FC2ブログ
2020/06/15

初めてタイを訪問したのは25年も前のこと

タイは不思議な魅力を持つ国だと言われることがあります。一度行くと二度と行きたくないと思う人がいるかと思えば、ハマってしまって何度も何度も訪タイし、沈没してしまう人まで居ます。私は前者でもあり後者でもあります。コロナ騒動で旅行できない今、また、愛用の iMac が突然逝ってしまって大量の写真データが飛んでしまったので、昔を思い出しながら元写真からスキャンし直すことにしました。

さて、初めてのタイ訪問は約25年も前のことです。ただ誘われるがままに、南国リゾートとして日本でも知名度が上がり始めていたプーケットに行ったのが最初です。当時は何処に行っても観光客も少なくてのんびりしていました。初めてのタイで、正直、もうこの国には来ること無いだろうな・・と思った記憶があります。

  • 全体的にだら〜とした雰囲気
  • 気だるい暑さ
  • 激辛の食べ物と超甘いスイーツ
  • 日本人からすると決して衛生的では無い町
  • 空港に着いたときの独特の匂い

どれをとっても、再訪問を思い立たせない十分な理由でした。

プーケットはビーチリゾートな訳ですが、ビーチの写真は一枚も撮っていませんでした。今流行の「夜の繁華街」は当時も健在でしたが、ビールを飲んだ事くらいしか覚えていません。そんな中、何故だかタイ寺院の写真だけは何枚もありました。実は、それらの写真があったからこそ、数年後に再びタイに行ってみようと思ったのです。二回目の訪タイはチェンマイで、バンコクにはほとんど魅力を感じていませんでしたね。

プーケットで写真に収めていた寺院は Wat Shalong ワット・シャロン、プーケットで最大のタイ式仏教寺院です。当時は寺院名も知らず、ただ日本では見ることが出来ない絢爛豪華、派手な寺院だなと思って写真を撮ったのだと思います。

TM_9507 Phuket_14

色あせた古い写真を復元するのは大変。これが精一杯で、どうしても何となく絵のようになってしまいます。次の写真も同様です。

TM_9507 Phuket_06

日本には無い珍しさに感激してたのでしょう。境内にあったこんな象の像も写真に収めていました。

TM_9507 Phuket_11

寺院を後にして向かったのは象園(多分、Elephant Jungle Sanctuary Phuket という場所)。日本では、象を動物園以外で見ることはないので、策の無い場所をのしのしと歩く姿に驚いたものです。もちろん、象の上に乗って園内を回りました。想像以上に高く、歩くたびに座席がゆっさゆっさと揺れて振り落とされそうで、慣れるまでは怖かったかなぁ。

TM_9507 Phuket_19

この写真の少年は見るからにまだ10代半ばくらいに思えましたが、しっかりと象を操ってて感心しました。そう言えば、ゾウ使いを目指してタイに留学し修行を積んだ少年の実話が柳楽優弥主演で映画化されたこともありましたね。

プーケット島内での移動は軽四輪トラックの荷台を改造したもの。今でも似たようなものは走ってるので、それは25年経っても変わらないということでしょうか。(笑)

TM_9507 Phuket_18

二度目のタイ訪問以降は、タイという国、文化、風土になんとも言えない魅力を感じて何度も行きました。何度行ったのか覚えてないほどですが、パスポートの出入国記録を整理してみると約50回以上も訪タイしていました。

タイの魅力ってなんだろう。。。

  • 全体的にだら〜とした雰囲気
  • 気だるい暑さ
  • 激辛の食べ物と超甘いスイーツ
  • 雑踏のような古い市場や路地裏
  • 空港に着いたときの独特の匂い

あれ?
二度と行きたくないと思った理由とほとんど同じなのです。(笑)

ここ数年はタイ寺院と仏像、遺跡に興味があって、写真を撮るために何度も足を運んでいます。訪問した寺院や遺跡は、全てではありませんが、既にこのブログで記事にしています。

今年は4月のソンクランに行く予定でしたが、コロナのせいでキャンセルしました。この状況がいつまで続くのか誰にもわからない。秋のロイクラトンまでには収まっていて欲しいと祈るばかりです。


★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
  関連したランキングページに移動します。
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ

★ ご協力有り難うございます。
2020/03/13

チャン王宮歴史センター Chan Palace Historical Center, Phitsanulok

Chan Palace Phitsanulok

チャン王宮は、アユタヤ王朝時代、ピッサヌロークに王都が移された頃に王宮だったとされる場所です。ナレースワン橋からナーン川沿いに約700m北上した場所にあります。王宮があったとされる場所は現在も発掘調査が進められているようです。チャン王宮歴史センターは王宮の直ぐ南側に位置しています。冒頭の写真資料では、歴史センターを中央に、右上に少し見えるのがチャン王宮、そして左上にはワット・ウィハーントーン遺跡が写っています。

