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2019/01/16

Mac で OCR - Google ドキュメント が便利 -

文書のデジタル化が話題だった頃、印刷された文書をスキャナで取り込んで OCR 処理、テキスト原稿化する方法が取られていました。現在でもその需要はあるのですが、OCR自体が一般化してしまったせいか、かつてのように OCR専用アプリは見かけません。筆者も昔は使った記憶があるけれど、特に日本語はテキスト化精度の問題もあって多用はしませんでした。そう言うこともあって、私の Mac には OCRができるアプリはインストールされていません。

でも、OCR したい状況は確実にあります。昨年末、タイを旅行した際、主要な観光地にはタイ語と英語による案内板があり説明を読んでたわけですが、英語を読むのはやはり時間がかかる。それで帰国後にゆっくり読もうとパチリと写真に撮って残しました。たとえばこんな感じ。

TMH_IMG_3836.jpg

これが OCR でテキスト化できて、しかも翻訳できたら有り難い。。。

そう思ってググってみると、Google ドキュメントアプリに OCR機能があることがわかりました。

使い方は至って簡単。
1. OCRしたいテキスト入り画像を Google Drive と同期するフォルダーに保存
2. ブラウザで Google Drive を開いて、同期された画像ファイルを右クリックして 「アプリで開く/ Google ドキュメント」
※ Google Drive の設定で「アップロードしたファイルを変換する」にチェックを入れておく
3. しばらくすると Google ドキュメントが開いて、画像とともに OCRされたテキストが表示される
4. Google ドキュメントの設定で Google 翻訳をアドオンに入れておくと、翻訳も可能

OCRした結果は次の通り
『วัดสะพานหิน ตั้งอยู่บนเนินเขาที่มีความสูงประมาณ 500 เมตร ชื่อวัดเรียกตามลักษณะทางที่ปูลาดด้วยทินจากตีนเขาขึ้นไปเป็นระยะทางประมาณ 500 เมตร มีเจดีย์ทรงพุ่มข้าวบิณฑ์หรือ ทรงดอกบัวตูมขนาดเล็กตั้งอยู่ระหว่างทางเดินขึ้นเขานี้ด้วย โบราณสถานที่สําคัญบนยอดเขา คือพระพุทธรูปประทับยืนปางประทานอภัย ขนาดใหญ่ ประดิษฐานภายในวิหาร ซึ่งน่าจะตรง กับที่ศิลาจารึกหลักที่ 9 ของพ่อขุนรามคําแทง ที่กล่าวถึงเบื้องตะวันตกของเมืองสุโขทัยว่า “ในกลางอรัญญิก มีพิทารอันนึ่งมนใหญ่สูงงามแก่กม มีพระอัฏฐารศอันนึ่งลุกยืน..." และ น่าจะเป็นวัดที่พ่อขุนรามคําแทงทรงช้างเผือกชื่อ รูจาครี เพื่อไปนบพระในวัดนี้ทุกวันพระ ข้างขึ้นและแรม ๑๔ ค่ํา
WAT SAPHAN HIN
Situated on a mound 200 meters high, an ascent of 300 meters from the foot of the mound to the temple was paved with stone and this is how the temple got its name. Along the paved way there is a small lotus bud chedi. This temple is well known for a large standing Buddha image mentioned in the stone inscription No.1, "...In the heart of the forest Aranyik, there is a beautiful large vihāra, a Buddha image called Phra Attharot in standing posture..." Wat Saphan Hin is thought to be the temple to which King Ramkhamkaeng the great rode on a white elephant named Ruchakhari to worship a Buddha image every Buddhist sabbath.』

これは見事と言うしかありません。間違いは1文字もありませんでした。

英語部分を全選択してコピーし、アドオンの Google翻訳を開いて翻訳した結果が次。
『高さ200メートルの塚の上にあり、塚の足から寺まで300メートルの高さに石で舗装されていて、これが寺の名前の由来です。舗装された道に沿って小さな蓮のつぼみチェディがあります。この寺院は石の碑文No.1で言及されている大きな立っている仏像のためによく知られています、「... Aranyikの森の中心に、立つ姿勢でPhra Attharotと呼ばれる美しい大きなvihāra、仏像があります.. "ワットサパーンヒンは、ラムチャムケーン王がルチャカリという名の白い象に乗って大仏を安息日ごとに仏像を崇拝する寺院であると考えられています。』

