2018/04/10

耳年齢はいくつ?  - Bluetooth イヤホンの音はどれくらい劣化しているのか

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Apple が iPhone 7 でイヤホンジャックを廃止して、Bluetooth無線イヤホンの市場が爆発的に拡大しました。Apple はいつも先進的なことをやってくれます。が、過去の歴史を見てみると必ずしもそうとばかりは言えません。市場に定着しなかった失敗作もけっこうありますし。例えば、 1993年発売の Newton Message Pad や 1994年発売の QuickTake カメラなど。まぁ、これらは Steve Jobs が居ない Apple の低迷期でしたけど。

AV Watch の記事に「iPhoneからBluetoothで聴くと音質はどう変わる? 波形で比較した」という興味深いものがありました。この記事によると

現在主流のBluetooth 4.xの通信速度は規格上1Mbpsで、実行速度はもっとずっと遅いはず。一方、16bit/44.1kHzのステレオのオーディオをそのまま流すと、1.4Mbpsとなり、必ず圧縮が必要になるため、音質は落ちることは間違いない事実ではある。

アナログから CD(デジタル)になったときや、MP3 プレイヤーが出たときも同じような検証記事がありました。CDが出始めた頃は、まだ私の耳も若かったので、確かに違いを感じることができました。クラシックではホールの残響音が明らかに無くなって薄っぺらな音になっていたような。。。でも、これ、当時のデジタル化技術が未熟だったことに起因してたのではないかと思っています。

転送速度の制限は明らかな事実なので、耳に聞こえる音を劣化させずに原音にできるだけ忠実に再生するには、聞こえない音を意図的に消してデータ容量を減らすしかないと思います。記事には、Bluetooth では 17,000Hz 以上の音が消えていると書かれています。言い換えれば、転送データは 128kbps以下でエンコードされていて、元データがそれ以下の場合は音質劣化はほぼわからないだろうとのことです。

エンコーダとデコーダの性能/性質の違いによる音への影響の方が大きいのではないでしょうか。iTunes で再生した音は、他のデコーダーで再生する音よりも明らかにナマったるいです。どちらが良いかは好みに寄るのかもしれません。ただ、自宅のオーディオで聞くときは iTunes の音では物足りなさを感じます。昔ほどこだわりは無くなりましたけど。。。(笑)


耳は年齢とともに高音から聞こえなくなっていきます。耳年齢を調べてくれるアプリがあって、無情にも現実を突きつけられたものです。以前使ったことのある Age Test と言うアプリは 32 bit だったので iOS 11 を入れた iPhone では使えなくなっています。(ダウンロードすらできません。iOS 10 搭載機なら購入履歴の中からダウンロード可能)

最初に示したアイコン Hearing Test & Ear Age Test は秀悦です。耳年齢のテストだけでなく、健康診断でやるような聴覚検査も簡単にできます。しかも、健康診断の時よりも詳細に。

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これによると、17,000Hz の音が聞こえるのは 22歳位までで、60歳になると 10,000Hz 位までしか聞こえなくなります。これを考慮すると、Bluetoothイヤホンで 17,000Hz 以上の音が消えてもほとんど支障はないですね。高校生くらいだと、もしかしたら明らかな音の違いを感じるのかもしれませんが(笑)。


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2018/03/05

「Apple製品の平均寿命を決定する!」 とは、言い過ぎかな?

