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2020/02/05

スコータイ歴史公園 ワット・マハタート Wat Maha That, Sukhothai のライトアップ

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ライトアップされた礼拝堂の仏像(右手に小さく本堂の仏像と、左手にプラ・アッタロット)

ワット・マハタートは土曜日の夜だけライトアップされます。昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれるので、スコータイ歴史公園に行くなら土曜日の夜もお薦めです。2018年に行ったときは下調べができてなくて金曜日にバンコクに向かいました。(バンコクの週末も捨てがたい 😅)

2019年12月、二度目のスコータイは週末を挟んで月曜日にバンコクに向かうことにしたので、遺跡のライトアップを堪能できました。通常は夜の7時に閉園するところ、土曜日だけは9時閉園になります。ライトアップは6時頃からですが、西側に落ちる夕陽をバックにした仏塔や仏像もなかなか素晴らしいです。

陽が落ちる頃(5時過ぎ)になると、ワット・マハタートには三脚を持った観光客が集まり始めます。こちらの写真はライトアップされる前、夕陽をバックに撮ったものです。二枚目は本堂のご本尊様です。

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そしていよいよライトアップが始まります。次の写真は6時過ぎに撮ったものです。空の青さと夕焼けが残る中、遺跡がライトアップされて一番綺麗に撮れる時間帯だと思います。これも二枚目は本堂の仏像です。(一枚目の右端に少しだけ写っています)

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完全に陽が落ちてからのライトアップも見事です。冒頭の写真は6時半頃に撮ったもの。主礼拝堂の大きな仏像です。別角度からみた仏像がこちら。

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ワット・マハタートの特徴とも言えるスコータイ調の蓮のつぼみ型をした仏塔を中心にした写真がこちらです。昼間とは全く異なり遺跡が浮かび上がっているように見えました。

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ワット・マハタートには数多くの仏塔と仏像がありますが、中でも私が一番気に入っている仏像がこちら。入口から入ると直ぐ左手正面に見えます。本堂や礼拝堂の仏像に比べると少し小ぶりですが、顔の表情や全体のバランスが絶妙で、ワット・マハタートの中で一番美しい仏像だと思っています。

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そして最後はワット・マハタートを正面から見た全体写真です。鏡面写真のように池に映った遺跡群も美しいです。一番左がお気に入りの仏像、真ん中に礼拝堂の大きな仏像と奥に仏塔、両側にはプラ・アッタロットも写っています。そして一番右側にあるのが本堂とご本尊様です。この日は風も無く穏やかな晴天だったので美しい写真を撮ることができました。

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ライトアップされた遺跡をまともに撮ったのは初めてでした。今回は遺跡の夜景を撮る為にガッチリした三脚まで用意して、できるだけ多くの写真を撮りました。長時間露光になるので、三脚を使ったとしてもブレやピンボケが起こってしまいます。まぁ、数打てば当たるだろう・・と思ってシャッターを切り続けました(笑)。

カメラの設定は絞り優先で ISO 100 ~ 400、絞り F9 ~ 16、EV値 -1 ~ -3 位です。白トビしてしまうと後で調整のしようもないので、全体的に少し暗めの撮影です(真っ暗な部分は比較的寛容)。

ちなみに、最後の写真の撮影データはこちら。7時過ぎに撮りました。

Camera 01

プロならもっと上手く撮る条件を知ってるのでしょうが、F値や EV値を色々と変更して撮影して、ブレやピンボケ無しに一番綺麗に撮れてた写真がこれです。(白トビさえしてなければ、Adobe Lightroomでいかようにも綺麗に調整できます)

ワット・マハタートでは通路が綺麗に整備されているとは言え、段差があったりゴツゴツとレンガが出てたりします。ライトアップされた遺跡に集中してると足下は真っ暗なので転ばないように注意が必要です。通路には全く照明がありません。


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2019/12/20

スコータイ歴史公園 ワット・マイ Wat Mai Sukhothai

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スコータイ歴史公園を訪れる誰もが最初に目にする巨大な遺跡、スコータイに来たことを実感してわくわくさせてくれる遺跡、それがワット・マイです。歴史公園東側の正門から入ると、直ぐ右手に見えてきます。私は感動の余りに歩道を飛び出し、足早に自転車をこいで草原を突っ切り遺跡の目の前まで向かいました。