一頃の機械翻訳は珍訳が多かったのですが、これは誤訳もなく普通に意味が通じます。(タイ語部分を翻訳してもほぼ同様の内容になったので、タイ語 OCR も間違いなく機能している)

英語 OCR の精度が高いのは当たり前、日本語はどうかというと・・・
試してみたのは YouTube の一画面のこの画像です。

TMH_スクリーンショット
結果は次の通り
『51. シーサチャナライ歴史公園 ヨム川の湿地やカオプラシー、カオ・ヤイ、カオスワンキリー、カ オ・パノムプルンの傾斜地は、居住地とするのに適しています。この辺り の住民がまだ仏教を信仰していた先史時代末期から、居住地があった証拠 が見つかっています。仏暦9世紀辺りから仏暦12世紀から16世紀に掛 けてのタワラワディー時代と、仏暦17世紀から18世紀のロッブリ時代 それに、その後も続いた社会の発展により、スコータイ時代の仏暦19世 紀頃、シーサチャナライの街が造られました。シーサチャナライはスコー タイ地域にある重要な街の一つで、碑文の仲にも、「シーサチャナライ、 スコータイ”といった形で、中心都市であったスコータイと共に、良く名 前が出てきます。シーサチャナライの街が栄えた大きな理由は、スコータ イ時代とアユタヤ時代に、当初は地域社会内で使用するために造っていた モノが、輸出するまでに発展した、サンカローク焼と言う、焼き物産業が 有ったことです。これにより当時の政府に大きな収入がもたらされました。 この経済面での重要性から、シーサチャナライは、後日、チェンチュー ン”と呼ばれていたランナーや、“サワンカローク”と呼ばれていたクル ンシー・アユタヤなど、他の列強に支配されるまでの、スコータイ時代、 位の高い人達から、直接統治されました。しかし、仏暦2112年(西暦 1569年)にクルンシー・アユタヤが、初めてビルマに敗北して以降、 シーサチャナライのサンカローク焼産業も終息し、シーサチャナライの街 も、単なる大きな街となりました。その後、仏暦2310年(西暦176 7年)に、アユタヤがビルマに二度目の敗北を喫した際、住民らが、家族 揃って、今のスコータイ県サワンカローク郡ワンマイコーン村周辺に避難 したため、シーサチャナライの街は、完全に見捨てられることになりまし た。芸術局は、歴史教育に意義のある遺跡や考古学的資源を持ち、現在の ラタナコーシン文化の元である、アユタヤ文化に影響を与えた、タイ芸術 の根本でもある、シーサチャナライの街が持つ価値と重要性を認識し、シ ーサチャナライの街を、国の重要な遺跡として、官報で告知することによ り、この街の保存に着手しました。その後、興味を持つ一般の人達に向け た、生涯学習の場とする為、修復や、歴史公園としての開発を行いました。 仏暦2533年(西暦1990年)、シリントーン王女が、シーサチャナ ライ歴史公園の正式な開所式を執り行われました。仏暦2534年(西暦 1991年)、シーサチャナライ歴史公園は、スコータイ歴史公園、カム ペンペット歴史公園と共に、ユネスコの世界遺産に登録されました。シー サチャナライ歴史公園は、シーサチャナライ町、サーンチット町、ノーン オ一町、ターチャイ町に跨っており、広さが約45.14平方キロメート ル、その中に、283カ所の遺跡が見つかっています。その内、これ までに、全体の約26%に当たる、74カ所が、発掘、 修復されています。重要な遺跡としては、ワット・チャーンローム、 ワット・チェディーチェットテオ、ワット・ナーンパヤー、ワット・プラ シーラタナマハタートチェーリアン、サンカロークの窯跡群、バーンパー ヤーンとバーン・コノーイのトゥリアン窯、それに、ワット・チョムチュ ーンの遺跡群などが有ります。
กรมศิลปากช Fine Arts Department

これもお見事!  一文字たりとも間違いがありませんでした。
ただ一点、改行部分がスペースに変わっているので、Googleドキュメントの中で「半角スペース」を削除(半角スペースを検索置換)すれはOKです。

