2017/08/20

32bitアプリの調べ方 - Macでも来年半ばには 32bit アプリが使えなくなる

OSがバージョンアップして高機能になるのは有り難いことですが、動かなくなるアプリがあることを心配しないといけません。今年秋に発表される macOS High Sierra は 32bit アプリが動作する最後のバージョンと言われています。来年半ばのアップデートで完全に64bit化して32bitアプリは切り捨てられる予定です。iOS については一足早く iOS 11 より32bitアプリは使えなくなります。「iOS 11 で動作しない 32bit iPhoneアプリ

では、どんなアプリが動作しなくなるのか。32bitアプリの調べ方は次の通りです。
画面左上の  (アップルマーク)をクリックして「このMacについて」を表示します。

このMacについて

続いて、システムレポートを表示します。

macOS_Sierra2.jpg 

アプリケーション項目を選択すると、インストールされている全てのアプリケーションが表示され、その中に 64bit アプリかどうかが記載されています。

64_bit_Appli.jpg 

こんな感じです。私はまだ古い MS Office 2011 を使っているので、これは死刑宣告を受けました。(使ってると言ってもファイルを開くために数ヶ月に1度程度ですが。MSは基本 Winですから)

これら以外にも iOS 11で書いた FileMakerの Bento も動かなくなります。アクセサリーで汎用してる CocoThumbX(画像のメタデータをサクッと削除してくれる便利ツール)もダメでした。

OSのバージョンアップは無料でも、アプリの買い変えが必要なので痛い出費です。
動かなくなって慌てないよう、今から準備しないといけないですね。

2017/08/17

Appleの音作りについて思うこと

Musicicon.png 

2001年に iPod が発売されてから、音楽の聴き方が大きく変わりました。それまでもウォークマンや携帯CDプレイヤー、MDプレーヤーなどの普及で音楽を携帯するのは日常的になっていたとは言え、パソコンを使って音楽をデータとして取り込んで端末で聴くというのは新しかった。面倒な編集作業をしなくても好きな音楽だけを簡単に効くことができるようになりました。(iPodの発売2~3年前からMP3プレイヤーは発売されていたけれど、一般に普及するに至ってない)

iTunesで音楽を取り込んで、iPod/iPhoneのMusicアプリで聴く音は良いのか悪いのか。個人の感性によるので一概には言えませんが、個人的には全然ダメ。Appleさんもわかっていたのでしょう、しょぼいイヤフォンを同包していただけだし。もちろん、それによりイヤホンメーカーはこぞって製品を出し、Appleと共に儲かったわけですね。Appleは新しい市場を作る、ごく最近の出来事で言うなら、iPhone 7 でイヤホン端子を廃止したことで Bluetooth イヤホンの新製品が相次ぎました。

私は昔からプチ・オーディオマニアで、手の出せる範囲で “高級オーディオ” を揃えていました。大型TVと7チャンネルスピーカーを接続してホームシアターなるものを作ったりして・・・。“高級”CDプレーヤーで聴くCDの音と、iTunesに取り込んだ音楽データ(圧縮の有無問わず)を同じオーディオセットを通して聴く音は明らかに違います。特にクラシックや静かなジャズになると静寂感というか空気感が全然違う。元は同じデータなのにです。まぁ、当時の iPodの何倍もする “高級”CDプレーヤーですから、同じだったら、それはそれで悲しいわけですけど。

それから10年以上がたった今はどうかというと、CDをわざわざ探してきてプレーヤーにセットするのが煩わしい。音が悪いことはわかっていても、だから何? と言う風に変わってきました。音が多少悪くても音楽自体が悪くなるわけではないし。まぁ、Appleの音に飼い慣らされてしまった訳です。良く言うならば、当たり障りのない無難な音の方が疲れない。じっくり鑑賞したいときはCDプレーヤーで再生すればいいわけだし。音楽ってサラりといつでも聴けるのが一番良いんじゃないかと思うわけです。

音の善し悪しは感性的なものです。音が良いか悪いかを問う前に、便利に簡単にいつでも聴けた方が、音楽の本来の意味、音を楽しめるのではないでしょうか。もちろん、昔のラジカセみたいにちゃちな音だったら楽しめませんが。ある程度万人受けできる音であれば便利さの方を優先させてもいいのかな。

それでも、良い音のためにそれなりに抵抗はしてきました。まず、純正の付属イヤホンは使わない(笑)。iPodよりも高額な Shure のイヤホンを3回も買い変えてずっと使ってきました。しかも、たった80cm程度のケーブルに1万円以上も払って。iPhone 7 Plus になってからは、Westone のBluetoothケーブルを買って Shureや JVCのイヤホンを取り付けて使っていました。