立派な遺跡なのですが、ネットを探してもこの寺院についての記述がほとんどありません。案内掲示板によると、赤煉瓦の土台に残る装飾から考えるとアユタヤ王朝の影響を受けているだろうとのこと。それにしても、約2mもの高さの土台の上に礼拝堂 Vihan が作られている寺院は他に見たことがありません。

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Google Maps で土台(台座)の大きさを調べてみると、東西約53m、南北約28mもあります。この巨大な礼拝堂を取り囲むように、周りには5つの小仏塔 Chedi があったと考えられていて土台部分だけが残っています。(遺跡の状態からすると再建された物と思われます)

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東北側からの礼拝堂全景

また、北側に約100m離れた場所に大きな仏塔があります。案内板には 100mとなっていましたが、Google Mapsで図ると150m以上離れていそうです。この仏塔の周りには従属する8塔の小仏塔が建てられていました。

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階段を二つ登って礼拝堂の上まで登ることができます。地面からの高さは3~4mほどもあるので結構な眺めです。一番奥に仏像が安置されていた場所(台座)が残っています。その大きさからすると、かなりの大きさの仏像が祀られていたのだろうと想像できます。

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剥がれ落ちそうな漆喰の一部に装飾が確認できます。これは礼拝堂に登る階段付近ですが、かつては仏像などがはめ込まれていたのでしょう。

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案内板に建立当時の想像図がありました。この図は西側から見たものですが、土台の高さからすると礼拝堂は相当大きくて、地面からは見上げるほど巨大で立派だったのだろうと思います。

Wat Mai Image

同じ方向から見た写真はこちら。

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想像図の中で黄色く塗った部分には仏塔の一部のような物が見られます。その場所は写真では一番左の一部漆喰が残った柱の部分に相当します。壁が一部残っているようにみえるので、礼拝堂と壁を隔てて繋がっていたのだと思います。その場所を見てみると、仏像あるいは仏塔のあった場所には台座が残っています。

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これだけ立派な礼拝堂 Vihan を持つ寺院なのに、ネットで調べても何一つ具体的な記述が見つかりません。ここで発掘されたブロンズ仏像が Ramkhamhaeng National Museum に展示されているそうですが、私は二度行きましたが発見できませんでした。

情報が得られたら追記することにします。


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2019/12/17

二度目のスコータイ旅行(2)

TMT_Map of Sukhothai Historical Park 1920

私は色々な所を旅行するより、気に入った場所を何度も訪れたい方です。昨年12月に以前から行きたいと思っていたタイのスコータイを訪問し、のんびりとした風景と古い寺院遺跡群に何とも言えない感動を覚えました。一つでも多くの寺院跡を見学してくて、老体に鞭を打ち必至で自転車をこぎ歴史公園内を回ったものです。郊外は流石に無理と判断して Tuk Tuk を1日チャーターして回りました。めぼしいスポットは網羅してくれたのですが、行けてない場所もかなりの数ありました。

今回は二回目のスコータイです。今回の旅の目的は、前回行く事が出来なかった場所に行くこと、ライトアップされた Wat Maha That を見ること、そしてピサヌローク Phitsanulok まで足を伸ばしてタイで最も美しいと言われるチンナラート仏を見ることでした。

ホテル到着は朝9時半頃で、それから着替えて即出発。今回は多少体重を堕として脚力も強化してきたので自転車こぎは楽勝でした。Wat Maha That 以外の城壁内寺院跡をほぼ全て回りました。昨年は雨と疲れの為に北側にある寺院跡や Wat Tra Phang Ngoen の本堂 Ubosot がある小島にも行けませんでした。

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本堂側から見た Wat Tra Phang Ngoen、真ん中に小さく礼拝堂の仏像と仏塔が見えます。

城壁に隣接する西側にもいくつか寺院跡があって、さほど有名でもないので Tuk Tuk の運転手は素通りしてしまいました。中には立派な仏塔 Chedi が残っている遺跡もあって、時間があるなら是非見て回るべき場所もありました。

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新たに整備が進められている Wat Nong Pa Phong