Mac OS Mojave ではファインダーのフォルダから右クリックで iPhone などを起動して写真を取り込むことができます。この機能を使えば、印刷物を iPhone で撮影して保存し、Google ドキュメントで開いて OCR も簡単にできます。

ちなみに、iPhone の Google翻訳アプリでも同様のことがワンステップでできます。ある程度の長文でもちゃんと翻訳してくれます。



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2018/05/08

あると便利な Mac のユーティリティー ステータスバーに WiFi ネットワーク名を表示する

Debookee_Tools.jpg

外出先で MacBook Pro を使っているとき、知らないネットワークに勝手に繋がって困ることが時々あります。接続ネットワークに優先付けはできるはずなのに、何故だかうまくいきません。そんな時に便利なのが Debookee Tools というユーティリティー(無料です)。接続している SSID 名を画面上部のステータスバーに表示してくれます。

外出先で MacBook Pro を使うときは Mobile WiFi で接続しているわけで、iCloud や Dropbox を使っていると気づかない間に通信容量が増えていたりします。Dropbox や Google はステータスバーから同期をキャンセルすることができるので無駄な通信を回避できますが、iCloud はくせ者です。特にフォトストリームとか iCloudフォトには要注意なのです。iPhone で撮った写真を勝手に同期してくれるのは便利なのですが、外出先で Mobile Wifi を使っているときに沢山の写真を自動で同期されると一気に通信制限に引っかかってしまいます。

Debookee Tools をインストールするとステータスバーに上記写真のようなメニューが表示されます。ここで表示したい情報だけを選択するだけです。私は SSID のみ表示にしています。ステータスバーの表示はこんな感じです。

MacBook_Pro_Status_Bar.jpg

Command キーを押しながらアイコンをクリックすると場所を変更できるので、SSID 名の前に見栄え良く WiFi 接続のアイコンを置いています。

自宅に戻ったときや、ホテルで WiFi に繋ぐときも、接続 SSID 名が表示されていると何かと便利です。ついつい Mobile WiFi の電源を落とすのを忘れてたりしますからね。

アプリの最終更新日は 2016年5月18日なのでしばらく更新されていません。ですが、64 bit アプリなので今後も安心して使えると思います。


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2018/02/15

VLC Media Player 久しぶりのメジャーアップデート

VLC Player 3

動画再生の定番アプリ VLC Media Player が、約3年ぶりにアップデートしていました。見た目は以前のバージョンと変わりませんが、4K/8K再生でのハードウェアデコードや、HDR10の対応、360度ビデオのViewPoint変更、3Dオーディオ対応、Chromecastへのストリーム出力、BD-J対応、ドルビーデジタル、TrueHD、DTS-HDのオーディオパススルーなどにも対応して、コアな部分で大幅な機能強化が図られているようです。以前のMac版バージョンは 2.2.8、最新バージョンは 3.0.0 になります。(ICONがちょっと変わってシンプルなフラットデザインになりました)

VLC Media Player は、サポートする OS の種類や動画フォーマットの多さで群を抜いており、これだけ高機能なアプリが無料で手に入るのは有り難いとしか言いようがありません。(正確にはドネーションウェアとでも言うのでしょうか、非営利団体なので寄付を求めています)

対応する OS は、macOS 10.7 以降、iOS、tvOS、Windows XP 以降、Android、Android TV、Linux、Xbox など。Chromecastへのストリーミング出力もサポートされています。古い OS でも対応した VLC Media Player をダウンロードできるのは嬉しいです。

さて、VLC Media Player はこれまでも細々とアップデートを繰り返してきました。その度に軽度なバグがあってスムースに再生できなかったり固まってしまうことも度々ありました。Version 2.2.8 は比較的安定して動作していましたが、それでも 4K 動画ともなるとコマ落ちが結構多くて、特に再生を先送りすると頻繁に墜ちていました。そういう経験から、以前のバージョンを残したまま version 3 をインストールしました。インストールと言っても、ダウンロードしてアプリケーションフォルダーにコピーするだけですけどね。

mp4 (2K, 4K)、MOV、m2ts、ts ファイルをいくつか再生してみましたが、今のところ大きなバグはなさそうです。むしろ、4K mp4 や m2ts の再生は前バージョンよりスムースで、コマ落ちは見られませんでした。ただ、何故だか、m2ts ファイルを右クリックして起動アプリを選択して開くと、ほぼ再現性良くフリーズします。mp4 の場合はそのようなことはありません。