TMH_SNA07705R.jpg

歴史センターにはピッサヌロークの歴史や隣接するワット・ウィハーントーン遺跡などの詳細な説明資料が展示されています。説明文を読みながらゆっくり回ると30分以上はかかります。一帯の模型などもあるので見て回るだけでも楽しいです。

TMH_SNA07738R.jpg

この模型では、右手の大きく囲われた部分がかつての王宮跡です。建物は全く残って無くて塀の跡と一部建物の外壁跡だけが見て取れます。かなり大きな住居で、ナレースワン大王はここで生まれ育ちました。

歴史センター内にはナレースワン大王の立派な銅像も展示されています。

TMH_SNA07736R2.jpg

歴史センター脇の細い通路の先(北側)にチャン王宮跡があります。ここにもナレースワン大王を祀った建物があり、多くの人が訪れていました。

TMH_SNA07665R.jpg

内部にはナレースワン大王の像があり、入口脇には大きな闘鶏の置物が置かれていました。

TMH_SNA07652R.jpg

王宮跡は現在もまだ発掘調査ならびに復元中なのでしょう。何人かの人が作業している姿が見られました。塀や外壁に沿ってレンガが積み上げられているものの、どう見ても古い物とは思えません。痕跡を元にして新たに積み上げたものなのでしょう。

TMH_SNA07659R2.jpg

現在は隣接するワット・ウィハーントーン遺跡と共に観光地化していますが、この場所も長い間土の下に埋まって忘れ去られていました。1990年代初頭に学校建設のために作業していたところ古いレンガが発見され、Thai Fine Arts Dept. により考古学的価値が再評価されました。


★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
  関連したランキングページに移動します。
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ

★ ご協力有り難うございます。
2020/02/12

ピッサヌローク駅 SRT Phitsanulok Station

TMH_SNA07940R2.jpg

ピッサヌロークはバンコクから約390km、チェンマイからは約360km の距離にあります。最速の列車を使うとバンコクからは約4時間45分、チェンマイからは5時間45分です。チェンマイの方が少しだけ近いのに1時間も長くかかるのは単線区間の運行調整によるものでしょう。(タイ国鉄 SRT のほとんどの区間が単線)

ピッサヌローク駅を通る列車は上下線それぞれ13本だけです(うち3本はピッサヌローク発着)。バンコクからチェンマイまで行く列車は5本のみで、昼間に通る列車は上下それぞれ4〜5本という寂しさです。 😝 それでも、市街中心部に近いこともあって、駅周辺は賑わっています。

ピッサヌローク駅の歴史は古く、1907年1月にバンコクまで蒸気機関車を走らせたのが最初だと駅前の案内板に記述がありました。Wikipedia には 1908年となっていますが、駅にあった説明文を信じることにしましょう。ちなみに、チェンマイまで開通したのは1922年です。

冒頭写真は駅舎正面です。駅前ロータリーには、1911年製で1967年まで実際に使用されていた英国製の蒸気機関車が展示されています。綺麗に装飾されて完全にオブジェ化しています。駅前には、懐かしい三輪自動車が何台も停まっていました。日本でも1960年代頃まで町で見かけたものです。

TMH_SNA07938R.jpg

駅に向かう正面の道はピッサヌロークのメインストリーと言っても良い感じで、この町が駅と共に発展してきたのだろうと想像できます。

TMH_SNA07942R.jpg

午前中に北側の主要観光スポットを見学して、昼食の後に南側に向かう途中で駅に寄りました。本数が少ないのは知っていたので、駅舎やホームだけを見て回る予定にしていたのですが、何と偶然にもバンコクからチェンマイに向かう特急(SP DRC : Special Express Diesel Rail Car)を見ることができました。20~30分ほど遅れてたようですが、タイでは普通なのかも知れません。😄

こちらはチケット売り場の様子。ここに書かれているのが全列車なのですが、始発駅と終着駅の発着時間も記載されているのでわかりづらいです。ピッサヌロークの発着時間は青色の部分で、上下それぞれ13本ずつしかありません。