Wat Maha That のライトアップは土曜日の夕方5時半頃から9時までです(通常は7時に閉園)。前回は土曜日の便でバンコクに移動したため見ることができず大変残念な思いをしました。事前の下調べは大切です。😅

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今回はライトアップした Wat Maha That を撮る為にガッチリした三脚まで持って行きました。

そしてピサヌローク。タクシーをチャーターして行きました。1日で 1,800THB。公共の交通機関を使って行くこともできますが、1日で効率良く名所を回ろうとするとタクシーが一番です。レンタカーを借りても 900THB位だと言われたので、運転手付きでしかも道に迷うことも駐車場を探す心配も無いことを考えると 1,800THBはむしろ安いと感じました。

Wat Phra Sri Rattana Mahathat(通称 Wat Yai) のご本尊様・・ではないチンナラート仏 Phra Phuttha Chinnarat(勝利の王)は中央の礼拝堂 Vihan に安置されています。実はこの仏像の複製はバンコクの Wat Benchamabophit(大理石寺院)にも祀られているので、以前にお目にかかったことはあるわけです。😄

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立ち撮りは不可。床に膝をついて頭を低くして写真を撮りました。

昨年に続き今年も4泊、正味4日間の滞在でした。まだまだ行けてない場所もあるし、何度も訪れたい場所もあります。古い遺跡なのでいつ行っても何も変わらない・・・と思いきや、新しい案内板が建てられたり、遺跡までの道など整備もぼちぼちと進められているので散策しやすくなっています。

多分、来年も行くことになるでしょう。次はロイクラトンのシーズンに。スコータイはロイクラトン発祥の地と言われています。来年2020年のロイクラトンは 10月31日です。


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2019/12/16

二度目のスコータイ旅行(1)

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昨年も12月にタイのスコータイを訪問し、今回で2度目です。12月と言えどもタイは暑い。そう思って日本を出るときに着ていた長袖以外は持って行かなかったのですが、今回は朝夕の気温が12℃まで下がる予期せぬ事態に。昼間は30℃近くまで気温が上がったので風邪も引かずに何とか凌ぐことができました。天候は上々。昨年は曇りと時々の雨と晴れで残念でしたが、今年は雲一つ無い晴天がずっと続きました。

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2度目ともなれば勝手知ったるもの。いつものJAL深夜便で羽田を発ちスワンナプーム国際空港には朝の5時前に到着。スコータイ空港は Bangkok Airways のプライベート空港なので、バンコクで一旦入国が必要です。7時の便でスコータイまで向かい、空港に到着したのは8時半頃でした。

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搭乗した飛行機はATR72というプロペラ機。サムイ島にも飛んでいて、Bangkok Airways の国内線主力機種の一つです。Bangkok Airways は日本航空とも提携しているのでマイレージも貯まります。ただ、スコータイ線については羽田空港でチケットの発券は出来ないの、バンコクに到着後、通関を済ませた後にチェックインしてチケットを発券して貰う必要があります。入国審査の混雑具合にもよりますが、2時間もあれば余裕で乗り継ぎできそうです。

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スコータイ空港のターミナル前には、スコータイ特有の蓮のつぼみ型をしたチェディー(仏塔)のモニュメントがあります。これを見ると、スコータイに到着した気分が盛り上がってワクワクします。

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ターミナルを出ると、飛行機到着の時間に合わせてタクシーなどが待機しています。スコータイ市街のバスターミナル行きの公共バスもありますが1日3便のみ。私は今回も昨年同様にスコータイ歴史公園前に宿を取ったので、EDDY の小型バスを使いました。スコータイ市街までなら250THB、歴史公園までは 300THBです。ホテル名を告げるとホテル前で降ろしてくれるので荷物がある場合は便利です。

ちなみに、普通のタクシーだと一律 600THBとのことです。スコータイ市街までのソーテウ(小型トラックの荷台を改造して旅客用とした乗り物)もあって、バックパッカー風の外国人が運転手との交渉内容を聞いてると、どうやら 60~80THB位らしい。安いけど、スコータイから歴史公園までも同程度の運賃がかかる上、あの座り心地の悪い椅子に1時間以上も座ることを考えると EDDY 小型バスはリーズナブルと言えます。スコータイ空港から市街地までは南に約30km、歴史公園は市街地から西に約10kmです。