軽微なバグはありそうですが、version 2.2.8 から切り替えることにしました。
VLC Media Player については、下記の記事もご覧ください。


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2017/12/18

Mac オリジナル フォルダーアイコンを作る 2017 Folder-Factory

350x350bb.png

久しぶりに Mac のお掃除を兼ねて、フォルダーをオリジナルデザインに変更してみました。以前は、Folders Factory というアプリを使っていたのですが、このアプリは2012年から更新されていなくて現在 macOS High Sierra では全く使えません。32bitアプリのままなので、そのうち App Store からもなくなるでしょう。エンボス加工できたり、写真をバックグラウンドにしてもフォルダーの形がうっすりシャドーがかって見えたり、操作性も良くて重宝していたのに本当に残念です。

ここで紹介するのは、アプリの名前はよく似ていますが別物です。Folder-Factory です(¥360)。macOS High Sierra になってからもアプリが更新されているので、安心して使えます。使い勝手とアイコンの出来映えは Folders Factory に及びませんが、直感的に操作できるのは悪くないです。デザイン画面がレイヤー構造になっているので、2枚以上の写真を重ねて表示させたりもできます。残念ながら、画像のエンボス加工はできません。

2017_Set_folderIcon.jpg

よく使うアイコン画像を Drug & Drop で取り込んでおくと(左のレイヤー表示)、作りたいアイコンの画像を選択するだけでアイコンを作れます。イメージを取り込むと、フォルダー全体をイメージで埋めることもできます。上の例では、バックグラウンド透過の .png ファイルを取り込んでいます。

アイコンが完成したら、右上の「Apply Icon」をクリックして出力先を選びます。作成したアイコンで新しくフォルダーを作ることもできるし、既存フォルダーのアイコンを変更することも出来ます。

画像の位置合わせはガイドが表示されるので簡単です。微調整したければ Preference を都度変更すれば可能です。(赤枠の部分のチェックを外す)

Preferences.jpg

画像のバックグラウンド透過と JPG => PNG 変換はプレビューアプリで簡単にできます。

アプリのアイコンを取り出す場合は、アプリをクリック選択して「情報を見る」を開きます。左上に小さなアイコンが表示されるので、それをクリック選択してコピーします。プレビューアプリを開いて「クリップボードから新規作成」を選択すればアイコンを開くことが出来ます。通常、解像度の違う複数の画像からできているので、一つを選んで PNG 書き出しすれば、背面透過の .png ファイルが取り出せます。

Folder-Factoryの作業ファイルを iCloud に直接置いておくことが出来るので、複数台の Mac があっても同じアイコンを簡単に作ることが出来ます。凝ったデザインで無く、簡単にアイコンを作りたいなら、このアプリは良いと思います。もちろん、普通のファイルなので複数作って使い分けることも出来ます。

App Store で「Folder Icon」と検索すると 20個くらい出てきます。無料の物はデザイン済みのアイコンに変更できるだけでオリジナルアイコンは作れないものもあります。ダウンロードは無料でも、出力しようとすると課金要求される酷いものもあります(Image2icon)。¥360位なら買っても損はないですが、それより高額になると素人ユーザーには不要じゃないでしょうか。

Mac はファイルのアイコンを簡単に変更できるのも特徴の一つです。画像をコピーして、ファイルの情報を開いて左上の小さなアイコンをクリックして、ペーストするだけでアイコンが変えられます。削除するときは、同じく小さなアイコンをクリックして Delete するだけです。


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2017/12/08

FileMaker Pro データベースを iCloud で同期して個人的に使う

fmpro-16-icon.png 

個人でデータベースを使うとき、デバイスをいくつか持っているとデータの同期に悩まされます。データベースファイルを Cloud に置いて同時に使用できると簡単なのですが、これはどうも素人的な考え方のようです。私ももちろん素人なので安易に考えてしまいますが、厳密にはファイルを同時に開いて作業しながら「同期」を取るというのは大変なことのようです。私が長年使っている FileMaker Pro についても、そのような使い方をする場合は FileMaker Server でファイルを開いて FileMaker Pro をクライアントとして使う以外なさそうです。まぁ、当然のことなのでしょう。。。

