2017/10/15

ウェストビレッジのハドソン川沿いピア45 - 心地よい風を受けてまったりできるお気に入りの場所

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ニューヨークの High Line の南端からワシントン通りを南下して約500m、W10th 通りかクリストファー通りを右に曲がるとピア45があります。New York Water Taxi も停まるピアは、芝生が植えられていて、ベンチもあってまったりできます。ハドソン川添いは公園になっているので、High Line からホイットニー美術館の方に歩いて、そこから公園内を通ってピアに行くこともできます。川添いの公園で開けているので、ジョギングしている人も沢山います。

1980年代の後半に何度か行ったことがあります。お気に入りポイントの一つだったのは、南にワールドセンタービル、北側にはエンパイアステートビルを見ることができたからです。今でもワン・ワールド・トレードセンタービルは見れますが、エンパイアステートビルの方は新しいビルが建って綺麗に見ることができなくなりました。次の写真は 1987年と2015年の撮影です。

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でも、この辺り、1990年代半ばまではいろんな意味で怖い場所でした。上の写真を撮った頃、7番街より西側は特に治安が悪くて昼間に人が沢山いる時間帯以外は行かないようにしていました。それに、このピア45の付近はクリストファー通りの西端になるので、川沿いは男性比率がかなり高くて・・、上の写真でも、エンパイアステートビルが見える写真には、男性同士のカップルもちらほら。次の写真も、角の店の前は男ばかりがたむろしています。

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この角の店の看板には BADLANDS N.Y. と書かれています。ネットで調べてみると、1983年にオープンして1991年まで続いていた Gay Bar でした。Christopher 通りは1800年頃には既にあったウェストビレッジの中でも最も古い通りで、ハドソン川添いにはマーケットや飲み屋が多くあったようです。そして、1960年代半ば頃から Gay が集まるようになったそうです。LGBTの聖地と言われる(?)Stonewall Inn も Christopher通りにあります。

Christopher通りには、今でも“それらしい”レインボーフラッグの店がいくつもありますが、個性的な店も沢山あるので観光客も多く訪れています。ピア45辺りのハドソン川添いは昔のままの姿を残しています。(Weehawken Street Historic Districtとして NYC Landmarks に指定されているので勝手に取り壊せない)上の写真の店もその一部です。2015年の状態は次の通りで、ずっと空き屋になってるようです。

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Christopher通りの西端に位置するピア45は、エンパイアステートビルとワン・ワールド・センタービル とのほぼ中間にあり、ニューヨークを代表するビルを両方見ることができる場所です。ワシントンスクエアパークや High Lineからも近いので、ブラブラと街歩きの途中に寄ってゆっくりするには丁度良いところです。


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2017/10/14

ニューヨーク・ワシントンスクエア・パーク - のんびりするならココ

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ニューヨーク・マンハッタンにはお気に入りの場所がいくつもありますが、ワシントンスクエア・パークもそのうちの一つです。ニューヨークに行ったときは時間があれば寄ってます。何が気に入っているのかというと、凱旋門から見えるエンパイア・ステート・ビルと真っ直ぐに伸びた五番街、そして、さほど広くもない公園なのにいつも人が集まっている様子かな。週末には、いろんな人がパフォーマンスしていて、そんな様子も楽しくて、のんびりとした時間を過ごすことができます。

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ワシントンスクエアの辺りが公共の公園になったのは1827年と言われています。その後にダウンタウンから北に移ってきた富裕層の住宅が、今でも公園のすぐ北側に残っています。1870年には、公園の再設計が行われて現在の公園の形が整えられました。1889年にはワシントン大統領就任100周年を記念して木造のアーチが建設され、その3年後にはパリのエトワール凱旋門をモデルにして、現在も残る大理石製の凱旋門に建て替えられました。公園の真ん中にある噴水は1852年に原型が作られて、1872年に改築されています。

ニューヨークと言えば五番街。その始点になっているのがワシントンスクエアです。凱旋門の下からは真っ直ぐに伸びる五番街を見ることができます。

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今から約30年近く前になりますが、当時、マンハッタンには良く行っていて、何をするでもなく、ただベンチに座って本を読んだりして半日ほど過ごしていたことがあります。とにかく、のんびりとゆっくりした時間を過ごしてリフレッシュしていたものです。ニューヨーク大学が直ぐ南側にあるので、近くにはちょっとしたカフェも沢山あって長時間滞在しても飽きません。

夏はストリートパフォーマーだけでなく、噴水で水浴びする人も沢山います。セントラルパークとは比べものにならないほど小さいですが、いつも活気が溢れていて、そこに居るだけでなんだか楽しい気分になります。さすがに冬は木々も葉を落として寒々としてますが。(笑)