今回も同じホテルに宿泊しました。Booking.comやAgodaでも評価が高い Wake Up at Muang Kao Boutique Hotel。ご夫婦2人が経営している小さなホテルで客室数は5~6部屋のみ。1泊 1,000THB位だったと思います。(ネット予約・支払いだったのでタイバーツでの正確な金額は覚えて居ません)

このホテルが気に入っている理由は、まずご夫婦が親切で大変感じが良いこと。掃除が綺麗に行き届いていて気持ちがいいし、なにより、歴史公園入口まで歩いて直ぐなのが良いです。目の前は Wat Traphang Thong で、寺院に明かりが灯る時間でもゆっくり散策ができます。

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正面入口は開放的で、このソファーに座って道行く人達を眺めながらコーヒーを飲むのがお気に入りです。ここではもちろんタバコを吸うこともできます。

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上の写真はベランダからラームカムヘーン国立博物館方面を見たもので、下はホテル目の前の Wat Traphang Thong です。暗くなってからの明かりは美しいです。

直ぐ隣にはタイマッサージ屋があり、レストラン、セブンイレブン、貸し自転車屋(1日30THB)と連なっているので、何をするにも大変便利な場所です。しいて欠点を上げるとするならば、道路脇なので朝は早くから車の通りが多くて五月蠅いこと。そして、都会の大きなホテルに比べると水回りが良くない。シャワーは電気温水器で水圧は高くありません。

スコータイ歴史公園に行くなら、立地条件を考えるとこのホテル以外に選択肢はない・・・とまで思っています。😄 次回はまた来年の同じ時期を考えています。


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2019/03/03

スコータイ歴史公園(16)ワット・チェディシーホーン Wat Chedi Si Hong, Sukhothai

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ワット・チェディシーホーンはスコータイ城壁の南側、ワット・マハタートから約2km南に位置します。直ぐ西側にはワット・チェトゥポンがあります。寺院は14世紀後半、第6代王リタイ Phaya Lithai の時代に建立されたとされています。

この寺院でユニークなのは、仏塔の周りに座った象と獅子、そして人の姿が掘られていることです。1963年、1970年頃に修復されましたが仏塔の最先端は復元されていません。寺院を取り囲むようにレンガ作りの歩道が造られています。

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仏塔の東側には礼拝堂 Vihan があり、仏像が祀られていた台座と仏像の足の部分が残っています。このサイズの寺院にしては礼拝堂は少し大きめのような気がします。スコータイの遺跡を色々と見てきましたが、礼拝堂の西側の壁が一部残っている遺跡は珍しいです。仏像と西側壁との間には明かり取りのためと思われるスリットが入った壁の一部も残っています。このようなデザインはアユタヤ王朝時代の寺院に多く見られることから、この寺院の礼拝堂はアユタヤ時代に再建されたものではないかと考えられています。(定説では、アユタヤ王朝時代のスコータイは荒廃していたとされていますが、多くのスコータイ寺院でアユタヤ文化を反映した遺跡が見られることから、スコータイはアユタヤ王朝時代も繁栄していたのではないかとも言われています)

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冒頭写真からわかるように、大きなチェディを囲むように小さなチェディ跡が14箇所もあります。また、多くの寺院同様、周囲は堀で囲まれています。また、本堂 Ubosot は礼拝堂から少し離れた場所にあり、大変小さな遺跡なので見過ごしてしまいそうです。

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私は訪問時、本堂に気付かずに通り過ぎてしまいました。Google Street View にはしっかり映っていましたので、その写真がこちら。

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道沿い、少し入った場所にあります。結界石 Sema が置かれていたと考えられる跡が8箇所あります。本堂は土台のみが残っており、ご本尊が安置されていたはずの台座も見当たりません。

ワット・チェディシーホーンの名前はチェディの形に由来しています。チェディの下部は正方形で、それぞれの面に漆喰の彫像があります(三面のみ残っている)。シーホーンとは「四つの部屋」を意味するので、四面に漆喰彫像を飾る場所があるのでチェディシーホーンと名付けられたのでしょう。この寺院で発見された多くの漆喰彫像はラムカムヘン国立博物館で展示されています。


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