2017/10/11

Macの動画プレイヤーは何が良いか

Apple Icon Video 
Macには QuickTime という素晴らしい純正プレイヤーがあります。ただ、Appleのポリシーに沿わないフォーマットは再生できない・・という難点もあるわけです。たとえば、Windows標準の .wmv ファイルは持っての他ということです。(笑)

動画形式には色々とありますが、代表的なのは Mac なら .mov、Windows なら .wmv、DVDやBluRayで採用されている .ts /.m2ts、汎用性がある .mp4 などです。動画形式と言っているのは、これらのファイルは実はコンテナのようになっていて、コーデックされた映像と音声が含まれています。コーデックの方式には、映像なら H.264 や MPEG-4、WMV9、Xvid などがあり、音声コーデックには AAC, MP3, LPCM, WMA などがあります。macOS High Sierra からは、圧縮率に優れた H.265 コーデックがデフォルト対応になりました。

QuickTime さえあれば動画再生で困ることは普通ありません。けれど、上記の動画形式のうち .wmv や .ts/.m2ts ファイルには対応していません。したがって、これらを再生したいときはサードパーティー製アプリを使うしかありません。汎用性があって代表的なのは VLC Player です。対応フォーマットが多く、iPhone/iPad や Apple TV 用もあるので必須アプリの一つです。しかも無料です。

もう一つ良さそうなのは Elmedia Video Player です。こちらも VLC Player 同様に多くのフォーマットに対応しています。最新バージョンの 6.8 では、AirPlay にも対応して Apple TV に直接出力できるようになっています。ですが、残念なことに有料版のみ、しかも、無料版で Apple TV 4K に出力して少し試した限りでは 1080p でしか再生されませんでした。(1分間のみ試すことができて、その後、有料版の購入を促されます)

Player_Comparison.jpg

.ts や .m2ts ファイルは DVD や BluRay をリッピングしたときに必ず出てくる動画形式なので、これらが再生できないとちょっと困ります。そんな時に役立つのが VLC Player だったり Elmedia Video Player なのです。Appleは、以前から DVD/BluRay ディスクのビデオは無視して、動画はネットワーク経由の配信しか考えてなかったから当然と言えば当然でしょう。(当時はディスクの全盛期、ネット経由の動画・音楽配信が主流になっていくはずだと考えた Apple は・・というか、Jobs は凄いです。10年以上経ったいま、時代はまさにそう進んできています)

.ts/.m2ts ファイルを .mp4 に変換して QuickTime で見る手もあります。面倒で時間はかかりますが、QuickTime の優れた機能を使えるようになります。これも定番アプリがあって、 HandBrake です。最新版はバージョン 1.0.7 です。様々な設定ができるので一見面倒ですが、一度設定を決めてしまえば楽です。特に、1080i で撮られたビデオやTV 録画をリッピングファイルの場合は「デインターレース」の設定は必須です。

結論として、QuickTimeは Apple純正だけあって最強です。再生できないフォーマットのときだけ VLC を使うのが現実的でしょう。頻繁に見るファイルなら、時間があるときに mp4 に変換しておくのも手です。


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2017/09/26

macOS High Sierra - Quick Time で Apple TV 4K に 4K出力

AppleTV01.jpg 
Apple TV 4K のトップ画面を Quick Time でキャプチャした画像

前の記事で AirPlay は Apple TV 4K への 4K 出力をサポートしてないなんて書いてしまいましたが、Quick Time からは 4K 出力されていることを確認しました。Macデスクトップを AirPlay で Apple TV 4K に送ると、どうやら1080p止まりのようです。逆も同じで、Apple TV 4K のテレビ画面を High Sierra の Quick Time でキャプチャすると 1920x1080 になります。

MacBook Pro では何故か Quick Time から AirPlay 出力できなくて、デスクトップのTopバーにあるAirPlayから出力したのが間違いだったのかもしれません。iMacを High Sierra にアップデートして、Quick Time で出力先を AirPlay にすると、テレビ画面には 4K 出力されていました。ディスプレイ設定を見てみると MacBook Pro で表示されていた 1080p は出てきませんでした。機種によって何か違うのか、よくわかりません。