TMH_SNA07934R.jpg

ホームに向かう出口付近。肖像画が飾られていましたが誰なのか。。チュラーロンコーン大王?😅

TMH_SNA07933R.jpg

列車が到着する前のホームの様子です。左奥側がチェンマイ方面です。

TMH_SNA07924R.jpg

入線してきた列車。プラットフォームの行き先表示はバンコクとチェンマイだけで大変シンプル 😄

TMH_SNA07925R.jpg

そして、ホームに停車中の列車。右奥にも似たような車両が見えますが、右側は1983年製の日本車輌(東急と日立)で、この車輌は1996年製の韓国車両です。何でもコピーするのがお得意なお国柄ですから、日本車輌を真似たのでしょう。

TMH_SNA07928R.jpg

タイでは線路に降りることは違法ではなく、普通の人も平気で降りたりします。プラットフォーム自体が低く作られていて降りやすいし、線路を横切って移動するところも良く目にします。と言うことで、私も線路に降りて、二つの車両が綺麗に見える位置から写真を撮ってみました。

TMH_SNA07930R.jpg

バンコクとチェンマイを結ぶ高速鉄道構想があります。約750kmの距離なので3時間程度で結ばれることになり、観光客には大変有り難いことです。日本が主導的に計画を作っているようですが、採算性の問題で実現するかどうかは不透明です。沿線に大きな都市が無く、タイで2,3番目に人口が多いとされるチェンマイですら人口20万人足らずです。バンコク・チェンマイ間には毎日60便近い飛行機が飛んでいます。バス路線も数多くあるので、タイ版新幹線は必要ないんじゃないでしょうか。


★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
  関連したランキングページに移動します。
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ

★ ご協力有り難うございます。
2020/02/05

スコータイ歴史公園 ワット・マハタート Wat Maha That, Sukhothai のライトアップ

TMH_SNA08652R.jpg
ライトアップされた礼拝堂の仏像(右手に小さく本堂の仏像と、左手にプラ・アッタロット)

ワット・マハタートは土曜日の夜だけライトアップされます。昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれるので、スコータイ歴史公園に行くなら土曜日の夜もお薦めです。2018年に行ったときは下調べができてなくて金曜日にバンコクに向かいました。(バンコクの週末も捨てがたい 😅)

2019年12月、二度目のスコータイは週末を挟んで月曜日にバンコクに向かうことにしたので、遺跡のライトアップを堪能できました。通常は夜の7時に閉園するところ、土曜日だけは9時閉園になります。ライトアップは6時頃からですが、西側に落ちる夕陽をバックにした仏塔や仏像もなかなか素晴らしいです。

陽が落ちる頃(5時過ぎ)になると、ワット・マハタートには三脚を持った観光客が集まり始めます。こちらの写真はライトアップされる前、夕陽をバックに撮ったものです。二枚目は本堂のご本尊様です。

TMH_SNA08622R.jpgTMH_SNA08625R.jpg

そしていよいよライトアップが始まります。次の写真は6時過ぎに撮ったものです。空の青さと夕焼けが残る中、遺跡がライトアップされて一番綺麗に撮れる時間帯だと思います。これも二枚目は本堂の仏像です。(一枚目の右端に少しだけ写っています)

TMH_SNA08636R.jpgTMH_SNA08640R.jpg

完全に陽が落ちてからのライトアップも見事です。冒頭の写真は6時半頃に撮ったもの。主礼拝堂の大きな仏像です。別角度からみた仏像がこちら。

TMH_SNA08648R.jpg

ワット・マハタートの特徴とも言えるスコータイ調の蓮のつぼみ型をした仏塔を中心にした写真がこちらです。昼間とは全く異なり遺跡が浮かび上がっているように見えました。

TMH_SNA08666R.jpg

ワット・マハタートには数多くの仏塔と仏像がありますが、中でも私が一番気に入っている仏像がこちら。入口から入ると直ぐ左手正面に見えます。本堂や礼拝堂の仏像に比べると少し小ぶりですが、顔の表情や全体のバランスが絶妙で、ワット・マハタートの中で一番美しい仏像だと思っています。

TMH_SNA08651R.jpg

そして最後はワット・マハタートを正面から見た全体写真です。鏡面写真のように池に映った遺跡群も美しいです。一番左がお気に入りの仏像、真ん中に礼拝堂の大きな仏像と奥に仏塔、両側にはプラ・アッタロットも写っています。そして一番右側にあるのが本堂とご本尊様です。この日は風も無く穏やかな晴天だったので美しい写真を撮ることができました。

TMH_SNA08674R.jpg

ライトアップされた遺跡をまともに撮ったのは初めてでした。今回は遺跡の夜景を撮る為にガッチリした三脚まで用意して、できるだけ多くの写真を撮りました。長時間露光になるので、三脚を使ったとしてもブレやピンボケが起こってしまいます。まぁ、数打てば当たるだろう・・と思ってシャッターを切り続けました(笑)。