ですが、個人で Server を持つのは大変だし、そこまでする必要があるのか・・と思います。第一、一人で使う上では同時に同じファイルを開いて使うことはまず無いですし。

FileMaker Pro には、PC(macOS, Windows)の他に、iOS デバイス用の FileMaker Go アプリが無料で提供されています。iOS デバイス用のアプリではデータベースを作れないので、原則的には PC用の FileMaker Pro アプリを持っている人だけが使えるアプリです。

FileMaker Pro にはネットワーク共有機能があって、少人数の場合は同じネットワーク上で一つのファイルを開いて共有することができます。もちろん FileMaker Go からも共有して開くことができます。でも、これは「同じネットワーク上」にあることが条件で、しかもホストとなる PC 上の FileMaker Pro は開いておかないといけません。

個人で使う場合は、次のことが満たされれば問題はありません。私は母艦として iMac を使っていて、サブ機として旅行などのときに MacBook Pro を使っています。さらに、常時持ち歩きの iPhone とちょっとした外出時用に iPad も使っています。これらが全部使えれば問題ないわけで、同時に使うことはまずありません。

1. iMac でデータベースを作成してデータを入力する
2. 旅先では MacBook Pro でデータベースを開いてデータを入力する
3. 自宅に戻ってから、MacBookPro で作業したデータベースを iMac で開く
4. iPhone や iPad でもデータベースを開く(基本的には見るだけ)

iCloud 使えば簡単にできるんじゃないか?・・・と思うのは浅はかでした。(以前までは)
1〜3 まではなんとかなるものの、以前は iOS デバイスから iCloud 上に置いた FileMaker ファイルにアクセスできなかったのです。iOS 11 になってからは解消されましたけど。

でも、FileMaker のサポート情報を見ても、どこにも iCloud にファイルを置いて使う方法、データ同期と共有は記載されてないのです。つまり、お薦めではない、何が起こってもサポートしない・・・と言うことなのでしょう。実際、FileMaker Pro ver 13 だか 14 で iCloud 上のファイルが開けなくなった・・という書き込みも散見されます。(私は macOS High Sierra になる前まで FileMaker Pro 12 を使っていましたが、High Sierra では使えなくなり泣く泣く version 16 を購入しました。ver 12 で使える FileMaker Go も iOS 11 では動かなくなりました)

前置き長くなりましたが、ここからが本題。これまでのところ、何の問題も起きていません。というか、一応、純正の機能を使った方法なので問題が起きては困ると思っています。(笑)

macOS High Sierra では、Mac の書類フォルダ全体を iCloud に保存して、他の Mac にも同期できるのです。つまり、書類フォルダの中に FileMaker のデータファイルを保存すれば、Mac の機能としてファイルが同期されるわけです。MacBook Pro に iMac の書類フォルダを同期して保存するようにしておけば、iMac のファイルと同じファイルを開くことができ、その逆もアリなのです。これで上記 1 〜 3は解決です。

iOS デバイスからは iCloud 上のファイルを直接開くことはできませんが、書類フォルダには iOS デバイスからもアクセスできるので、そこからファイルをダウンロードして上書き保存すればコンテンツを同じにすることができます。iOS デバイス上にコピーしたファイルなので、そこで変更を加えても iCloud 書類上のファイルには保存されません。上記 4 も解決。

iOS デバイスで変更してしまっても、そのファイルが最新であるなら、自宅に戻って AirDrop で iMac に送り、iMac 上のファイルを上書き保存すればマニュアルでアップデートもできます。

データベースの同期にはこれまでほんと悩まされてきました。iCloud を使って同期できる Tap Forms 5 というアプリもありますが、FileMaker に比べると機能が限られる上、動作が安定しない。小規模なパーソナルユースのデータベースなら Tap Forms 5 でも良いかもしれませんが、データ(レコード数)が 数百以上になってくると大変扱いづらい。Tap Forms 5 にしかできない使いやすい便利な機能もあるので、目的によって使い分けるのが良いのかもしれません。

気になる点として、FileMaker Pro はレコードを変更して次のレコードに移った時にデータが保存されます。結構頻繁に保存を繰り返しているので、書類の iCloud 同期とタイミングが悪いとデータが壊れたりしないかな・・・という心配はあります。でも、Mac 上のファイルが壊れることは無いと信じています。


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