いずれにしろ、iMac から Apple TV 4K に 4K出力できることがわかって、ほっとしました。

写真については、Macの写真アプリから直接 AirPlay 出力することができません。Apple TV 4K 側の写真アプリから見ろと言うことですね。そのためには、やはり写真は Mac写真アプリで管理しないと 4K解像度で見れないということ。。。iPhoneから写真を AirPlay で出力しても 4K画像で表示されません
※ 4K Photoなどの tvOS アプリを使えば 4K解像度の画像を見ることはできます。

ちなみに、High Sierra にしなくても、macOS Sierra の Quick Time でも AirPlay 4K 出力されていることも確認しました。定番の VLCアプリを入れてみましたが、もちろん 4K で再生できました。4K動画をサーバーに置いておけば、Macを立ち上げなくても VLCで見ることができて便利です。

High Sierra にアップデートした iMac でも今のところ問題は起きていません。以前から使っているアプリはほとんど普通に動いています。何故だか、 Photo Shop の立ち上がりが非常に早くなったのは気のせいでしょうか。ファイルシステムはもちろん HFS+(ジャーナリング)のままです。

アプリが普通に動くことが確認できたので、気が向いたら、ゴミの消去を兼ねてクリーンインストールすることにします。


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2011/08/27

ライオンの調教は続く - アップデートして良かったですか? -

バージョン番号で、わずか 0.0.2 の違いですが、Snow LeopardからLionへと大きく成長したと言われる Mac OSX 10.7 Lion。新しいOSにアップグレードするときは、いつも、ワクワクした期待と互換性という不安がつきまとうものです。1ヶ月あまり使用してみて、個人的に思った感想を書いてみたいと思います。

アップル - OS X Lion - 世界で最も先進的なコンピュータのオペレーティングシステム。

Appleによると新機能は250以上とのことです。Appleの新機能紹介の順番にあわせて話を進める前に、どこにも触れられてない互換性と不具合について最初に書きます。

1. Rosettaを廃止してPower PC時代と決別したことにより、古くから使っていたアプリが使いもにならなくなりました。今も開発が続いているアプリの場合は良いですが、すでに開発終了しているフリーウェアの場合は、使用を諦めるしかありません。記事にも書きましたが、リッピングアプリの MacTheRipper が使えなくなったのが痛いです。

2. 互換性では、Safari 5.1 と日本語入力の不具合は、かなり致命的です。少なくとも、私の環境では未だに解決していません。Flashを走らせるサイトを見ると、その後でWeb内での文字入力ができなくなります。サイトにログインすることもできなくなります。一旦、ウインドウを閉じて再度新たに開くと文字入力の不具合はなくなりますが、イライラします。他のブラウザでは、そのようなことが起きないので、おそらくは Safari 5.1 そのものの不具合と思っています。その昔、2003年に Safari が発表になったころ、日本語表示が頻繁に文字化けしたり、更にさかのぼって漢字TalkやOS7の時代に日本語インライン入力ができなかった頃の記憶が蘇りました。

そのほか、毎年のようにアップグレードを繰り返している某宛名印刷アプリなども、早々と Lion 非対応をアナウンスして、既存ユーザーへのサポートよりも商売優先を明確にしたところもあります。長年使っているATOKもそれに近いです。あたかも、OSX Lionでは ATOK に不具合がでるかのような逆説的な宣伝「ATOK 2011はOSX Lionに完全対応保証」で、Lionへのバージョンアップと一緒に購入した人も多いのではないでしょうか。ATOK は以前のバージョンでも Lion でちゃんと動きます。

Appleの QuickTime Player が動かなくなるとの噂もありましたが、Appleのサポートサイトから QuickTime Player 7.6.6 を ダウンロード してインストールすれば、Lionでもちゃんと使うことができます。Pro版を購入していた方は編集もできます。

こんな風に、今のところ利用者としてメリットを感じることができる点があまりないのが現状です。
この後、新機能についての所感を書いていきます。

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