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Appleの業績情報を中心に発表し続けている市場調査会社(?)ASYMCO が、Determining The Average Apple Device Lifespan(Apple製品の平均寿命を決定する)なる記事を公開しました。元記事を読んでみましたが、まぁ数字のお遊びというか、実際の状況を反映しているとはとても思えません。鍵となるまとめのグラフが次の通り。

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突っ込みどころは満載です。累積販売台数から実際に使われていると思われる台数を引いた台数を使われなくなったデバイスの数とします。そして、その数が累積販売台数と同じ時期を調べて、その期間を平均寿命としているのです。あまりに大雑把すぎますが、経営指標の一つとして考えるならばわからなくもありません。なぜなら、平均寿命と言うよりも、ユーザーが平均的にどれくらいの頻度で製品を買っているかがわかると思うので。

このグラフは、Mac, iPhone, iPad, Apple Watch, iPod touch など全てのデバイスが含まれています。それぞれの販売データは公開されているので機種毎に調べることもできるとは書いていますが、ごちゃ混ぜにした上のデータでもって「平均寿命は約4年」と言い切るのは意味あるのでしょうか。記事を読んだ人からのコメントも沢山寄せられています。

製品がいつまで使えるのか「実際の寿命」を知るのに、確実なのは Apple のサポートページに出ている情報です。「製造終了後5年間はサポートしますよ」ということ。つまり、この間は寿命は尽きてないと言っても良いのではないでしょうか。このページにはサポート終了した全製品のリストが載っています。

さて、捨てられずに自宅で眠っている Apple 製品を調べてみました。
iPhone は全部残っていて、サポート終了した iPhone 3GS と iPhone 4 は電源入れても OS の更新ができなくて全く使えません(完全終了)。ですが、その次のモデル iPhone 4S は iOS 9.3.5 に更新できてまだ動きました。2011年に購入した物ですが、まだ生きています。iPhone 5 は iOS 10.3.3 まで更新できて動作しました(2012年購入)。2013年の9月に製造終了したので、今年の秋頃まではサポート対象です。買ってませんが、iPhone 5S 以降は最新の iOS にして使えるようです。

iPad は 2011年発売の第二世代があります。iPhone 4S と同じで iOS 9.3.5 まで更新できて動作しました。どちらも Apple A5 Chip を搭載しているのですが、動作は iPad の方が多少キビキビしています。

iMac はデカいので一世代前までしか置いていません。iMac 初の 27 inch ディスプレイを搭載した2009年モデルは、既にサポートは終了していますが、まだ最新OS にして使えます。ちゃんと High Sierra で動きます。動作はさすがにモッサリですけど、Webを見るだけなら何の不都合もありません。

そして初の 5Kモデルは 2014年の発売で、こちらは今でもメインマシンとして健在です。あ、健在とは言えないのかも。。。OSの更新の度におかしくなります。でも、使えなくはないです。3年以上使っているので、そろそろ買い換えの時期にさしかかっているのかもしれません。2009年モデルが最新OSに更新できなくなったら買い換えかな。

ハードウェアの寿命と製品寿命とは違う感じがします。2011年に購入した iPhone 4S はまだ生きていますが、とても使えたものではありません。iPhone 5 は多少マシですが遅くて使う気にはなりません。それを考えると、iPhone の製品寿命はせいぜい 3〜4 年と言うことでしょうか。iMac については少し長くて 7〜10年くらいはありそうです。2005年頃に販売された iMac G5 がまだ現役で動いているのを見たことありますし。

iPhone や iPad の場合、バッテリーの寿命も問題です。iPhone 4S のバッテリーはそこそこ持ちましたが、iPhone 5 のバッテリーはほぼ死んでいます。充電しても使っているとみるみるとバッテリーが亡くなっていきます。iPhone 5 を長らく使っていた知人がバッテリーが死んだので買い換えた・・という話を聞いたこともあり、この機種はバッテリーに問題があったのかもしれません。

iPhone の販売量は iMac に比べて圧倒的に多いですから・・・、あれ? ざっくりまとめた ASYMCO の結論とあまり変わりない。。。かも。「言い過ぎ」だなんて、否定的ですみませんでした。


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2018/01/16

Toyota が Apple CarPlay を採用 と言ってもアメリカの話でまだ先のことですが。

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Cult of Mac の記事によると、米国 Toyota が 2019年の Toyota Avalon から CarPlay を採用するとのことです。Avalon とは、日本未発売の米国現地生産モデルです。米国で Toyota ブランドで販売される車種では最上位に位置して、日本のクラウンと比べても同等か大型らしい。日本では 2000年頃まで逆輸入車として販売されていたようですが(トヨタ・プロムナード)、クラウンやマーク II などと競合するため販売終了しました。

