2011/08/14

定番の MPEG Streamclip 1.9.2 操作方法

動画変換アプリは有償、無償とも沢山ありますが、やはり MPEG Streamclip が一番使いやすいです。OS X 10.7 LionになってからQuickTimeも機能アップしたけれど、やはりまだQuickTime Player 7の編集機能までは至っていません。また、QuickTimeはProに有償バージョンアップしないと編集機能は使えません。LionになってからはQuickTime Playerのインストーラーは付いてきませんが、ネットを探せばAppleのサイトでファイルを見つけることができます。

今回はMPEG Streamclipの操作方法をまとめます。
様々な設定があので奥は深そうですが、通常使う範囲では至ってシンプルです。QuickTime Player Proと同じで、ファイルをドラッグ取り込み → 編集 → 「Save as」あるいは「Export to」で保存するだけです。Batch処理も可能です。

起動してファイルを取り込んだときのメイン画面はこんな感じ。

MPEG Streamclip icon MPEG Streamclip Top

操作パネルは下に配置されており、ボタンもシンプルなので迷うことはないでしょう。
簡単に操作方法を説明すると、各ボタンの説明は下の図のようになります。
ボタンだけでなく、矢印キーも使うと更に操作性があがります。

MPEG Streamclip 02

ショートカットキーも用意されています。
ここで、In, Outの設定は、キーボードの「I」がIn、「O」がOutです。

MPEGはフレーム単位でしか編集できないので、編集するときはKey Frameまであわせておいた方が余分な画面が取り込まれず良いかと思います。Edit menuから「Go to Keyframe」あるいは「コマンド+K」で近くのKey Frameに移動できます。あるいは、前のKey Frameに移動なら↑キーを、後ろのKey Frameに移動するなら↓です。

In, Outを設定して、Edit menuから「Cut」で切り取り、「Trim」で選択範囲以外を切り取ります。

編集したファイルの保存は、「Save as」か「Export to XXX」で行います。
はっきりした記載はありませんが、Save asだと再エンコード無しに保存していると思われ、ファイルフォーマットの違いによっては保存できません。Export to ならば基本的に様々な形式に変換して保存が可能です。

Save asで選択できる形式は、MOV, AVI, MP4, DVです。QuickTimeだと編集保存するとMOVになってしまいますが、MPEG Streamclipなら保存にmp4を選択することができます。Windowsとやりとりするなら、mp4でないと何かと面倒なので大変ありがたいです。

Export to Other Formatsを選択すると保存形式を選択する画面が表示されます。

MPEG Streamclip Export to others

元動画と異なる解像度(Frame Size)を選択すると Professional 2D-FIR scalerで変換すると表示されます。これはほとんど変更する必要はないです。Frame Rateはブランクにしていると元動画と同じレートが適用されるようです。Apple TV用にFrame Rateを24に設定したければ、ここに24と入れれば良いです。特に気にする必要はありません。画質はどうしても気になりますので、Qualityを変更する程度でしょうか。100%が一番高画質です。

最後にPreferences画面です。

MPEG Streamclip Preferences

これも変更の必要はありません。Skip時間を変更したければ、青枠内の秒数を変更します。

MEPG Streamclipはバッチ処理も可能です。変換したいファイルが沢山ある場合は便利です。
List MenuからBatch Listを選択するとBatch List画面が表示されます。ここに変換したいファイルをドラッグするだけです。複数同時にドラッグしても、一つずつ変換保管方法を聞かれます。ちょっとわずらわしいですが、連続操作可能なので便利なことには代わりありません。

MPEG StreamclipにはYouTubeなどの動画を落として変換する機能もあるようです。(動作未確認)

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2011/08/13

Xilisoft HD Video Converter 6 による動画変換

Xilisoft HD Video Converter 6 (動画変換HDエディション)は様々な細かい設定ができます。Windows versionにはトリム機能なども付いているようですが、Mac版は変換のみです。変換する前にトリムなどの変換をしたい場合は、究極動画変換 for Macエディションならば動画の結合やウォーターマークを入れることもできるようです。Xilisoftの機能比較はこちら

アプリを立ち上げるとファイル追加画面が表示されて、そこに変換したいファイルをドラッグするだけです。プリセットの出力形式は非常に多いです。考えられる全ての形式がセットされていると思っても良いです。

ざっとこんな感じです。
Xilisoft 02

もちろん、自分の好きな設定を作って保存することもできます。
ちなみに、Apple TVを選択すると、ビットレートは最大5Mbpsまでしか選択できないので、自分でHD動画プリセットを作っておくと、好みに合わせて解像度とビットレートなどを選択することができます。

ビットレートの違いによる画質比較

やっぱり気になるので、m2tsファイルをビットレートを変えて変換してみました。
使ったファイルは、地デジから落としたm2tsファイルです。したがって、1440 x 1080iです。
これを1280 x 720に変換して、画面の一部を切り取って倍程度に拡大して比較しました。

まずは、変換です。
Xilisoft 01

こんな感じで7つのファイルを一気に同時変換できます。このときのCPU使用率は98.4%でほぼ100%を常時示してました。緑色のボックスに見えるのは、CPUコア数で、それぞれのコアの使用率を示しています。うちのiMacはi7なので仮想コアを含めて全部で8つです。これをフル活用しているわけです。

返還後のファイルサイズも表示されます。それぞれのファイルの変換進捗度も%表示されます。終了予想時間もかなり正確に表示されます。ちなみに、返還前のm2tsファイルの大きさは600MBでした。

※尾アナには申し訳ないけれど、画質の違いがよくわかる変顔を使わせていただきました。

Nishio Compare

オリジナルのm2tsファイルはVLCで再生しました。1080iなのでインターレースの縞がでますが、それでも質感は一番優れてます。12Mbpsと8Mbpsはほとんど区別できないくらいです。が、6Mbpsになると、首のあたりのシワとか口周りが少し乱れてぼけています。4Mbpsになると明らかに顔全体が単調になりあごの下にもデジタルノイズが見られます。2Mbpsだとその違いは明らかです。

変換ソフトのアルゴリズムによっても違いは出ると思いますが、Xilisoftを使う限りにおいては、やはり最低でも8Mbps程度にしておいた方が無難なようです。

ちなみに、プリセットApple TVの場合、高画質でも5Mbpsで、通常画質はわずか3.5Mbpsなので全然足りません。そのため、HD動画を選択して自分でプリセットを作った方が良いです。HD動画/H.264 MPEG-4 AVCを選ぶと、高画質設定で12Mbps、通常画質で8Mbps、低品質で4Mbpsになります。

オーディオ出力はモノ、ステレオの他、5.1サラウンドも選べます。

これで一通りリッピングからApple TV再生可能なmp4ファイルの作成が終わりです。