2011/08/16

Mac動画変換 - アプリの比較サイト

ちょっとネットでググれば、Mac用の動画変換(Video Conversion)アプリはいくつも出てきます。各アプリの機能比較したサイトはここ。 Mac Video Converter Review

11種類もの同様なアプリの機能をまとめています。ただ、評価項目は、各アプリのメーカーサイトが掲示している特徴をまとめただけなので、単なる機能の比較でしかありません。動画変換アプリなので、変換速度とか画質についてのレビューがないのは残念です。

多くの場合、決まったフォーマットの動画を、決まったフォーマットで保存するだけだと思うので、様々な Input, Output ができることがどれだけ意味あることなのかよくわかりません。変換したい動画、たとえば、DVDの.VOBなのか、Blu-RayやHDビデオからの.m2tsなのか、Flash .flv なのか、これらが自分の使う機器やアプリでちゃんと再生できるフォーマットに変換できればそれで良いように思います。

さて、リンクにあるReviewでは、他の記事で紹介したXilisoft HD Video Converterは11本のアプリの中で9番目という低い評価になっています。これは、サポートするフォーマットの種類はそこそこながら、オーディオ、静止画関連のファイルサポートが他のアプリよりも劣っているからに過ぎません。

私が変換アプリを使う上で重要と思うのは次の項目くらいです。

1. Batch Convert : 複数のファイルを連続あるいは同時に処理していくことができるか。これは当然のごとく、リストにある全てのアプリで可能です。
2. Crop Video : ビデオの外側の黒い部分を除くのに必須の機能。古い動画だと、4:3画面に16:9を入れていることがあり、その場合、上下に黒縁が付いてしまいます。これを除くためです。もちろん、動画の一部だけを切り取る目的にも使えます。Xilisoftには、残念ながらこの機能はありません。(XilisoftのサイトではCropできるような表現もありますが未確認です)
3. Clip, Trim Video : ビデオ長の編集です。動画変換後に編集して無劣化保存するならば、この機能は必ずしも必要ではありません。リストにあるほとんどのアプリで可能です。
4. ファイルのDrag & Drop : 操作性を考えると必須です。当然あるべき機能ですが、Aiseesoftではできません。
5. Multi core/Threding対応かどうか : 変換速度に影響するので非常に重要な機能です。iMacのi7は4つのコアをHTテクノロジーで8スレッド動すので、これにアプリが対応していれば高速処理が可能になります。多くのアプリで対応しているようです。
6. 細かい操作性では、出力ファイルの予想サイズ表示、操作終了時間の表示、出力ファイル名の変更、出力パラメータープリセットの保存、Highビットレート対応、音楽データのみの出力、オーディオ 5.1チャンネル出力など。これら、Xilisoftは全て対応しているので、操作性もそこそこ良いと思っています。

さて、Reviewのリストを見ていて気づくことは、おそらく、XilisoftImTOO, 4Media は同じアプリだと思われます。また、Aimersoft, Wondershare, Daniusoftも同じでしょう。変換アプリは色々とあっても、もしかするとベースになっているエンジンは共通だったりするのかもしれません。

いずれにせよ、Xilisoftを使っていて特に不満はありません。後は、やはり、編集機能の充実と.m4v出力対応ですね。m2tsファイルは数GB以上と巨大なので、テレビ番組などの場合はCMカットをマニュアルででもできるようになったら嬉しいです。また、クリップと言っても数値入力だけですので、グラフィックインターフェースにしてくれれば更に操作性があがります。

今は歴史的な円高です。ドル買いすればお得感があります。これだけの機能を持ったアプリが、わずか3,000円程度で購入できるのはありがたいものです。


Mac Video Converter Review で対象になっているXilisoft動画変換アプリはBasic versionで、Xilisoftからは高機能なUltimate versionまで出ています。価格は高くなりますが(6,980円あるいは$59.95)Cropなどの編集もできるようです。これから購入するなら、高機能版がおすすめです。
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2011/08/14

定番の MPEG Streamclip 1.9.2 操作方法

動画変換アプリは有償、無償とも沢山ありますが、やはり MPEG Streamclip が一番使いやすいです。OS X 10.7 LionになってからQuickTimeも機能アップしたけれど、やはりまだQuickTime Player 7の編集機能までは至っていません。また、QuickTimeはProに有償バージョンアップしないと編集機能は使えません。LionになってからはQuickTime Playerのインストーラーは付いてきませんが、ネットを探せばAppleのサイトでファイルを見つけることができます。

今回はMPEG Streamclipの操作方法をまとめます。
様々な設定があので奥は深そうですが、通常使う範囲では至ってシンプルです。QuickTime Player Proと同じで、ファイルをドラッグ取り込み → 編集 → 「Save as」あるいは「Export to」で保存するだけです。Batch処理も可能です。

起動してファイルを取り込んだときのメイン画面はこんな感じ。

MPEG Streamclip icon MPEG Streamclip Top

操作パネルは下に配置されており、ボタンもシンプルなので迷うことはないでしょう。
簡単に操作方法を説明すると、各ボタンの説明は下の図のようになります。
ボタンだけでなく、矢印キーも使うと更に操作性があがります。

MPEG Streamclip 02

ショートカットキーも用意されています。
ここで、In, Outの設定は、キーボードの「I」がIn、「O」がOutです。

MPEGはフレーム単位でしか編集できないので、編集するときはKey Frameまであわせておいた方が余分な画面が取り込まれず良いかと思います。Edit menuから「Go to Keyframe」あるいは「コマンド+K」で近くのKey Frameに移動できます。あるいは、前のKey Frameに移動なら↑キーを、後ろのKey Frameに移動するなら↓です。

In, Outを設定して、Edit menuから「Cut」で切り取り、「Trim」で選択範囲以外を切り取ります。

編集したファイルの保存は、「Save as」か「Export to XXX」で行います。
はっきりした記載はありませんが、Save asだと再エンコード無しに保存していると思われ、ファイルフォーマットの違いによっては保存できません。Export to ならば基本的に様々な形式に変換して保存が可能です。

Save asで選択できる形式は、MOV, AVI, MP4, DVです。QuickTimeだと編集保存するとMOVになってしまいますが、MPEG Streamclipなら保存にmp4を選択することができます。Windowsとやりとりするなら、mp4でないと何かと面倒なので大変ありがたいです。

Export to Other Formatsを選択すると保存形式を選択する画面が表示されます。

MPEG Streamclip Export to others

元動画と異なる解像度(Frame Size)を選択すると Professional 2D-FIR scalerで変換すると表示されます。これはほとんど変更する必要はないです。Frame Rateはブランクにしていると元動画と同じレートが適用されるようです。Apple TV用にFrame Rateを24に設定したければ、ここに24と入れれば良いです。特に気にする必要はありません。画質はどうしても気になりますので、Qualityを変更する程度でしょうか。100%が一番高画質です。

最後にPreferences画面です。

MPEG Streamclip Preferences

これも変更の必要はありません。Skip時間を変更したければ、青枠内の秒数を変更します。

MEPG Streamclipはバッチ処理も可能です。変換したいファイルが沢山ある場合は便利です。
List MenuからBatch Listを選択するとBatch List画面が表示されます。ここに変換したいファイルをドラッグするだけです。複数同時にドラッグしても、一つずつ変換保管方法を聞かれます。ちょっとわずらわしいですが、連続操作可能なので便利なことには代わりありません。

MPEG StreamclipにはYouTubeなどの動画を落として変換する機能もあるようです。(動作未確認)