IMG_2537.jpg 

でも、また Appleに負けた。Westoneのケーブルは悪くないです。むしろ、純正の Beatsイヤホンよりも反応は良いくらいで使いやすい。でも、JVCのイヤホンヘッドはデカすぎて耳から落ちそうになることが多くて不便だったのです。それで、BeatsX Bluetoothイヤホンを買ってしまったわけですが、最初は生ぬるい音に違和感があったものの段々と耳が飼い慣らされてきて楽に聴けるようになってきました。モンワリとした重低音が頭の奥まで響くようになってきました。音に慣れれば便利な方が良い。気に入っているのは Lightningケーブルで充電できること。わざわざ USBケーブルを持ち歩かなくても良いのです。

ここまで長々と書いてしまいましたが、実は簡単に音を良くする方法があります。当たり前ですが、純正の Musicアプリを使わないこと。音楽再生アプリは無料のものも含めて色々と出ているので、一度使ってみることをお薦めします。あまり変わらないと思うか、それともハッとするかは人それぞれ。私のお気に入りは KaiserTone です。有料ですがイヤホンを買うより全然安いです。(笑)
もちろん取り込みは iTunesで行い、 KaiserToneからそのファイルを開くだけ。純正のミュージックアプリと変わらない・・むしろ、簡単な操作で使えます。Tone Control を Eargasm Explosion にセットするとより聞きやすくなります。

KaiserTone.png 


2017/08/12

ユニバーサルクリップボードを使う - Apple ってやっぱり凄い

iCloud logo 

我が家には複数台の Apple 製品があります。母艦として使っている iMac、外出時に使う MacBook Pro、リモコンと化した iPad mini、そして iPhone 7 plus。iPhoneは 6 と 5s もあってゲーム機として使ったりしています。更に、OS を更新してない iMac。これは2年間くらい使う必要が無かったら廃棄することにしています。これだけデバイスがあると同じ環境にするのは大変になるわけですが、そこは Apple、iCloud 経由で全て勝手に更新してくれるので助かっています。

macOS Sierra と iOS 10 からはユニバーサルクリップボードが使えるようになりました。サードパーティー製のアプリはありましたが、純正でのサポートは信頼性が全然違います。要件を満たせば、それぞれのデバイス間でテキスト、画像、動画を簡単に Copy & Past できます。

【デスクトップ:macOS Sierra に更新した下記の機種】
・iMac (2012 late ~ )
・MacBook Pro (mid 2012 ~ )
・MacBook (early 2015 ~ )
・MacBook Air (mid 2012 ~ )
・Mac mini (late 2012 ~ )
・Mac Pro (late 2013 ~ )

【モバイル:iOS 10 に更新した下記の機種】
・iPhone 5 以降
・iPad Pro
・iPad 4th 以降 (2012 ~ )
・iPad Air
・iPad mini 2nd 以降 (2013 ~ )
・iPod touch 6th (2015 ~ )

【共通設定】
・全てのデバイスにおいて同じ Apple ID で iCloud にサインインする
Wifi、Bluetooth を ON にする

これで、デバイスが近くにあればユニバーサルクリップボードが使えます。いずれかのデバイスでコピーして、別のデバイスでペーストすればいいだけです。デバイス間でのコピペ、かなり便利です。

もしもうまく動作しないときは、iCloud の ログアウトして再度ログインをすると繋がることがあるとのことです。ユニバーサルクリップボードにコピーされたアイテムは、しばらくしたら自動的にクリアされるそうです。

Apple 製品では、これ以外に AirDrop でファイルを共有する方法、Handoff でアプリ操作をデバイス間で共有するして途中から作業を引き継ぐこともできます。複数台のデバイスを持っている者にとって便利な機能です。ちなみに、AirDrop は同じ Apple ID で iCloud にサインインしている必要は無いので、近くにいる人にファイルを簡単に転送できます。

2017/07/28

iPod nano と Shuffle 静かに逝く


iPod nano shuffle.png
突然のお知らせが出たのは昨日のこと。Apple社が跳躍するきっかけともなった携帯音楽プレイヤー iPod がひっそりとその生涯を終わりました。(iPod touchの販売は継続) iPodが初めて発売されたのは 2001年10月のこと。デジタル携帯音楽プレヤーとして先行メーカーではなかった Apple ですが、iTunesアプリの秀逸さもあって一躍トップメーカーに躍り出ました。2007年に iPhone が発表されて携帯プレーヤー市場に大きな変化が起きるまで、iPod シリーズはなんと 18種類も発売され Apple社の成長の原動力となったわけです。(Original iPod, iPod with touch, mini, photo, shuffle, nanoなど)その後も更に進化を続け、iPhoneの双子の兄弟とも言える iPod touch が現在も販売されています。

外で歩きながら音楽を聴くことなどほとんど無かった筆者ですが、2003年に Dock Connectorを採用した iPod を購入してからは、毎日の通勤が音楽を聴く時間になり、夢中になるあまり何度電車を乗り過ごしたことか。ただ、今思うと、ハードディスクを積んでいたため携帯電話と比べても大きくて重かった。