カメラの設定は絞り優先で ISO 100 ~ 400、絞り F9 ~ 16、EV値 -1 ~ -3 位です。白トビしてしまうと後で調整のしようもないので、全体的に少し暗めの撮影です(真っ暗な部分は比較的寛容)。

ちなみに、最後の写真の撮影データはこちら。7時過ぎに撮りました。

Camera 01

プロならもっと上手く撮る条件を知ってるのでしょうが、F値や EV値を色々と変更して撮影して、ブレやピンボケ無しに一番綺麗に撮れてた写真がこれです。(白トビさえしてなければ、Adobe Lightroomでいかようにも綺麗に調整できます)

ワット・マハタートでは通路が綺麗に整備されているとは言え、段差があったりゴツゴツとレンガが出てたりします。ライトアップされた遺跡に集中してると足下は真っ暗なので転ばないように注意が必要です。通路には全く照明がありません。


★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
  関連したランキングページに移動します。
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ

★ ご協力有り難うございます。
2020/01/29

ラックムアン Lak Mueang / City Pillar Shrine, Phitsanulok(街の守護神)

TMH_SNA07649R2.jpg

ラックムアン Lak Mueang (City Pillar Shrine) は、新しく街を造る際に繁栄を祈願して最初に建てる柱で、街の守護神として祀るものです。古代インド宗教バラモン教の「新しい町を作るときに礎となる柱を建造して繁栄を祈願する」という考えに基づいていると言われています。現在、タイの県庁所在地や大きな都市などのほとんどで建てられていますが、多くは現王朝時代になってから造られたもののようです。

ラックムアンとして守護神の柱を建てる風習がいつ頃から始まったのはわかりませんが、少なくとも現タイ国の起源とされるスコータイ王国時代、13世紀頃には始まっていました。スコータイ旧市街やシーサッチャナライ、カンペーンペットにもラックムアンは残されています。いずれのラックムアンも王宮のすぐ近くにあります。

※ チェンマイやピーマイ遺跡にもラックムアンはありますが、スコータイ王朝期のものとは “守護神” の形が異なり “柱” とは言い難い

TMH_SNA07454R.jpg
スコータイ旧市街ワット・マハータートそばにあるラックムアン

TMH_SNA02692R2.jpg
シーサッチャナライの宮殿跡脇にあるラックムアン

TMH_SNA02841R2.jpg
カンペーンペットのワット・プラケーオ隣にあるラックムアン

ピッサヌロークのラックムアンはナレースワン橋の西側、 Chan Palace の南側の城壁内にあります。見るからに新しい建物なので近年になって建造されたのは間違いありません。ですが、現在のピッサヌロークの街の発展を考えると、この場所が起点になっていたとしても不思議ではありません。

ソンクエー Song Khwae(元ピッサヌローク)の街は元々クメール人が造ったと言われています。スコータイ王国のリタイ王(1347 - 1368)が現在の場所に街を移動して、ワット・プラシーラッタナマハタートなどの寺院を建立しました。もしもその時に Chan Palace (あるいは類似の王宮)を造ったとするなら、その時代にラックムアンも現在の場所に造られたとしてもおかしくはありません。

Chan Palace Historical Center に掲示されている説明では、Chan Palace はインタララーチャー1世(1409 - 1424)が後の国王である自分の息子をピッサヌローク(当時のナーン川西側チャイナート Chainat)に住まわせる為、あるいはトロイローカナート王(1448 - 1488)がアユタヤ王国の都をピッサヌロークに移す時に造ったと書かれています。前者はチャイナートの街を造る際に、後者はピッサヌロークを王都として整備する際にラックムアンを建てたとも考えられます。

現在のラックムアンは少し土を盛った小高い上に造られています。案内板によると 1996年に建てられたもののようです。

TMH_SNA07645R.jpg

入口階段にはナレースワン大王の象徴である大きな闘鶏の置物が置かれており、建物周辺にも数多くの置物が置かれていました。

TMH_SNA07641R.jpgTMH_SNA07643R.jpg

最後に、こちらがラックムアン本体です。柱の周囲には金箔が貼られ、高さは3.29mもあってかなり大きな物です。

TMH_SNA07648R2.jpg

タイで初めての街に行くときはラックムアンを最初に探します。そこが街の発祥地であると思うと、何だか歴史を感じることができます。




★ よろしければ、下のバナーをクリックお願いします。
  関連したランキングページに移動します。
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ

★ ご協力有り難うございます。