2012/03/25

買って損は無い New Apple TV

2nd Generation Apple TV と New Apple TV のスペック上の違いは、プロセッサが A4 から A5 に変わってパワーアップして Full HD 1080p に対応したことだけです。外見上の変更は全くありません。30インチクラスのテレビに接続するならば、 New Apple TV の良さを実感するのは難しいかもしれません。そんなわけで、既に 2nd Generation Apple TV を持っている人にとっては機能アップは限定的です。ただ、この夏に登場予定の Moutain Lion のことを考えると、いち早く手に入れていても良いのではないでしょうか。

ネット上では New iPad の話題におされて、Apple TV の記事は多くありませんが、iPhone, iPad, iPod touch ユーザーならば買わない手は無い・・・と思います。LAN環境であれば、¥8,800 で自宅のテレビと iPhone などが繋がるのは大きいです。もちろん、iTunes からも音楽や動画を大型テレビで再生できます。

Apple TV があれば、自宅のテレビをインターネットテレビにできる! と、思うのはちょっと早いです。一番肝心なブラウザ機能がないんですね。こちょこちょやって Jailbreak という手はありそうですが、今のところ New Apple TV5.0 (4099) で成功したという話題は多くないようです。時間の問題でしょう。

Apple TV を立ち上げるとこんな感じ。

120325 AppleTV

ムービーは、iTunes Store の映画と同じです。
コンピュータは、ホームシェアリングした iTunes のコンテンツ再生用です。
その他は、YouTube, vimeo, Radio といったところがよく使うアイテムかもしれません。

ここで問題になるのは、Apple TV 単独では日本語入力ができないことです。YouTube や flickr で日本語検索ができません。日本語入力をするためには、iPhone などに入れた "Remote" アプリが必須です。Remote アプリから Apple TV を選択すると Apple TV のコントロールだけでなく、検索に日本語を入力することができます。

YouTube に関してはもうひとつ問題があります。デフォルトのトップページがアメリカ仕様になっているので、日本語コンテンツは出てきません。色々とネット上を探してみましたが、トップページを日本に設定することは今のところ出来なさそうです。思えば、iPhone が販売されて初期の頃は、iPhone の YouTube でも同じように日本ページがデフォルトで表示されない状況だったので、そのうち改善されるのを期待しましょう。

Apple TV に付属の赤外線リモコンはシンプルなものなので、たとえ日本語入力ができるようになったとしても、矢印キーだけで操作するのは現実的ではありません。iPhone などとの連携で使うのが一般的な方法だと思います。

iPhone 4S からは、Apple TV を介して iPhone 4S 画面のミラーリングも可能になりました。夏に予定されている Mountain Lion では、AirPlay 機能が更に拡張されて Mac 本体の画面を Apple TV 経由で大型テレビにミラーリング可能になるとのことです。わずか ¥8,800 のセットトップボックスが、テレビと Mac, iPhone, iPad などを繋ぐ重要な役割を担うわけで、非常に戦略的な製品なのではないかと思っています。

ところで、New Apple TV は Full HD 対応のために基本性能が大幅に向上しています。それは単にプロセッサが A5 になっただけでなく、搭載RAMは前代より 2倍に増えて 512MB となり、無線LANには New iPad でも使われている Broadcom BCM4330 が搭載されています。このチップ、コンボ・チップと呼ばれて IEEE 802.11a/b/g/n だけでなく Bluetooth 4.0 と FM にも対応しています。無線通信関連は New iPad と同じ性能を持っているわけで、将来的に Bluetooth key boad なども接続可能になるかもしれません。ただ、iPhone や iPad をリモコンのように使ってコントロールする方法がさらに一般的になれば、わずか ¥8,800 の小さな箱に日本語入力変換機能を入れ込む必要はないようにも思えますが。
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2012/02/29

New Apple TV で Full HD 1080p 動画対応か

3月7日が楽しみです。
サンフランシスコの Yerba Buena Center で iPad に関するイベントが予定されています。iPad 2 が発表されたのは昨年の3月3日ですから、ほぼ 1年で噂の iPad 3 が登場と言うことになります。日本の発売は遅れてしまいましたが、米国では発表の 1週間後から販売が始まりました。おそらく、今回もさほど日を置かずに販売開始になるものと思われます。

iPad 3 については、いろんなところで噂が飛び交っています。ということもあるし、直ぐに買おうという気もまだ起こっていないので、もう一つの噂、iPad 3 と同時に発表されるのではないかという New Apple TV について書きましょう。

