。(笑)


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2017/12/12

ワット・プラサート Wat Prasat Chiang Mai 仏塔と繋がった礼拝堂がある寺院

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18年前にチェンマイの寺院巡りをした際、何故か記憶に残った寺院の一つです。通常の観光ルートから外れているので観光客はほとんど居ません。ワット・プラシンの直ぐ北側で隣り合わせにあるワット・ファボン Wat Phabong とは対照的に、寺院入り口には英語表記すらありませんでした。

この寺院の素晴らしいところは、木製の礼拝堂 Viharn とそれに繋がる仏塔です。クラシック・ランナー様式の美しい屋根と装飾は伝統美を感じます。ワット・プラサートでは、礼拝堂と本堂 Ubosot が一直線に並んでおり、それぞれに仏塔 Chedi があります。奥には鐘楼 Ho Rakan もあります。

 

本堂 Ubosot は施錠されていて中に入ることはできませんでしたが、入口を飾る豪華なナーガは見応えありました。境内は広くないので見学に時間はかかりません。

 

仏塔には東西南北の四方に仏像が祀られていることが多いですが、この寺院では仏塔東側の仏像は礼拝堂と繋がったトンネルから見ることができます。礼拝堂と仏塔が繋がった構造は他に見たことがありません。礼拝堂に入ると、奥に仏像の首から下だけ見えます。仏像の顔を拝もうとすると、近くに寄って座り、頭を下げないといけないのです。よく考えられているなぁ・・と感心したり、というか、この仏像は隣接する仏塔の中にあるのです。

 

寺院の建立年はわかっていませんが、16世紀の終わり頃だと言われています。礼拝堂は 1823年に建設されました。ひっそりとしたたたずまいは、観光客で賑わう有名寺院とは対照的です。ゆっくりと、静かに、伝統的な美しさを堪能できます。

チェンマイ観光 1日半の寺院巡り(チェンマイ寺院マップ)

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2017/12/07

ワット・センファン Wat Saen Fang Chiang Mai ビルマ様式の仏塔が美しい、かつての宮殿

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ワット・センファンは、チェンマイ城壁のターペ門から東に約600m行ったところにあります。近くには Tha Phae通りを挟んで斜め前に王室ゆかりのワット・ブッパラームがあります。ワット・センファンも王室と関わりが深く、1860年頃には当時のカビロロット・スリヤウォン王 Kawirolot Suriyawong(1856 - 1870)の宮殿として使われていました。現在の礼拝堂 Viharn は、後継者であるインタウィッチャヤーノン王 Inthawichayanon(1873-1897)により1878年に作り替えられたものです。

  

元々の寺院は14世紀、センプー王 Saenphu(1325 - 1334)の時代に建立されたと考えられていますが、現在の建造物の多くは1800年代に建てられたものです。礼拝堂の裏手には大変美しいビルマ様式の仏塔があります。Chedi Mong Khon Saen Ma Ha Chai あるいは Chiang Mai Shwe Da gon と呼ばれています。

 

三蔵を納めた Tripika もランナー風建築として美しいです。

 

ご本尊を祀る本堂 Ubosot は公開されていませんが、ランナー朝建築とは明らかに異なる変わった建物です。これもおそらくビルマ様式が取り入れられているのでしょう。屋根にはキナラ Kinnara と呼ばれる人間と馬(鳥?)とが合体した生き物の像で飾られています。経蔵 Ho Trai も本堂と同様に柵の奥にあり内部はおろか近づくことも出来ませんでした。

 

驚いたのは、寺院なのに何故か砲台があります。ここが王宮だった頃は、ビルマの支配下から逃れてサイアム(現タイ王朝)の支配下にありました。砲台は戦乱の世の名残なのでしょうか。
正面門からは長いナーガの飾り付けがありました。

 

境内は広くないので見学に時間はさほどかかりません。ターペ門とピン川のちょうど中間点くらいにあり、近くには中華街そしてナイトバザールがあります。有名寺院ではありませんが、こぢんまりとまとまった美しい寺院だと思いました。

チェンマイ観光 1日半の寺院巡り(チェンマイ寺院マップ)


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