Avalon 2019

Toyota Avalon の 2019年モデルから CarPlay を採用し、同年に他の車種にも拡大するようです。Ford, General Motors, BMW, Audi, Mercedes-Benz などは既に採用を決めているので、Toyotaもようやく・・・と言った感じです。CarPlay を採用するにあたり、9-inches の Toyota’s Entune 3.0 or Lexus’ Enform 3.0 multimedia systems が必要なのだそうです。CarPlay の他にも、Qi 準拠ワイヤレス充電機能、Wi-Fiホットスポット、スマートウォッチ連携機能に加えて、 Amazonの「Alexa」の採用も発表されました。

で、CarPlay ってほんとに便利なのか・・・という疑問。現時点で言うならば、日本のカーナビは機能豊富で CarPlay でできることはほとんど出来てしまう。いや、それ以上の機能があります。でも、将来的にはどうでしょう。何となく、ガラケーの歴史を思い出してしまいます。日本のカーナビは独自の進化をたどって超高機能なナビゲーションシステムになっています。一方、海外のカーナビは凄くシンプルなのです。

CarPlay でできることは、
1) Map によるナビゲーション
2) iTunes 音楽再生
3) 電話
4) Siri による音声アシスタント
5) CarPlay 用アプリの実行   など

これ、どれも iPhone 無くして実現しません。ほとんどの機能は iPhone が担当するわけです。別に CarPlay が無くても iPhone さえ持っていれば困らない(笑)

私の L-ブランド車の純正カーナビの場合、地図は頻繁に自動更新して最新に保たれるので、Apple の Mapよりも新しくて正確です。多少、物覚え悪くておバカなところもありますが、音声ナビも親切です。iTunes 音楽再生、電話、Siri アシスタントは Bluetooth 経由で iPhone とカーナビが繋がっているので問題なく使えます。DVD/Blu-Ray Disc の再生もできますしね。CarPlay にするよりも、iPad の置き場所をメーカー純正で作ってくれた方が有り難いかな。(笑)

日本車の場合はハンドルが右側になるので、当然、CarPlay の操作は左手ですることになります。左利きでもない限り、タッチパネルを左手で操作するのは結構大変です。Siri にお願いすることもできそうですが、今のところはまだそこまで賢くありません。L-ブランドのケアプランに入っていれば、スイッチ一つ押せばサポートに繋がってお姉さんが答えてくれます。事故やトラブルが起こった場合には心強い機能なのです。

でもです。ガラケーは便利だったけどスマホに駆逐されてしまいました。同じ事がカーナビの世界でも起きないとは限りません。使う使わないは別として、CarPlay 接続機能は無いよりもあった方が良いのかな。

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2017/12/13

Apple AirPort Time Capsule ファームウェア・アップデート

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我が家では 2013年に購入した AirPort Time Capsule 802.11ac が現役で動いています。3TB の HDD が入っているので、Time Capsule として使っているわけですが、4年経った今でも古さを感じません・・・というか、新しい Wifi ルーターの必要性を感じていません。何かと便利なのです。ただ、Apple は今後 Wifi 製品を販売しないらしいので、この機種で終わりです。Apple TV に無線 LAN ルーター機能が統合されるといいのですけどね。

今、何故、 AirPort Time Capsule なのか。最近、WPA2 規格の暗号キーに脆弱性が見つかり、それに対応するアップデートが昨日配布されました。対象機種は AirPort Express, AirPort Extreme を含む Apple の Wifi ルーターほぼ全てです。

アップデートの方法は、AirMacユーティリティーを開いて対象機種をクリックすると「アップデート」ボタンが表示されます。それをクリックするだけ。AirPort Time Capsule 802.11ac の場合だと、 version が 7.7.8 から 7.7.9 になりました。