そんな状況を変えたのは、2005年に発売された iPod shuffle と iPod nano です。容量こそ少なかったけど flash memory の採用により大幅に小型化して、重量もわずか 43g (shuffleは22g)。これはもう買うしかない! ということで、2007年に iPod touch が発売されるまで、そして発売後も長らく使っていました。(iPod nano がリコールになり、代替品として6世代目 iPod nano をゲットしたので、車用のプレイヤーとして3年前まで使っていました

最新の iPod nano は7世代目で2012年に発売されたものです。iPod shuffle は4世代目、2010年に世に出ました。App Store での販売は終了しますが、在庫限りで購入できる店もあるかもしれませんね。

ちなみに、手元にある6世代目 iPod nano(2010年9月発売)ですが、iTunes 12.6.2.2 / macOS Sierra version 10.12.6 上でもしっかり同期できます。もちろん、iPod ソフトウェアバージョンは 1.2 で止まったままですけどね。
2017/07/27

Apple TV はどうなってしまうのだろう

Apple TVs.png

Apple TV が発売されたのは2007年のこと、今から10年ほど前です。iPhoneが生まれる約半年前で、ある意味、Appleらしい着眼点でPCをテレビと結びつけて生活に楽しさを提供するデバイスだったかなぁ、私はまだ胡散臭さを感じて買わなかったけど。その後、iPhoneの大成功もあって Apple TV は Apple のメインストリームから少々外れた製品になってしまいました。iPhoneは毎年新製品が発表されるのに比べて、Apple TV は10年経った今でも4th Generationです。


それでも、2015年には tvOS を発表して TVアプリの開発を解放、デバイスも大幅に進化させ、Appleは本気ですよとアピールしました。ですが、基本的なスペックは以前と変わらず 4K 対応は見送られた、、、私は4K対応を期待してたので第四世代はパス。2012年に第三世代 Apple TV を販売するまで Full HD に対応しなかった時と何となく似ています。(USにおいて、当時はまだ Full HD video streamingで十分な品質を提供できるほどネット環境が整っていなかった・・・と、なんかの記事で読みました) 


Movieを見るのに 4Kは必須で無いかもしれない。iMacからHDMIで4Kテレビに画像や4K動画を出力することもできるし、4Kテレビ自体が YouTube、Hulu に対応していれば 4K動画を見ることできますから。でもね、私のように iMacに貯め込んだ写真を AirPlay で4Kテレビに飛ばして見ようとすると 4K と 2K の違いは一目瞭然なんです。今年の後半には第五世代 Apple TVの発売が期待されているので、今は “待ち” なのです。


ここ数年の Video Steamingビジネスの成長は著しいです。Appleは元々コンテンツを持ってないので、競合に比べるともたついてきた感があります。セットトップボックスをテレビに繋ぐ・・というコンセプトでは一歩先を行っていたはずなのに、今では Roku, Amazon, Googleに大きく水を開けられてしまいました。Cult of Macによると、USではこれら三社がそれぞれ 4,000万人くらいのユーザーがいるのに、Appleはその半分くらいでシェアはわずか15%程度なんだとか。トップシェアの Rokuは、今後4年間で更に2 ~ 3,000万人もユーザーを増やすとされているのに、Appleはわずか 400万人程度。シェアは益々下がる一方なのです。


配信コンテンツで遅れを取っている間は、いくらハードが良くてもトップになるのは難しいでしょう。コンテンツに差が無くなったときに初めて、ハードの良さや更なる付加価値が求められるのだと思います。Macファンな私には Apple TV しか選択肢はありません。はい。Appleさん、今年こそは第五世代お願いしますよ。


コンテンツに関してニュースがありました。なんと、競合している Amazonの Prime Videoに対応するとのことです。「Apple TV」、2017年中にAmazon「Prime Video」に対応 だって。でも、これってまだ確定では無さそうで、Appleからは何の公式発表もありません。


Appleという会社、これまで色々な製品をバッサリ切り捨ててきた歴史があります。製品だけでは無く、機能面でも同じです。一番新しいのは iPhone 7 からイヤホンジャックを無くしたこと。それにより一気に Bluetoothイヤホン市場が拡大しましたけど。それ以外にも痛い思いは色々とありました。例を挙げると、プロ用写真管理アプリ Apature や DVD Drive(BluRayは採用すらされなかった)など。現存する製品はほとんどがトップシェアかそれに準ずるくらいのマーケットシェアを取っています。つまり、このまま Apple TV が4番手を続けると将来的に撤退することも有り得るのかなぁ・・・という心配。そういった意味でも、年内販売が予想される第五世代 Apple TV に期待してます。来年にずれ込むことになればシェア奪回は更に困難になるだろうし、最悪、撤退も現実味を帯びてくるというものです。Appleさん、ほんとに期待してますから。