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2017/10/10

ニューヨークの古き良き時代を垣間見る - Ladies Mile を歩く

TM_P1000213.jpg ユニオンスクエアの北西側からブロードウェイを見たところ(2015年撮影)

ニューヨークに限らず、最近では東京などでも昔の町並みを巡るウォーキングツアーが流行です。今の時代が失ってしまったものを色々と思い起こさせてくれるからではないかな。過去の痕跡を訪ね歩けるようになったのは、平和で豊かになった証拠かもしれませんね。

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Ladies Mileは、第一次世界大戦前のニューヨークの豊かさと繁栄を知ることができる場所だと思います。多くのデパートが建ち並び、ハイソなレディー達をショッピングに引き寄せていたことからLadies Mileと呼ばれるようになったのだそうです。当時の日本はまだ明治時代ですが、ニューヨークでは既に高架鉄道が走り、ビルが建ち並び大きなデパートもあった訳ですから驚かされます。場所は、東西をニューヨーク 6番街とブロードウェイ、南北は17st. 〜 23rd.で囲まれた辺りになります。23rdのフラットアイロンビルはその一番北側に位置していて、独特なビルの形で有名です。エリアの厳密な定義はありませんが、New York Landmark Preservation Commission(NYLPC)の登録(1989年)内容ではだいたい上記の範囲になっています。少し南側6番街14stには、Macy's Dry Goods Store があり、1897年に作られたビルの一部は現在も残されています。こちらは 2011年にNYLPCに別途登録されました。

ユニオンスクエア Union Square の北西端からブロードウェイを北に向かうと、それぞれ個性のある様々なビルを見ることができます。黒い屋根の Arnold Constable デパート(1986年建造)はアメリカで最も古いデパートと言われていて、1825年に創業し1975年に閉店しました。1ブロック北に移動すると、ほぼ同時期に建てられた Lord & Taylor ビルがあります(現在は5番街の38Stに移転)。 フラットアイロンビルの1ブロック手前には、ビル街に囲まれた宝石のような可愛らしい建物があります。
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5番街のビルはブロードウェイより少し新しくて、個性的なビルは少ないかな。5番街をずっと南下して 14st まで出て右折、地図左端に Macy's の元建物があります。一部分だけが残っているようで、間口が狭く小さな建物です。Macy's 創業の地で、かつては、6番街の13stから14stにわたる大きなデパートだったようです。

6番街まで進んだら北上します。ここにはかつての有名デパートが連立しています。Siegel Cooper, B. Altman, Hugh O'Neil, Adams, Enrich Brothersなど。Siegel Cooperと Adam's はお気に入りのビルとしても掲載しました。下の写真は順番に、B. Altman, Siegel Cooper, Hugh O'Neil, Adam's, Enrich Brothers, Stern Brothers の元ビルです。

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もう百年以上も経つビルなので、いつ行ってもいずれかのビルは修復・改装中だったりします。これらの写真は 2012年から 2015年にかけて撮ったものです。

ここに写真であげたデパートの中で、現在も営業しているのは Lord & Taylor のみです。時代は確実に流れていて、その中で生き残っていくのは大変難しいことですね。


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2017/10/09

ニューヨーク・マンハッタンを一望できるお気に入りの場所

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ニューヨーク・マンハッタンには数々の見所、そして楽しみ方があります。街をブラブラして古い建物を見たり、One World Trade Center, Top of Rock (Rockfeller Center), Empire State Building の展望台から町全体を眺めたり。そして、もう一つ、マンハッタン全体を少し離れた所から見るのもなかなか良いです。

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オプショナルツアーで定番のスポットは、ブルックリン・ブリッジのブルックリン側にあるダンボ DUMBOか、少し南に下ったブルックリン・ハイツ・プロムナード辺りです。でも、これらの場所からはミドル・マンハッタンより北側を見ることができません。お薦めなのは、ウィリアムズバーブ・ブリッジの少し北側にあるベドフォード Bedford の East River 沿いからの眺めです。Bedford にはお洒落な店やカフェも沢山有るので街歩きするのも楽しいです。Bedfordまではユニオンスクウェアから地下鉄 L-line に乗れば直ぐです。NYC Ferryの乗り場もあるので、Wall Street か 34th Street からボートで行くこともできます。

川沿いには小さな公園があります。ピアのように突きだした所からは、マンハッタンの東側を一望できます。観光客もほとんど居ないので、天気がよければ、街中でスナックを買ってきてココでのんびり食べるのも良いかもしれません。Bedfordの地下鉄駅を出た付近。

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地下鉄 Bedford駅からの行き方は簡単。Starbucks や Blue Bottle Coffee もあるので、寄り道してみたらどうでしょう。
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2017/10/09