今回の WPA2 脆弱性はかなり深刻なようです。WPA2 規格を採用している全ての WiFi 機器に影響が及びます。WiFi ネットワーク設定するとき、セキュリティーとして WPA2 を選択するのが普通です。これはもう10年以上変わっていません。まぁ、それだけ安全とされてきたわけです。

今になって、WPA2 の暗号化プロトコールに欠陥(KRACK, Key Reinstallation Attack)が見つかり、状況によっては、悪意を持った者が WiFi ネットワーク上のデータを操作したりウイルスなどの不正データを送り込むことも可能なのだそうです。これは困ったことです。ただ、同一 WiFi ネットワーク上に居る場合に限られるようですが。

今や、WiFi ネットワークを使っているのはパソコンだけではありません。スマホやテレビなどの家電も WiFi ネットワークに繋がっています。これらも全て脅威にさらされてしまうのです。より深刻なのは、市中に WiFi が飛び交い多くのスマホがそれに繋がっていることです。無料 WiFi って、そういった面では大変危険です。ホテルや公共施設などの無料 WiFi ネットワークも、機器に正しくパッチがあてられてないと危険性をはらみます。

有り難いことに、Apple と Microsoft はこの問題に既に対応しています。現状では、iOS と Windows の最新バージョンに脆弱性はないと言っても良いようです。他の OS を搭載した機種では、対応パッチが当てられるまで気をつけた方が良いのかもしれません。まぁ、理由は深刻でも、実被害がどれくらいあるかはわかりません。でも、被害を被ってからでは遅すぎるので、アップデートするにこしたことはありません。


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2017/12/07

Apple TV に Amazon Prime がやってきた tvOS 11.2

Amazon Prime の会員になったのは10年以上前です。購入記録メールで一番古いのが2007年1月で、その時には既に会員になっていたから、それよりも前になります。当時は、とにかく配送料が無料(厳密には年間で¥2,900 かかっていたわけですが)になると言うことでお得感から入りました。現在は年会費¥3,900です。年間で数十回は購入しているので配送料無料は大変お得です。

それが今や、配送無料だけでなく様々な特典が付いてきて、お得感は半端ないです。Amazon Web に記載されている特典は次の通り。

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音楽、本、ビデオ、写真保存、クラウドドライブなどなど、そしてもちろん配送料無料。これらの特典が全部 ¥3,900 で付いてくるのです。Amazonの回し者ではないけれど、これはもう入らないと損です。はっきり言って、Amazon Prime 会員になった頃は、ここまで付帯サービスが増えるとは期待してませんでした。Amazon って、凄い! としか言いようがありません。

そして、いよいよ、かねてからアナウンスがあった Amazon Prime Video が Apple TV にやってきました。無料だしコンテンツは大したことないのだろうと思っていたら、意外にも見逃してた映画やテレビ番組などもかなり含まれていて使えます。もちろん、有料コンテンツを入れると時間がいくらあっても足りないくらいの量になります。4K動画もあって、Apple TV 4K ではちゃんと4Kで見ることができます。

Amazon Prime 01
Amazon Prime 03 Amazon Prime 02

Amazon の品揃えは近所のスーパーの比ではないです。ネットで見つけて Amazon で買う。日用品や食品でも Amazon の方が安いことが多い。もちろん、割高だと買うことはないですけどね。PC関連や家電もほとんど Amazon で買ってますね。お店に行って探すのも面倒ですから。

Amazon が Google 製品の販売を取りやめたり、Google は YouTube の Amazon への提供を止めたりと両社の関係悪化が伝えられていますが、今のところ、Amazon と Apple は良好な関係を続けていると言うことでしょう。でも、いつ何時、この状況が変わって、Amazon が Prime Video の提供を止めると言い出さないとは限りません。いち消費者からすると、こういった「大人の事情」は理解できても不便きわまりないです。(笑)


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