120229 apple-tv3-ipad-3

現在の Second Generation Apple TV は A4 chip を積んでいるため Full HD 動画には対応していません。Apple の動画配信サイトでも最高解像度は 720p で、ネット回線スピードの関係で 1080p 対応を見送っていたのではないかとの話もあります。

今回発表が噂される New Apple TV は、A5 chip あるいはその改良版を搭載して、1080p Full HD に対応し、AirPlay により iPad 3 からのミラーリングを実現するというものです。また、New Apple TV の発表と同時に、1080p Full HD 動画の配信を開始するのでは無いかとも言われています。720p HD 動画でも DVD と比べると圧倒的に綺麗ですが、地デジや Blu-Ray 映像になれてくると、720p と 1080p の繊細さの違いが明らかにわかります。現在の Apple TV では、動画だけで無く画像も 720p レベルにダウングレードして表示しています。

現在の iTunes は 1080p 動画再生にも対応しています。ただ、Apple TV に出力すると 720p に落として再生されます。自宅の Full HD テレビで 1080p 動画を見ようと思うと、Mac から HDMI で直接出力するしかありません。

Apple TV が 1080p に対応してくれると、面倒な配線も必要なくなるし、なによりも、iPad や iPhone からも 1080p 動画再生ができるようになるのかもしれません。まぁ、メモリ容量を考えると Blu-Ray 一枚分を iPad や iPhone に入れるのは現実的とは思えませんが。(iPad 3 は 128GB モデルも出るのでは無いかとの噂)

Apple TV についてはもう一つ。Bluetooth 4.0 に対応するだろうとのこと。つまり、現在の赤外線リモコンは無くなるということかもしれません。さらには、iPad 3 と共に、Siri にも対応するのかもしれませんね。

来週の発表が楽しみです。
2012/02/25

iPhone 4S から AirPlay で音楽を聴く

AirPlay については前に記載しましたが、Apple TV があれば、同じネットワーク内であれば iTunes を立ち上げることなく iPhone からもAirPlay で音楽を聴いたりビデオを見たりすることができます。先日、AirPlay について書いたときは、何故だか iPhone 4S から Apple TV が認識されなかったのですが、今は何事もなかったかのように接続されています。出力先の選択は下図のようになります。

120225 AirPlay 01 120225 AirPlay 02

さっそく、iPhone 4S で再生した音を聴いてみました。う〜ん、微妙です。iTunes から再生したときよりは明らかにイイです。でも、iPhone 4S 側でボリューム調整やイコライザー操作が反映されるということからして、iPhone 4S のアンプを通った音であることは間違いなさそうです。

iMac に入れた iTunes から聴いたときは、音が細くなって明らかに劣化を感じましたが、iPhone 4S からの音は許容範囲ですかね。もちろん、イコライザーはオフにしています。

Mac も iTunes も立ち上げること無く、音楽もビデオも見れるというのはいいですね。便利な世の中になったものです。(笑)
2012/02/22

iTunes in the Cloud が発表になったけれど・・・

本日、2012/2/22 に Apple が iTunes in the Cloud を開始しました。
今のところ、App や ブックと同じように購入した製品のみが対象ですが、年内に ITunes Match にも対応するらしいです。

iTunes を立ち上げると、右側のナビリンクに『購入済み』が表示されるようになっています。これをクリックすると購入履歴が表示され、ここに『ミュージック』も加わりました。既にインストールされている製品は『ダウンロード済み』のボタンが表示され、購入したけれどインストールされてない製品は、iCloud アイコンが表示されます。

120222 ナビリンク 120222 iTunes 新機能

ついでに、iTunes Plus が表示されているのに初めて気づいたのでひとこと。以前ダウンロード購入した曲は 128Kbps だったわけで、iTunes Plus にするためには、一曲当たり 50円かかります。ビデオだと 100円です。