ニューヨークの楽しみ方 - 私の場合は町歩き

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ニューヨークの魅力ってなんだろう。ブロードウェイのミュージカルだったり、世界最高のグルメやショッピングを楽しんだり、博物館で歴史に浸るのも良いし、天気がいい日はセントラルパークをぶらぶら歩くのもいいかもしれない。旅の楽しみ方は人それぞれ、100人居れば100通りの楽しみ方があって良いと思います。

私の楽しみ方は街歩き。ニューヨークには昔の繁栄の名残を伝える興味深い建物が沢山有ります。もちろん、今でも文化や流行の最先端の町であることには変わりないけれど、ディカプリオ主演の映画「華麗なるギャツビー」の時代くらいまで、1890年代から世界恐慌前までのニューヨークは間違いなく世界の中心で、当時の最先端建築技術と贅沢な装飾を惜しみも無く使った豪華なビルは今見ても素晴らしい。そして、1930年代に入ると、エンパイアステートビルを初めとした超高層ビルの建築ラッシュを迎えます。ヨーロッパには築400年とかそれ以上の建造物もあるけれど、それとは違った “古さ” が何とも言えず魅力的なんです。

ニューヨークには、1965年に当時の市長によって設立された Landomarks Preservation Commission というのがあって、歴史的・文化的な建造物の保護を行っています。既に3万件以上の建物が登録されているとのことなので、町中至る所に歴史的建造物があるといっても過言ではありません。最先端のビルに目が行きがちですが、ニューヨークには多くの歴史的建造物があって、それらを巡るウォーキングツアーも沢山行われています。

私がニューヨークの街歩きを計画するときによく利用しているサイトは、
Scouting New York (テーマ毎にちょっと変わったディープな町情報)
The Bowery Boys: New York City History(ニューヨークの歴史)
Ephemeral New York(歴史にまつわる逸話など)

個人的に気に入ってるビルをいくつか紹介すると、まず最初は言うまでもなく1931年完成のエンパイアステートビル Empire State Bldg。102階立てで屋上の高さは381mもあり、9.11で消失したワールドトレードセンターが完成するまで42年間も世界で一番高いビルでした。セントラルパークとバッテリーパークの真ん中辺りに位置してるため、屋上の展望台からはマンハッタンとその周辺を全て見渡すことができます。(展望台は二カ所、86階と102階にあります。86階の展望台は屋外にも出られるのでニューヨークの風を直に感じることができるのでお薦めです。)

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次はグランドセントラル駅 Grand Central Station(1871年完成)。特にドーム型の内部は何度見ても飽きない。天井には正座が描かれてます。写真正面には Apple Store があるので何度も行きました。

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1860年頃からSOHOの北側6番外を中心としたエリアに一大ショッピングゾーン “レディスマイル Ladies Mile” が形成されていきます。豪華な装飾を施した大型デパートが相次いで建造されました。次に紹介する二つはレディスマイルを代表するデパートで風格があって美しいです。
まず、旧Siegel-Cooper Department Store。6階建ての巨大なビルで1896年に完成しました。わずか8年後の1904年には経済的な行き詰まりから店舗は Greenhut に売られます。その頃からショッピングゾーンが更に北上を続けていったこともあり、Greenhut の店も1915年には閉めることになりました。現在は1階と2階部分のみディスカウント店などが入っており、上の階は倉庫かオフィスとして使われているようです。
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Siegel-Cooper Department Storeから 6th Avenue を挟んで反対側の3ブロック先には旧Adams Dry Goods Store があります。1900年に完成した6階立ての巨大なビルで、Siege-Cooperと同じ設計者なので見た目も何となく良く似ています。こちらも1913年には閉店なり、現在は細々と小売店が入っています。
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豪華な店舗を構えたものの、高架鉄道や地下鉄の建設により町の中心が北へ北へと移動していき、第一次世界大戦、世界大恐慌などの流れには勝てずに、あえなく閉店を余儀なくされたと言うことでしょう。ですが、この二つのビルは外装が素晴らしくて何度見ても飽きません。

そしてもう一つは、さほど有名なビルではありませんが、外壁の装飾が素晴らしいので気に入っています。SOHO地区のブロードウェイにある元Silk Exchange Bldg と呼ばれたビルで、1894年に建設されました。12階建てで下層階は普通なのですが、上層部には圧倒されるほどの装飾が施されています。わざわざ空を見上げないと見えない場所に、なぜ凝った装飾をしているのか謎です(笑)。
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これら以外にも歴史ある素晴らしいビルは沢山あります。100年以上も前にこんな素晴らしいビルを建築していたニューヨークって、ほんとに凄いです。忘れるところでした、五番街の Apple Store は初めてみたときに感動したので Top写真にしました(2006年5月完成)。


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