120222 iTunes Plus upgrade

たしか、iTunes Match では購入してない曲でも自分が持っている曲なら 128Kbps のものが 256Kbps AACの iTunes Plus に無料でアップグレードされるという記事を読んだことがあります。『特別提供』とか書かれてるけど、何が特別なんだろう・・・と思ってしまいました。128kbps でも特別困っているわけでは無いので、当面、今のままにしておくことにしています。

ところで、日本の曲は 128kbps のままなのですが、US の曲はいつの間にか 256Kbps になっています。

iOS の方も『設定』→『Store』に『ミュージック』が表示されるようになっています。これを “オン” にしておけば、購入した曲は自動的にダウンロードされるようです。

たぶん、iTunes in the Cloud は便利な機能なのでしょうが、相変わらず自宅の iMac を母艦にして毎日繋いでいる者からすると、現状と何も変わらないように思います。

アップル、2012年後半に「iTunes Match」を国内展開 -Store全楽曲がDRMフリー/256kbpsに(AV Watch)
アップル、日本でiTunes in the Cloud開始 -iTunes購入曲をiCloud経由でiOS/PC同期(AV Watch)
2012/02/18

Apple TV 持ってるなら Apple TV で iTunes の曲を聴いた方が良い

iTunes 10 からは AirPlay 機能を使って対応機器で音楽を聴くことができるようになりました。もちろん、それまでも AirTunes という名前で Air Mac Express 経由で音楽を聴くことだけはできました。Apple TV も新しくなり、AirPlay を使うと音楽だけで無く 720p HD 動画や画像の再生もできるようになりました。普通にできて欲しい機能を簡単にできるようにするのは “さすが Apple” で、大変有り難いです。

ここでちょっと疑問。Apple TV からも iTunes の曲や動画を再生することができます。iTunes から再生するのとどう違うのでしょうか。自宅のネットワーク環境は簡単に書くと下記のようなモノです。実際はこれ以外にもごたごたと周辺機器が付いているので、HDMI 分配セレクターで切り替えていたり、有線/無線LAN も飛ばし放題で “ネット” が張りめぐらされていますが。

Home Network

結論から言うと、Mac の iTunes から AirPlay で音楽を Apple TV に送ると、Mac 本体のアンプを経由しているようで、本来の音源データが色づけ(劣化)されてしまうようです。実際、Mac の iTunes を再生しているときに AirPlay で Apple TV に音楽を送ると、iTunes のイコライザーで変更した音が反映されます。また音量の調節もiTunes から行うことができます。

おそらく、これは Air Mac Express 経由の互換性を維持するために、前身である Air Tunes の仕様を継承したためと思われます。面白いことに、Air Tunesでは対応していなかった動画を再生して Apple TV に送るとイコライザーは効きません。つまり、Mac 本体のアンプを経由せずに出力されていると思われます。

では、Apple TV から iTunes の曲を再生するとどうかというと、音質の違いは歴然としています。

音にうるさい人間(自称)からすると、Mac 本体のちゃちなアンプを通して劣化した音など聞けたものではありません。特に、単体アンプを使って、しっかりしたスピーカーから音を出してみると、猿にもわかるほど音質が違います。(笑)

AirPlay では、Apple Lossless が使われているそうです。音質に気を使っているのはわかりますが、iTunes からの再生は要注意ですね。せっかく CD から Apple Lossless で取り込んでも、iTunes で再生したら意味なさそうです。もちろん、音にこだわらないなら便利でいいのですけどね。

AirPlay をネットで調べてみましたが、ほとんど情報がありません。中には、Air Tunes と AirPlay をごっちゃに間違っている記事や、AirPlay には iTunes 10 用と iPod, iPhone iOS 用に二種類あって名前が同じなので紛らわしいとか書いているものもあります。iPod, iPhone からも iOS 5 なら AirPlay で再生できます。

残念ながら、何故だか、うちの iPhone 4S / iOS 5 から Apple TV が認識できなくなってしまったので、iPhone 4S で再生する AirPlay の音がどうなのか確認できていません。おそらく、iTunes から再生するよりも良いのではないかと思います。

ここに書いた記事、正しいのかどうかはわかりません。でも、音は明らかに異なります。
詳しいことをご存じの方がいたら、教えていただけると有り難いです。